動きを読み取る力 | 新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿区四谷でトレーニングジム「ファンクショナルトレーニングラボ クエスト」を経営、TRXシニアマスターインストラクター、ファンクショナルピラティス/マスターエデュケーター、美圧ヨガ創始者、パーソナルトレーナー、セミナー講師 etc。そんな私の日常を書きます。

今週月曜、浜離宮朝日ホールで行われた「TRX スペシャルセミナー」
僕は「TRX パートナーエクササイズ」と「Rip アドバンス」の2コマを担当させていただきました。

2クラスとも僕が考えていたテーマは「基礎的なエクササイズのクオリティを上げる」こと。

そのために前者ではパートナーの存在があり、後者では段階的発展方法がありました。

特に後者の段階的発展方法では難しいと思われる動きがなぜ難しいのか見極める必要があります。

なぜ?はエクササイズごとに違いますが、ざっくり言えば「いくつかの動きが連動するから」

だから習得するには連動している動きを、いくつかに分解して練習して、少しずつ繋げていく。

というとってもシンプルな方法です。

例えば長文を覚えたり、楽器を演奏したりするのと同じ手法です。

ですから複雑に見える連動した動作をいかに読み取り、どこで分解するのか。

そしてどの順番で練習するのか。

なにとなにを繋げたら良いか。

それが大切ですね。

まず初動動作から練習するのが常套手段ではありますが。

動きによってはその終末動作を特に反復したりすることもあります。

それは動作毎にも違いますが、それを実施する対象者の動きのクセやレベルによっても変わります。

先日のセミナーはグループへの指導でしたから、平均的なアプローチをしながら、いくつかの例として、参加者の中で特異的な動きをしている人に参考になる方法を、あたかも一般論のように見せて気づいてもらうという手法を用いました。

実際、その場で動きに変化が起こり、難易度の高いエクササイズのクオリティが上がるのを実感していただけたようです。

ただ毎回試行錯誤です。

それがノウハウの積み重ねとなり、より多くの対象者への対応に繋がる。

しかしそれはとても時間がかかる作業です。

ですからクエストセミナーや今回のTRXのスペシャルセミナーなどでそのノウハウをできるだけ多くの方にシェアできればと思っています。

それにしてもTRX スペシャルセミナー、楽しかったです!

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