もし結果が出なくて、それでも続けているとしたら。
変えなくてはいけない。
その時のポイントは、変えるための方法を変えるということです。
例えばなにかの習慣を身に付けたいと思ったら、それを必ず手帳に書く。
だけどいつも結局続かなかったとする。
だとすれば手帳に書くというやり方そのものが違う。
これはあるアメリカのテレビで
どうしても衝動的な買い物がやめられない人がいて、いくら決意しても、紙に書いても、友達に誓ってもやめられなかった。
この人はどうしたか?
クレジットカードを大きな入れ物に入れ、それに水を張って凍らせて、カードを簡単にはとれなくした。
とるには氷を解凍するか、削り出すしかない。
えっ、そんな事で防げるのか?
でも防げたんです。
ポイントは人は慣れ親しんだ方法で欲求を解消しようとするという事。
だけどそれをしようとすると、別のストレスがかかるとすれば、しなくなるのですよ。
例えば携帯の初期設定を徹底的に弄って使いやすくカスタマイズする人は少ない。
面倒だから使いづらくても初期設定。
ついつい食べてしまうのは、それが簡単になるように習慣化しているから。
取りやすいところに食べ物を置く。
買い置きがしてある。
必ずコンビニに寄る。
食べるのをやめられないのではなく、習慣を断ち切れないから。
だとしたら、食べるのをやめるのを誓って頑張るのではなく、食べる事のハードルを上げれば良い。
そうすれば変えられます。
いや、そこまでしなくてもと思うあなた。
はい、だから世の中は変われない人の方が圧倒的なのです。
今日書いた内容は脳科学と心理学の応用です。
もし変わりたいなら、ご自身なりに努力するとか、頑張ってみるのではなく、もう効果のあがる事のわかっている、科学的な方法を選択するのです。
それをプロから学ぶ。
それも方法を変える事なのです。