グランマーにお願い事 | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

グランマーに最後に会ったのは
彼女が亡くなる半年ほど前です。

既に93歳になって病気がちになっていました。
一人で暮すのも不可能になり、
長男である息子夫婦と一緒に住んで
お鼻に酸素のチューブを差しながら歩いていました。
(アメリカでは酸素と共に歩いている人をたまに見ます。)


体は弱っていましたが、頭はしっかりしていました。
ソファーに座って、手を握りながらお話しました。

当時、私は不妊治療をしていました。
グランマーにお願い事は

「今、赤ちゃんが欲しいと思っているんだけどなかなか出来ないの」
「おばあちゃんも赤ちゃんが来るように祈っていてね」

でした。

そして、翌月、妊娠したんです!!


ダディーは結婚した当時は
まだ赤ちゃんは要らないと言っていました。
お義母もその事は知っていて、
30過ぎて子宮筋腫の手術経験がある私は
早く赤ちゃんが欲しいと言っていたので
お義母さんは良い顔をしていませんでした。
彼女はいっつもダディーの味方です。

やっとそろそろ親になっても良いなと思ったら
コウノトリさんが来ない!!
そんな時でした。

妊娠した時、ダディーは自分の家族に知らせませんでした。
彼の家族は複雑で、誰が一番先に知らせを聞いたかで問題になるし、
もしも流産とかになったらまたひと悶着あると心配していたようでした。

でも、いよいよグランマーが危険な状態になり入院したと聞いて
私が妊娠していることを
グランマーの近くに住んでいるダディーの従兄弟に話し、
グランマーに伝えてもらいました。
その時、私は妊娠5ヶ月ぐらいでした。


グランマーはお見舞いに来た義母や義姉に
来年はダディーの所に赤ちゃんが生まれると嬉しそうに話したそうです。

ダディーが赤ちゃんを欲しがっていなかった事を知っていた
義母と義姉は
なんと
グランマーがボケちゃったんだと思ったそうです!

ああ、可哀相なグランマー・・・


私の妊娠を知って、3日後にグランマーは息を引き取りました。


できれば、赤ちゃんの顔を見て欲しかったです。
ダディーの家族では10数年ぶりの赤ちゃんでした。


片手で数えるぐらいしか会った事がなかったけど
いつもニコニコしていた小柄のグランマーを
今でも時々思い出します。