今日は年に一度の健康診断。
朝早くから色々検査をしてもらい、その後そそくさと映画館へ足を運びました
観たいけど、チャンスがないと諦めていた作品。
イオンシネマで上映していると知って、今日絶対に観に行こうと決めていました。
『福田村事件』
関東大震災に乗じて起こった朝鮮人などの虐殺、そこに端を発したかに見える行商人への集団リンチと殺害という、長く封印されていた事実を描いた作品です。
村社会が持つ閉塞感や、戦争が引き起こす人々の暮らしと心の崩壊、同族でないものへの差別などが絡み合うように“事件”へと繋がっていきます。
人それぞれが持つ「正義」があり、その正義が“痛み”に支えられていることに苦しくなるストーリーです。
群衆心理がいかに思考をストップさせるか
トラウマがどれほど人の暮らしを蝕むか
教育とは誰のために何のためにあるのか
いろんなことを考えました。
では希望がないのかというとそうではなくて
痛みを痛みとして受けとめ、目線を同じくして繋がろうとする人の姿もありました。
誰がいいとか悪いとかでなく、ひとりの人の中に詰め込まれたたくさんの体験や感情があり、相互に作用して出来事が生まれて、また人の体験となります。
“そうせざるを得ない”ことを私たち観客は知らされ、他の選択肢を必死に探しながら一緒に事件に巻き込まれるのですが、その無力さが実は希望となる…私はそう感じました。
関東大震災から100年。
100年分、人はどう成長したのか、していないのか、この作品はそんなことを考えるきっかけになるのではないかと思います。
あんまり上映されていなくて残念なのですが、たくさんの人が観たらいいのになぁと思いました。
せっかく買ったポップコーン🍿もほとんど食べずに2時間半釘づけで観ていました。
バリウムで重たいお腹を抱えて観た甲斐がありました
もしご覧になった方がいらしたら、ぜひ感想を交流しましょう
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