2015年弘前城を曳屋してから早10年
曳屋前の4月も見学会へ行っていました・・・
その時の貴重な記録写真
以前の位置を知らないというブロ友さんがいらしたので
蔵から探してみました
そして2024年8月4日
今年度で積み直しが完了予定になるので
最後のチャンスと思い「石垣積直し工事現場説明」へ参加
ヘルメットと軍手が準備されてました…
左端の足場から入っていきます
だいぶ積み上がりましたが、一日7個くらいが限度だそうです
依って一段積み直すには15~20日を要しました・・・
以前の石が割れてたり、ヒビが入ってるのもあるので石切りも
水はけを良くするため石垣裏には裏込石が・・・
シートの中は水分を含むと変形しやすい性質の土という土質検査の結果
解体時に取り除いた土に変形しないよう改良剤(生石灰)を加え補ったものを
再度石垣背面に埋め戻してます(時間がかかる訳ですね)
後方の弘前城位置も今だけの貴重な記録
石垣の角度調整も昔ながらの方法で・・・
新たに天守基礎部分などの耐震補強工事が必要となり
400トンのお城は約35mの深さが必要だとか
その支柱はこの丸いシルバーの中です
狭い足場をうんしょ・うんしょ汗だく
とても貴重な体験
左右で積み方が異なります
左は割石の布積 右は自然のままの野面積で丈夫なんだそうです
野面積は遺構として積み直さないとのこと!
展示コーナーは触れて良し
左から鉛製・鉄製・銅製
鉛製チキリは重かった・・・
裏込石へメッセージ書き込んで記念撮影も・・・
無料なのに至れり尽くせりで写真も2枚下さいました
やっこちゃん貫禄あり過ぎて載せられない
子どもたちも石割体験
2,185石を積み直す工事は今年度で修理範囲全体完了予定
見学会は非常にいい学びとなりました・・・
最後まで見てくださりありがとうございます(*^-^*)