パクボゴム出演
ミュージカル「Let me fly」
ソウルへ行く列車に乗らずに
ジョンブンの元に帰ってきたナムウォン
ナムウォンに、ヨンガンは見えませんが
ヨンガンはすれ違う時
ナムウォンを見ていたのが印象的でした
ジョンブンの元へ向かう ナムウォンは
もう駅での顔とは違って
落ち着いたスッキリとした表情に見えます
門扉を開けて ベンチで
泣いているジョンブンに声をかけます
「ジョンブナ」
✴︎ボゴムナムウォンは、この門扉の前で
一呼吸おいてから中へ
きっと 躊躇ではない、これでいいんだと
納得するように
あの汽車を逃したら
私は選択したのよ
「来る途中…」
私の思い違いだったらいけないけれど
ナムウォンは
ジョンブンのお父さんの事故を
来る途中で聞いている
ジョンブンの元に帰って来たのは
事故に遭ったと知る前の
選択だったんじゃないかと思います
ジョンブンは
お父さんの事故で、ナムウォンと一緒に
ソウルに行くのを諦めます
選択するって
もうひとつを諦めるって事なんですね
両方を自分の中で
天秤にかけてみるという行為
こんな辛い選択があるなんて
ジョンブン…かわいそうに
あぁ、ジョンブナのお父さん…!
なぜお酒を飲みに行ってしまったの…
しかも朝帰りって?…byネコバス
ジョンブナ〜
天秤の片方には
なんとも やるせない理由や
たまたまタイミングの悪い出来事や
きっと腑に落ちないことだって
あるかもしれないですね
それもまた現実なんでしょうか…やっぱり
そう言い終わると同時に
次の歌の前奏が始まって…
今度は 修繕部屋を
外側から内側の部屋の方に裏返します
ここがこれからずっと仕事をしていく
自分の居場所だと示すように…
ナムウォンの歌が始まると
ヨンガンは、自分のアームカバーを外し
ナムウォンの腕に通し、付けてあげます
自分のエプロンも取り
ナムウォンの頭からかけて
背中の紐も留めてあげるんです
ひとつづつ自分の身体から外し
ナムウォンの身体に…
ナムウォンは
僕達が一緒にいる日々を守るんだ
ジョンブンは
あなたを守る、自分には
何も無いけどあなたを一生守るって…
なんだがストーリーの始めの頃を
思い出しました[ブログ2]
ナムウォンがジョンブンの為に
「あの月も星も取ってあげる」と言ったら
ジョンブナが
「違うよ、あなたはあなたの星を!
私は私の月を取ろう!」って言ったこと…
2人は対等で
それぞれに違った夢があるように
ナムウォンには
ナムウォンの守るべきものがあり
ジョンブンには
ジョンブンの守るべきものがあるんですね
共にしながらも、それぞれの選択
このミュージカルのタイトルが
「Let me fly」
Let's じゃなくて Let me になってる
理由でしょうか
ナムウォンの腕の針山の
小さい針…
これが チュ・ナムウォンの唯一の剣
[ブログ4 ]歌「おかしくなりそう」で
ソンヒがヨンガンに
「これ覚えてる?」と 言って
歌った曲に同じ歌詞があります
(歌詞最後の「あなたの剣」が
ナムウォンは「僕の剣」になってますが)
これは、元々ナムウォンが言った
言葉だったんですね
だからソンヒが覚えてるかと…
デザイナーになる夢より
ジョンブンといる事を選択したナムウォンが
50年前に、ジョンブンに伝えた
大事な言葉でした
まるで、ナムウォンのプロポーズのような
指輪ケースに見えなくもない 針山のプロポーズ
「そんな小さいもので守るの?」と
ジョンブンに聞かれた「ナムウォンの剣」
あぁ、あの大きな針…
50年という月日を重ねて
そんな小さかった針が、こんなにも
大きくたくましい針になっているんだと
ソンヒが表現していたんですね
あの時、記憶がないヨンガンは
あの針の剣に
引っ張られるように翻弄されてましたが
ここのナムウォンは
逆に、自分が針の剣を操るように
歌っていました
針が剣になり、針山がまるで鞘のよう
剣を持つ チュナムウォン騎士
これからはこの針が
人生を守り、愛を守り抜く剣
これで世界を切り抜いていく…
なんだが男らしい顔になり、愛情たっぷりな
一世一代のプロポーズをしてるみたいな
そんな✴︎ボゴムナムウォンでした
いつか後悔したらどうするの?
ここが私達の月なの?
うん
これからはここが月よ
残念?
たくさん稼いだら
望遠鏡を買ってあげる
なるかもしれない
あの望遠鏡だ…ヨンガンが倉庫から
見つけて来た望遠鏡…
自分達の居場所がふたりにとっての月になり
がんばって働いて望遠鏡を買って
望遠鏡で宇宙全体を見よう
新しい星も見つけられるかも…って
大きな夢は諦めたけど
ここにまた新たな夢が生まれます
僕達だけの月で暮らそう
ナムウォンは ベンチの上に上がり
僕達がそれを選択するんだ!と
ジョンブンに手を差し出します
ベンチの上でふたりは
舞台だけでなく会場全体が
照明で宇宙空間のようになり
月のクレーターみたいな小さな丸が
たくさん映し出されて
客席の私達も宇宙に浮いているようでした
ふたりのいる場所は綺麗な月面で
ふたりは 綺麗な宇宙を見てるような
そんな美しいシーンでした
ふたりは手を繋いで
初めて自分達の月に降り立つように
一歩一歩大きく大きく
月面をふわりふわりと歩きました
(屋根の上に登り見下ろすと
花が咲いてるのを見つけ)
花に 手を振りながら
幸せそうに笑っているふたり
いつもふたりを見守ってきたあの花に
新しく名前が付きました
ヨンガンは
SUNNYと名付けられたその花に
近付き、しゃがみ込んで見ています
何があるかな
あなた!あなたは
私のヨンガンと呼ぶよ
なんだって?
おじいさんおばあさんに
なるまで…
死ぬまで一緒に暮らすから
うん、いいね!
僕は君のヨンガン
私?ん〜
少し考え花に目が行って
私はソニ!
ソンヒ(선희)…
善い意味の선に、嬉しいの희!
これから
善い事、嬉しい事だけが
いっぱいだから
この月で1番のどかに
暮らせそうな名前だよ
ジョンブナ、ジョンブナと
あんなに言っていたナムウォンが
初めてソンヒと呼びました
ヨンガンは、ジョンブンが「ソンヒ」と
名付けられたのを聞いて
肩を落としてうなだれてるよう
思いっきり甘く素敵に歌う
✴︎ボゴムナムウォンに代わって
ヨンガンが
なんてことだ
ソンヒがまさにジョンブンだったのに
と、歌います
ソウルに行かない選択をした記憶より
ソンヒに気が付けなかった自分に
ショックを受けているようです
この2曲のYouTube が見当たらなくて
残念だなって思っていたら
ホンジヒさんが、一部をインスタに…
アン・ジファン君の声ですが…嬉しい
ここの✴︎ボゴムナムウォンの話も
またしてみたい…
「ソンヒや2」の一部
ソンヒになったジョンブンを
愛しく見ながらナムウォンが歌うシーン
舞台袖からふたりの影たけを写してます
ナムウォンの言った
「どう生きても後悔する
大切なのは選択出来ること」
人は、選ばなかった選択に
大なり小なり必ず未練が残りますね
それは、しなかった選択の行方は
ずっと想像するしかなく
そして、選択した現実が
なかなか厳しくて、苦労も多いから
ふと空を見上げて、選ばなかった選択に
後悔や未練を 感じてしまう
だからこそ、誰でもない自分が
選択することが
責任になり、乗り越えるチカラになり
納得できる理由になる
そんな風に教えてくれてる気がします
[ブログ13]から続く
ヨンガンが記憶を辿っているシーンに
戻ってみようと思いますが
ヨンガンは
[ブログ15]に続きます →🔗
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