昨日、用事があって池袋まで出かけましたが、帰りに途中下車して大きなホームセンターに寄
りました。
あまり期待はしていなかったのですが、念のためにまな板とかステンレス包丁とかが、あるか
なあと。
行ってみるものですね、軽いまな板がありました！
これまで「軽いまな板」「軽量まな板」と書かれているものを手に取る度に、「どこが軽量
よ！」と心の中で叫んでいましたが、今日のは本当に軽かったです。
すぐに購入し、ネット通販で注文した方はまだキャンセルができたので、すぐにご辞退。
以前のキッチン道具の総取り替えに比べれば、これでもはるかにマシでしたわ。
それでも、不安はありますね。
わずか５、６年で「軽くした」道具や食器を「また重くて使いづらい、落とした、怪我をしそ
う」になってしまったのですから、今、軽いものに取り替えても、また５、６年経ったら買い換
えになるのかなって。
今でさえ選ぶのに苦労しているのに、この先どうなるのかしらん？
ちらりとそんなことが頭をよぎりましたが、その時はその時で考えればいいこと。
と言うよりも、その時の状況に合わせればいいことです。
以前も、そして今も、自分に降りかかった変化は、決して望んだものではありませんし、でき
れば来て欲しくなかったもの。
それでも、生きていれば、否応なく降りかかる「望ましくないこと」はあるものです。
自分で振り払うことができない変化ならば、その変化に智恵をしぼって対応するだけですわ。
これも考えようによっては、楽しい体験ともなりますし、それこそ自分の意志で楽しい体験に
してしまうこともできますしね。
というわけで、次は食器の取り替えです。
これもお鍋と同じく、手持ちをチェック。
必ず使う種類をピックアップし、重く感じて使えないものを調べ、それらを買い換えすること
に。
必ず使う物は､以下の通り。
・ ご飯茶碗、汁碗、箸、カトラリー
・ 直径26cm 皿（ワンプレートで盛りつけたり、肉・魚とたっぷりの野菜の付け合わせ
に）
・ 〃 23cm 皿（魚貝・肉・豆腐の焼き物・煮物に少量の付け合わせを）
・ 〃 16cm 皿（お菓子や小さい切り身の焼き魚など）
・ 〃 10cm 小皿（醤油皿、漬け物の取り皿などに）
・ 〃 17cm 中鉢（煮物、シチュー、洋風・中華風のスープ、あんかけにした炒め物、
サラダ、少なめの麺類、麺類の付け汁入れなど）
・ 〃 11cm カフェオレボウル（小鉢代わり。和え物、少量のサラダ、冷や奴、ヨーグ
ルト、麺類の付け汁入れなどに）
・小丼（けんちん汁などの具沢山の和風汁物、炊き込みご飯、おこわなどの実が多い和食の
汁物やご飯物に）
・舟形の変形鉢（中鉢よりもやや多めの量が入る。たっぷりの炒めた麺料理、汁麺の麺だけ
を盛り合わせる）
・マグカップ、グラス、陶器のティーポット、一人前用きゅうす
・グラタン皿（グラタンの他に温かいデザート作りにも）
・ケーキの撮影用に買った白いお皿が大小一枚ずつ
この他に、直径19cmの皿、直径11cmのガラス小鉢、陶器の中皿と小鉢のセット（７月に田舎
の爺様から持たされた）があります。
19cmのお皿は、以前はよく使っていましたが、今はほとんど出番がありません。小麦粉でケ
ーキを作っていたときのケーキ皿でした。
現在は小さめにグルテンフリーのお菓子を焼くので、これでは大きすぎます。そのため、
16cmの方が活躍しています。
どんぶりは、気に入ったのがなくて保留していたところ、舟形の変形鉢を購入したことで、買
いません。
変形鉢はどんぶり代わりになりませんが、変形鉢に麺を入れ、具入りの汁を中鉢か小鉢に入れ
てつけ麺のように食べていますので、買う必要もないなと。
丼物は、大盛りで食べることもないので、変形鉢か中鉢で充分ですし。
ライスパスタやビーフン炒めなども、変形舟形鉢で間に合います。
物は試しで購入したのですが、思いがけず使い回しができまして、おかげでどんぶりは持って
いません。
今回の入れ替え対象は、26cm、23cmのお皿、そしてリストラは19cmのお皿と田舎から持た
されたお皿と小鉢のセットです。
中鉢などはまだ大丈夫ですので、全員生き残り。
ガラス鉢はリストラも考えたのですが、グラスと色合いが揃っていることと、食器が少ないの
で残しておいてもバリエーションがついていいかなと考え、残しました。
まずは使うのが大変になったお皿とリストラ対象食器を食器棚から出して、じっくりと残った
食器類を見回しました。
私の食器類も基本のカラーがあり、ベースがアメ色。キャラメルソースのような濃いアメとミ
ルクキャラメルのような明るいアメがありますが、ほとんどの食器がこの色。
そしてアクセントカラーは白地に黄。
小丼やご飯茶碗、マグカップ、グラタン皿、ガラス鉢、グラスが黄色みを帯び、小皿が白にキ
ャメルの縁取りという以外、ほぼアメ色。
例外として、グラタン皿の一つが明るい緑色で、ご飯茶碗の一つがややグレーを帯びた緑色、
ティーポットが少しいろんな色が混じっていますが、だいたい他のものと違和感がないことと使
いやすいことで一緒におさまっています。
一番楽なのは、同じようなアメ色のお皿で薄くて軽い物を買ってくることなのですが、まず無
理です。
手持ちの26cm、23cmのお皿は日本製ですが、雰囲気はポルトガルやスペインの陶器。ぽって
りとした厚手の地に少し濃いアメ色で模様が入っています。
以前に買うときもずいぶん苦労し、ようやくアウトレットで見つけ、「一生これで良い」と5
枚ずつまとめ買いしたのですが、いやはやキッチン関係で一生物はないと、しみじみ感じまし
た(^_^;
道具や食器は人の一生よりも長く存在するかもしれませんが、使う側の私は老いる、弱るで、
とても死ぬまで同じ物は使えません。
これを教訓に、まとめ買いはせず、サイズを揃えてバラバラに買うことにしました。
最初からバラバラなら、一枚割って買い換えても、「あ、これだけ違う」ということはありま
せんし。
いろいろとあった方が、その日の気分で楽しめそうですしね。
そしてアメ色の薄手のお皿は、たぶんないと思います。
16cmのアメ色のケーキ皿は薄手の磁器ですが、お店の人も「珍しいんですよ」と言っていた
くらい。
ええ、なぜかアメ色はお皿自体が色の雰囲気に合わせるのか、ぽってりとしたカントリースタ
イルで厚手なんです。
たまに売り場で食器を見るとき、アメ色も見てみるのですが、薄手はまずないです。
そうなると、それ以外の色になるんですが、さてさてどうしたものかと考えまして、昨日、池
袋でデパートの食器売り場も見てきたんです。
夢を語れば、お食事用は九谷焼で、ティー関連はアビランドかエインズレイ、マイセンで揃え
たいところですが、いかんせんその食器を置く我が家の室内環境を思えば、あまりにも不似
合い。
そしてお気に入りだったポルトガル・スペイン風の食器も、そのぽってりさが仇となって
持てない。
薄手で、我が家の基本カラーに合って、手持ちのアメ色や白地に黄の食器達とマッチして
となると……消去法でこれしかないかな、と。
というわけで、とりあえず白いお皿を26か27cm、23cm、一枚ずつ買ってみることにしま
した。
撮影用に購入した白いお皿は、一枚は23cmなのですが、普段には使わないので適当に買った
ため、重いんです。
「え～、白って基本じゃない。どうして消去法？」と思われた方も多いかと思いますが、これ
までに何度か白いお皿を使ってみて却下したんです。
確かにお料理やお菓子の写真を撮る場合は、白はよく映えます。これはお料理ブログを始めて
私も実感し、“撮影用”に買いました。
ただ普段の食事を入れるとなると、抵抗がありました。
それは、盛りつけがすごく難しいこと。
白はきれいに見える反面、アラも目立ちます。そして和食は、白に合わない物がたくさんあり
ます。
3年ほど前に31キロのダイエットに成功して、現在もBMI19.1をキープしている身としまして
は、普段の食事の基本は和食。
洋風、中華、エスニックも作りますが、圧倒的に多いのは、一汁二菜を基本とした和食なんで
す。
アメ色は和洋中のどれにもそれなりに合ってくれて、とても重宝したのですが、少なくとも私
には白は難しい色です。
とはいえ、こういう事態になってしまい頭を抱えているときに、ふっと思いついたのですよ。
「難しいかもしれないけれど、白いお皿でそれなりに見栄えする工夫をしてもいいんじゃない
の？ 今までと違うことをする良いチャンスだし、おもしろいかも。工夫しているうちに、どこ
かで薄手のアメ色のお皿を見つけられるかもしれないし。もともとのアレルゲンに加えて麦・
乳製品・卵なしっていう条件でさえ、これだけいろんなレパートリーができたんだから、白いお
皿で楽しむのもありなんじゃない」
それにいろいろなブログを拝見して、とてもきれいに白いお皿を生かして盛りつけていらっし
ゃる方々もおいでですし、私がそこまでできるかどうかは別にしても、こういう新しい楽しみ
方もあるかもしれないと。
今日は雨ですが、これから図書館へ行く用事がありますので、それを終えたら白い軽いお皿を
まずは一枚ずつ購入してきます＼(^_^)／
また素敵なブログへお邪魔して、センスの良いブロガーさん達の白い食器使いを参考にさせて
いただくかと思います。
あとは食器棚から出た食器類を某NPOに寄付しますが、それは晴れてから。
さてさて、それではお出かけします！