サイエンスプロジェクト ドクターに感謝 | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

夏から始めた
動物病院でのボランティア
なかなかサイエンスプロジェクトのテーマが決まらず
ドクターのご相談。
一緒にプロジェクトをしてくださる事に。

お忙しい中、嫌な顔ひとつせずに
サポートしてくださいました。
むしろ、楽しんでくださっていたような。
クリスマスをはさんで前後
2回も実験してくださいました。

実験で使ったものは
ほとんど
動物病院にあるものを使わせて頂きました。

バクテリアの培養ですから
素人の私ではサポートしきれなかったです。
みただけで何のバクテリアかもさっぱり。

実験に使ったシャーレは
あとでお支払いする事になっていたのですが
先日、代金をお伺いしたら
「いらない」とのこと。

なんと感謝したら良いか!

このプロジェクトで
ドクターが見せてくださった
実験のやり方など
予定表を作ったり
表示した紙を下に敷いてやったり
手順や扱い方などなど
本当にいろいろな事を教えて頂きました。
本当に良い経験を娘はさせて頂き感謝です。

アメリカでは
いろんなサイエンスフェアがあって
とても盛んです。

大きな大会で入賞したものは
とても中学・高校生がやったものとは思えないものばかり。

Google主催のサイエンスフェアの入賞者は
17歳の男の子で
インフルエンザの新薬を開発したとか!
医学部や薬学部の生徒ではなく
高校生です!

体温で光を生み出す方法を開発した高校生も
上位入賞者

こんなの一般家庭や普通の高校ではできないですよね。

そういう実験ができる設備と
サポートしてくださる専門家が必要です。

親や知り合いにそういう関係の人がいると
とてもやりやすいですね。

今回、ドクターが協力してくださって
本当にそう思いました。

そして

アメリカにはそういう若い世代を職場に受け入れて
研究するチャンスを与えてくれやすいと思います。
忙しい中、何かあったら訴えられるかも知れないのに
快く受け入れてくださる事を本当にありがたく思います。

娘は実験もあって
夏休み後も毎週金曜日や学校のお休みの日には
動物病院でボランティアをさせてもらっていました。

「実験が終わったからって、ぱったり行かなくなったらダメよ」

と、言ったら

「そんな事しないわよ。高校卒業するまで続けるから!」

と、言っていました。

獣医の仕事、好きみたいです。
昨日は犬の腫瘍摘出手術があって
「あんな大きな腫瘍、見たこともない!」と言っていました。
その顔が興味津々な顔です。

そしてドクターが好きなんだそうです。
面白くて優しくて、
もう60歳過ぎているそうなのですが
いつも元気はつらつです。

病院のナースたちもみな良い人たち。
先日行ったら一人のナースが
「私、今日失敗しちゃったのよ」と言うのです。
何かと思ったら
実験に使ったバクテリア培養の箱を
なんだろう?と開けてしまったとか。
バクテリア、ものすごく臭いです。
知らないで開けてしまって
ものすごい匂いで
離れた部屋にいた別のナースにまで
匂いが伝わったとか(笑)

親切な方々に囲まれて
沢山の事を学べて
娘は本当にラッキーだと思います。