老朽化したものは、修復したりせず撤去が各地で相次いでいる。
そんなニュースをネットで見た。
その中で修復しない理由として、「歩きながら本を読む事を推奨している様で、教育上良くない」という父兄の声があったらしい。
それは少し短絡的ではないか。
勤勉の象徴である二宮金次郎と、駅や電車や道端で、ゲームやったり漫画読んだりしてる大人を同列視しているような気がする。
もし二宮金次郎の背景すら知らないなら、それを学び、なぜ彼がそうしなければいけなかったのか、そしてなぜその銅像が作られたのか、その時代性や普遍的な価値を、親や教育者がなぜ子供達に伝える事ができないのか。
今の大人はそれほど知恵がないのか。
さみしいなぁ。
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