アメリカの大学に受験する為には
SAT
と言う試験を受けなければいけません。
数学とReading,そしてWriting
ただ、2016年からWritingはなくなると聞きます。
娘が受験する前ですから
3科目の中で一番苦手なWritingがなくなるのは
彼女にとってはラッキーです。
この試験は通っている高校で受けます。
受験まで何回も受けても良いらしく
大学によって
全ての結果を出すところと
一番良い結果だけを出す大学があるようです。
さて
SATの前に
PSAT (Preliminary SAT)
と、言うのがあります。
SATの半分ぐらいの量の試験のようで
練習といった感じなのですが、
いやいや
これがあなどれないのですよ。
いつでも受けて良いのですが、
本番は11年生
10月に行われるPSATは
奨学金がもらえるかと言う大事なテストになります。
PSATを受けた11年生の成績トップ50,000人が
奨学金を申請する資格を与えられます。
その後、更に振るいにかけられて16,000人が
次のステップに上がれます。
それにはPSATの成績だけではなく
課外活動、受賞したもの、エッセイ、
そしてリーダーシップポジションなど
申込書に書き込みます。
そして、更にSATの成績なども入れて
最終的に8,200人ぐらいの生徒が
晴れて奨学金が貰えることになります。
この奨学金の良い所は
親の収入に関係がないと言うことです。
お金のあるお家は問題ないです。
お金のないお家もたくさん奨学金があります。
問題は
そこそこ収入があるけどそんなにたくさんないお家。
年収1000万円から1500万円あたりでしょうか。
お金のない家庭が受けるニーズベースの奨学金は貰えません。
かと言って年500万円の学費なんて払えません。
そして、我が家はそんな家庭に入ってしまいます。
でもね
8,200人ですよ。
子供たちの学校のウェブサイトによれば
受験者は1.5億人!! (日本の人口って・・・)
確立にすると1%より少ないそうです。
その中の8,200人に入れるってことは
一流、名門、難関私立大学に入れるってことです。
我が家のような世帯収入の子なら
この奨学金はありがたいですよね。
じゃあどんな子がそんな奨学金をもらえるのか?
いましたよ。
子供たちの学校の一昨年の卒業生に。
しかも2人も!
一人は明らかに日系のラストネームなので
とてもよく覚えています。
彼はとにかくいろんな賞を取って
よく学校のウェブサイトに名前が載っていました。
サイエンスフェアでも国際レベルまで行って
地元のTVにも出演していました。
その奨学金で何をお勉強しているのかと思ったら
ギター
頭の良い子はいろんな才能を持っているのですね。
当時の学校のウェブサイトによると
スタンフォードなど一流の大学からのお誘いを蹴って
地元の州立大学を選んだそうです。
ギターをメインにバイオロジーも学ぶそうで
両方の分野で優秀なプログラムがあるからだそうです。
どんなことにもよく考えてチャレンジし、責任を全うし・・・
など校長先生もべた褒めです。
お勉強だけでなく、課外活動などもいろいろやってきたようです。
彼と彼のご両親、きっと素晴らしい方なんだと思います。
普通、名前につられて有名私立大学を選んでしまうでしょう。
学費は勿論、住居費など十分奨学金が出るので心配ありません。
けれどもきちんと現状を把握し、
自分が何をしたいのか、どこでそれが効率よく学べるのかを
しっかりと見据えての決断なのだと思います。
そういう考えをしっかり持った生徒が
こんな凄い奨学金の対象になるのでしょうね。