CHUWIのミニPC(RZBOX-5800H)を買ってみた その2 です!
今回のテーマは
M.2 SSD の冷却
前回のネタはこちら!
前回、RZBOX-7800H を使ってみたが、ちょっと気になるのがSSDの温度
FF14ベンチを回した後のSSD(SMART)↓の温度を見ると
開始前 54℃
最高温度 75℃
平均温度 62℃ である!
アイドリング時で50℃超えているのはどうか? ちょっとヤバイ(;'∀')
メーカーサイトには
「静かで効率的な冷却システム」
「RZBOXには8mmの銅製ヒートパイプを内蔵しました。ブラシレスモータファンを採用し、長時間使用しても温度が安定しています。」
と書いてあるが、APUは確かにゲーム終了後には温度が下がっていくんだけども
実はマザーボードのAPU側にはヒートシンクがありクーラーが回っているので冷えるんだけど、裏面のメモリーとSSD側には通気口さえ無い!
本体裏面の合金ケースのみである。
ケース開けてみた↓
メモリーは↓これ!
2スロットのうち、1スロットは開いているので簡単に追加メモリーの増設ができる。
SSDがこれ!
何の冷却工夫もない。
もう1つ空きスロットがあるのでSSDの増設は簡単だが、高温になるSSDを2本も挿したらそれこそ60℃オーバーになるんじゃないかと気が気ではない。
もちろんゲームなんかしなくても1時間以上起動していれば50℃以上になってしまうのは当たり前のような気がする。
なんか工夫できないかなぁ?
と表も開けてみよう!と思ったが、どうやって開けるのか?
見てみると、背面の四隅にネジがあるので、多分これを外して本体ケースから引き抜くタイプじゃないかなぁ?
※ちなみに1つは封印シールの下です。
と思って見ると。+ネジじゃなくて六角ネジみたい。
「1.5番」で回せます。
ネジは外したけど、バカっとはずれる訳もなく。よくよく見てみる。
3か所のツメで閉じられている。
内1本は本体ネジのすぐそば!
マイナスドライバーとか使って抑え込んで外そうとしたけど、実は目の病気でよく見えないのだ。
粘ってみたが、どうもツメを折る覚悟でやらないといけないので、今回は諦めた。(;^_^A
届いて1日で壊すのはヤバイっす!(笑)
※裏蓋を閉じる際には向きに注意すべし。
ツメの写真をよく見てもらえれば気付くと思うが、ケース縁に出っ張りがあります。
裏面ふたをよく見れば凹みがあります。
SSDにヒートシンクを
SSD用のヒートシンクを熱伝導両面テープ↑で固定します。
使うときは本体を平置きするとSSDが下面になるのでヒートシンクが外れて落ちないように、カプトンテープで固定しました。
※カプトンテープ:耐熱・絶縁テープ
ヒートシンクは大きすぎると、底面ふたをしめられない可能性もあるので高さに要チェックです。
ちゃんと隙間が空いているので、問題なくふたを閉められます。
欲を言えば、ヒートシンクと合金ふたが密着すればもっと確実に冷えるのになぁ~っ!(;^_^A
冷却結果
PCを起動した直後では、40℃程のSSDの温度でした。
事務で使う事しかないので、GPUを使わない状態でデータの読み書きとサーバーとのやりとりを考えて(いや、テストするだけだろww)、CrystalDiskMark(Ver8)を実行してみました。
PC起動直後 38℃
最高温度 58℃
平均温度 46℃
記録時現在 44℃
CrystalSiskInfo(Ver8)は54℃を示しているが、それは情報の更新をしていない為で、実際には44℃に落ち着いている。
※常に50℃以上で稼働続ければ、SSDが故障するのは時間の問題である。
このPCには絶対に冷却が必要である!
考察
夏は部屋に冷房が入っているので冷えやすいと思うが
冬はどうだろうか?
暖房入れるよね(;^ω^)
ひょっとして小さなスチールラックみたいなやつを台にして、ラック(台)にケースFANを付けて下から送風冷却しなきゃダメかもだなぁ。
※ヒートシンクは熱伝導両面テープがついているのが多いと思いますが、付いていない場合は自分で別途購入する必要あり。
自分で買う利点:色々な厚みのテープがセットになったものが選べる
※ネジでヒートシンクを固定するものもあるけど、それだと土台の厚みがプラスされ両面テープは2枚使うので高さが高くなりすぎるかも知れないので注意。
… 今回は以上、次はモニタ!?
↑ここで使った色違い品
↑ここで使った品