先日、石田順裕のヘビー級ランク入りを査定する公開スパーが実施された。JBCは1月末、つまり今週中には、その結果を発表するとしている。
1位なのか２位なのか順位は分からないが、晴れて日本ランキング入りが認められれば、石田は日本ヘビー級タイトルマッチに挑戦する事になりそうだ。
〝石田選手は、もしやることになれば今までで最強の相手、敬意を持って叩き潰したい。たくさんの人に見に来てほしい。ボクシングファンを巻き込んで盛り上げたい〟
と日本王者、藤本京太郎は対戦に乗り気の姿勢を見せている。
「素晴しいコメントですね。面白くなってきました。試合が決まれば、今度はオレの番です。どんどん盛り上げていきたい」
石田順裕も公開スパーのリング上で挑戦状を叩き付けて以来、早速の先制口撃を受けてこれに応戦した。
両者とも対戦が待ち遠しくて仕方がないといった様子だ。
藤本京太郎を応援する会
〝試合は4月30日を予定していますが、次戦はビッグカードが予想されます。近日発表になるかと思います〟
王者京太郎は、次戦4.30後楽園ホールでV2戦を予定している。対戦相手は現段階ではTBAだ。石田順裕のランキング入りを待って、正式にV2戦の相手〝石田順裕〟の名を発表する。
本石マネージャー
〝京太郎とのタイトル戦の話は、本当はサプライズで取っておこうと思ってたんですけど、どこからかバレちゃったみたいなんで、もう隠す必要もなくなっちゃいましたね〟
数々の海外ビッグマッチを実現させて来た石田順裕だが、国内でのビッグマッチとなるとツダジム移籍後、京太郎戦が初となる。
この話題沸騰のカードは、両陣営にとってお互いの看板ボクサーを懸けた大切な一戦、絶対に落とせない大一番だ。
また今回、４階級増量と言う前例を見ないケースに、慎重な態度を見せたJBCだが、新設した日本ヘビー級の未来のためにも、日本ボクシング界の活性化のためにも、石田vs京太郎というビッグカードは是非とも実現させたいだろう。
本人が望み、陣営が望み、協会が望み、そして何よりもボクシングファンが強く２人の対決を望んでいる。
石田順裕vs藤本京太郎、勝った方が国内最強ボクサーの称号を手にすることができる。両者が激突する日本ヘビー級タイトルマッチはまさしく待望の一戦だ。
早ければ今日、明日中にも発表か。石田順裕の日本ヘビー級ランキング入りの吉報が届くのを待とう。
4.30国内最強ボクサー決定戦の実現なるか？！
