先程、北海道へ家族旅行に行っている友達から写真付きの楽しげなLINEが送られてきた



一瞬、胸がズキンとしたが



すぐに思い出した








旦那さんが亡くなって1ヶ月後に引っ越しをしなければならなくなった時



車を移動させなければならなくなった



私は免許を持っていない



新居に駐車場はない



旦那さんの友達が一時的にご自宅に置いてくれることになった



2ヶ月後、旦那さんの友達が車を売る手配をとってくれた






毎週、休日は2人でいろんな所にドライブに行った



洗車も2人でワイワイいいながらした




車の中で、色んな話しもした



沢山笑った



ケンカもした


思い出が沢山詰まった車だ



旦那さんが病院に運ばれた日の1週間前、2人で洗車したばかりだった



わたらせ渓谷にドライブに行く予定だった



楽しみにしながら2人で洗車した




その車を手放さなければならいのは、辛くて堪らなかった



旦那さんの大好きな車を売らなければならないことを申し訳なく思った




その後、旦那さんのお友達から北海道の方が買ってくれることになったと聞いた




旦那さんが定年したら、フルムーンで北海道にドライブ旅行に行こうと約束していた



その願いは叶わないが



私達の思い出の詰まった大事な車は



これからも北海道の広い大地を走るんだと思ったら



嬉しかった



買って下さった方には感謝の気持ちでいっぱいだ



今日も私達の大事な思い出の車は北海道にあるんだと思うだけで救われる



いつか偶然、私達の思い出の車を見かけることができたらいいなと淡い夢をもっている



もしかしたら、旦那さんは時々こっそり車に乗ってドライブしてるかもしれないな








ペチュニアです❤️