年明け早々に起こった災害。

 

被災された方々、不安の中にいる方々、救助や支援活動をされている方々。

 

たくさんの人が緊張した生活を送っていることと思います。

 

 

 

 

元日の最初の揺れの時、私は娘と2人で外出から自宅に戻ったところでした。

 

上着を脱ごうかと思った瞬間に感じた揺れ。

 

 

すぐそばにあったテレビがガタガタと音を立てたので、私は咄嗟にテレビを押さえました。

 

 

 

高校生の娘は。

 

 

すぐにリビングの掃き出し窓を開け放ち、逃げ道を確保

 

そして揺れがおさまると同時に「すぐに高台へ!」と私に車へ乗るように指示を出しました。

 

 

娘が開けた窓から、家の前の地面がひび割れていくのを呆然とみていた私。

 

 

もたもたする私に「車が混み合う前にすぐ出発を。命が最優先。」と背中を押して娘は車に乗り込み、スマホで状況確認を行いながら、避難先の指示を出してくれました。

 

 

 

娘がテキパキと行動できたのは、中学3年間かけて行なった防災学習の成果です。

 

総合学習で学年全体で防災について取り組み、校外学習や修学旅行でも中越地震や阪神淡路大震災について学んでいました。

 

そして娘は「津波」について担当し、地域の中にどのような課題があり、避難の際は具体的にどのように行動し、自分にできる役割は何かを考えていました。

 

 

 

そんな娘に助けられ避難した先で、娘は忙しなくスマホを操作していました。

 

友人からくるリアルタイムの被害状況、そして津波の情報。

 

 

新たな情報が、知識に上乗せされながら気持ちを昂らせていくのがわかります。

 

 

 

こんな時、正しい情報はとても大切です。

 

そして声を掛け合い不安と興奮を鎮める仲間も。

 

 

 

パニックになって騒ぐわけではなくても、不安をカバーしようとするほどに不安が増して緊張が大きくなると、それは静かなパニックになります。

 

娘に助けられ、娘に寄り添いながら不安を少しずつ共有していきました。

 

 

娘はこの日、ご飯をほとんど食べず、お風呂にも入らず洋服のまま次男の部屋で休みました。

 

 

 

 

 

被害が大きい時に、まず人命優先で行動することは必須です。

 

でも被災の大きさに関係なく、人の心は不安定になることがあります。

 

 

洗濯機の振動や、風で揺れる木々に敏感に反応するなど、人は生きるためにすぐに身体が学ぶ生き物です。

 

 

 

 

自分は被災地から離れているから、大きな被害にあっていないから、もっと大変な人がいるからと、自分の気持ちを抑え込まないことは大切です。

 

 

小さなこどもや介助や配慮の必要な家族がいたりすると尚更、支える人は知らず知らずに気が張り詰めていたりもします。

 

 

 

 

くつろげないのであれば、張り詰めたその気持ちごと「今の自分」として受け入れていけたらいいなと思います。

 

どんな自分も、どんな気持ちも、今そこにいるあなたの命を保っています。

 

 

そして出来れば、誰かに自分の気持ちを話すことができたら少し楽になるかなと思います。

 

もちろん、嬉しいこと、頑張ったことなども話せたらいいですね。

 

 

 

 

明日から私の勤務する子育て支援センターは開設します。

 

年末年始のいろんなお話を聞かせて頂けたらなと思いますほっこり

 

 

 

 

 

 

 

プロフィール

丸山マチ子〈保育士・公認心理師〉 

詳しくはこちら

 

しずかなおうちきなりでは対象者限定で公式LINEでの相談に無料対応しています。
 
 
詳しくはこちらをクリック右矢印⭐︎⭐︎⭐︎
 
「相談」とまではいかなくても、聞いて欲しいなぁということなどメッセージを下さいねニコ

 

子育てカウンセリング・保育相談

 

しずかなおうちきなりでは、子育て・保育についての個別相談を行なっています。

 

子どもとの関わり・発達・子育てや保育の不安や苛立ちなどを相談できます

 

ひらめき電球2024年1月カウンセリング日程

 

 

 保育・子育て支援学習会案内 

 

ひらめき電球『子育て支援に向けて〜こどもの発達を理解する専門職講座』

 

 

『トラウマインフォームドケア学習会』準備中モグラ

 

『発達性トラウマの理解と支援』準備中モグラ

 

 

支援者講座を受講した方との継続した学習会を予定しています。

 

現場での取り組みの様子や悩み、あらためて確認したいこと、今後に向けての課題などを共有する場とします。個々のスキルアップと連携を目指します。

 

 

第1期から第6期までの支援者講座(専門職講座)の様子、

親子向け支援講座の様子はブログ内の

ひらめき電球『専門職向け講座の案内と感想』

ひらめき電球『子育て支援センター講座の様子と感想』

をご参照ください。

 

 

発達性トラウマの講座の様子は

ひらめき電球トラウマ講座の案内と様子

をご覧ください。

 

 

講師依頼について

 

『子育て支援・発達講座』

『乳児期・幼児期子育て講座』

『タッチケア講座』

『トラウマケア講座』

『ボードゲーム講座』

『おもちゃ講座』

などの保育園・公民館等の施設開催、職員研修などのご相談、ご依頼も受け付けしています。

保護者向け、職員向け等、対象者に合わせた内容を相談の上準備します。

お気軽にご連絡、ご相談下さい。

 

今までご依頼頂いた講座の様子はブログ内の

ひらめき電球『出張講座の様子と感想』

ひらめき電球『保育研修の様子と感想』

ひらめき電球『専門職向け講座の案内と感想』をご覧ください

 

 

 

 

お申し込み・お問い合わせ

 

 

 

もしくは

     mailto:shizukanaouchi.kinari@gmail.com

 

*お名前をご記入の上、ご連絡ください。

*LINE@の登録方法がわからない場合はをこちらをご覧ください。

*メールの場合、24時間以内に返信がない場合は迷惑メールホルダをご確認の上、再度ご連絡いただけますと助かります。  

 

※しずかなおうちきなり公式LINEは、私個人のLINEとは異なります。

支援者講座や学習会、ゲーム会などの先行案内は公式LINEでご案内していますので、必要な方は上記『友だち追加』よりLINE登録して下さいね。

     

 

 

虹ご訪問ありがとうございましたかたつむり