CHUWIのミニPC (RZBOX-5800H) を買ってみたので備忘録を!
CHUWIってやっぱり中国メーカーだよね?大丈夫かな?
…という心配もあったが買ってみた。仕事用!ゲームはしないww
※「ツーウェイ」と読むらしい。中国の深圳市(シンセン)にあるメーカー
日本語ホームページあり ⇒ https://www.chuwi.com/jp
STEP.1外見
箱はしっかりしていた
[中身]
…以上である(;^_^A
※ACアダプタは中国製によくある3ピンタイプで、サージ用ピンが邪魔で、日本の2穴コンセントにははまらないので要工夫!
横に穴のあるコンセントならサージピンを無視する形で差し込む事ができる。
[AC/DCアダプタ]
アダプタの入力は100vの1.5Aなので150W。出力は19.0vの4.74A つまり90Wで、中心が+の黄色い差し込みとなっている。
本体前面↓
[本体前面]
1xUSB2.0 / 1xUSB-C(2.0) / 3.5mmイヤホンジャック / 3.5mmマイクジャック / Powerスイッチ
本体背面↓
[本体背面]
電源IN / DP出力 / HDMI出力 / D-sub15ピン(RGB)アナログ出力 / 2xRJ45(Gigabit) / 2xUSB-A(3.0) / 2xUSB-A(2.0)
側面は何もなし。縦置き用のゴム足すらない。
本体上面↓
[本体上面]
冷却用空気取り入れ口あり。中にFANが見えるのでこの面をふさぐのはNG
本体底面↓
[本体底面]
分解用のネジとゴム足。つまり縦置きにしてもいいけど横置きの方がいいよ!という事らしい。
STEP.2スペックを見てみる
・APU:CPU⇒AMD Ryzen7-5800H / 8コア16スレッド / 周波数3.2GHz ターボ時4.4GHz /キャッシュメモリ L2-4MB , L3=16MB / TDP45W (35w~最大54W)
GPU⇒AMD Radeonグラフィックス / Vega8 GPU搭載 最大1750MHz,10bit出力対応
※なぜvega8 なんだ? 10にしてくれよぉ~! GPUの2コアの差!たった2コア、されど2コアww
・メモリー:DDR4-2666MHz(PC4-21300) 16GB SO-DIMM (1スロット使用/空き1スロット/計2スロット)
※1枚なので高速動作のデュアルチャンネルが必要ならメモリーを買い足す必要あり
・記憶装置:NVMe M.2 SSD 512GB (M.2スロットは2つ!つまりSSD追加が出来ます)
※説明には諸説あり、最大1TB? 5TB? 2TB? どれなんだよ?はっきりしろよ!と怒鳴りたくなるww
確認しようにも2TBのSSDとか持ってないし(;'∀')
・ネットワーク:有線LAN(Gigabit-LAN) x2
Wi-Fi6(802.11b/g/a/n/ac/ax)対応 & Bluetooth5.2
※複数のネットワークに入れるので閉鎖(社内)LANと外部インターネットにそれぞれ同時接続できるし
自宅サーバーも構築できる。また同じネットワーク内だと高速化が期待できる!
・出力:ディスプレイポート(DP)とHDMI2.0(4K@60Hz)、RGBアナログポートがあるので、最大3つのディスプレイに繋ぐことができる。USB-Cがあるじゃないか!?(; ・`д・´)…でもこれはthunderbolt非対応です!なんせUSB2.0ですからね(;^_^A
私はデュアルディスプレイ派なので事足りるがww
STEP.3❏使ってみた❏
【1】初回起動で日本語環境に設定
中国製!という事は日本語Windowsが入っているはずもなく、たぶん英語版なので日本語環境に設定する必要があります。
搭載されているのは Windows11 Home x64bit
順に設定していきます。
①まず「日本語」を選択
②国または地域に「日本」を指定
③
④
③キーボードレイアウトに「Microsoft IME」を指定
④2つめのキーボードは「スキップ」
⑤
⑥
⑤ライセンス契約
Microsoftライセンスを取得済みまたは取得予定でパスワードを掛けたい人はこのまま進みますが、今回はオフライン(ローカル)アカウントを作ってパスワード「無し」で設定したいのでLANケーブルを抜きます。Wi-Fiは接続しません!
⑥ローカルアカウントを入力します
⑦
⑧
⑦パスワードは「なし」に設定したいので「空欄」のまま進めます[次へ]
⑧プラスバシー設定は適当に!私は全部 OFF「いいえ」にします
暫くするとデスクトップ画面となります。
[デスクトップ画面とスタートメニュー]
タスクマネージャーを開いてみました
やっぱりCPUが16こも表示されると気分いいです(笑)
以前は4個とか8個でしたからね。
【2】キーボードを109に変更
日本製(?)のパソコンでないなら、インストールされているWindowsはJapaneseではない可能性が高い!上記のセットアップで日本(日本語)を選択しても、完全に「日本語」に適応する可能性は低い。
特にキーボードはUSBキーボードならHIDキーボード(101キー)になっている事があり、キー配列が接続されているキーボードとは一部異なる場合がある。
※例⇒ \ @ [ ] / などが入れ替わっている事がある。半角で試しに入力してみる事をお勧めする。もし入れ替わっていたら調整しよう!
[KeyBoard]
[Windowsキー]→[⚙設定]→[時刻と言語]→[言語と地域]→[日本語(…)]→[オプション]→[キーボードレイアウトの変更]
ここで選択肢の中から『日本語キーボード(106/109キー)』を選択する
【3】各ツールのメニューの日本語化
メモ帳やペイントなどが「notepad」や「paint」のように英語のままなら、開いてみるとメニューが全て英語のままになっている事がある。使い慣れているなら別に英語表記のままでも問題ないが、やっぱり「日本人」だもの「日本語」メニューがいいですよね。
(;^ω^) という事で、キーボードと同じような設定をします。
[言語と地域]内の選択肢を全て日本語に設定しましょう!
[日本語表示設定]
特に、[優先する言語]で[言語の追加]をクリックして「日本語」が選択できるようなら、まだ未追加なので追加しておきましょう。追加言語に「日本語」が選択できなければ追加済みです。
写真のように全て追加出来たら、Windows Update を繰り返していれば、そのうちツール名やメニューも日本語になります。
※私の場合、これで修正できたけど、ひょっとしたら別の設定手段があるかも知れません(;'∀')
【4】ベンチマーク
❏CrystalMark2004R7
Mark 760,710
… って かなり良いのでは? APUにしてはすごいなぁ~っと(笑)( ´∀` )
❏Cinebench R15
OPENGL Result67.71 CADとか使わないので 40fps 超えていれば特にいう事ないです
CPU Result1873 いう事ないですね。 Core i7-3930K(6c/12t 古いw)で1096 だそうなので。今のパソコンの性能を理解していないだけ!ww
❏Cinebench R20
CPU シングル Result 544
えっとぉ…16c/32t-3.4GHzのスレッドリッパー(400)より良いの?(´・∀・`)ヘー
❏Cinebench R23
CPU マルチ Result 10803
CPU シングル ResultResult 1387
Intel Core i7-1165 と同等性能。うん、普通の事務用PCとしては何も言うことありません
❏FF14(Endwalker)
ノーマル設定(1280x720標準品質デスクトップ) Result 5223 普通 となりました
高品質モードにすると…(;^_^A ダメそうです
❏FF15
標準品質 Result 1155 動作困難
既にこのモードでダメ出しされてますww
❏ドラクエ10 (DQX)
標準品質 Result 16654 すごく快適
最高品質 Result 12239 すごく快適
❏PCMARK10
標準設定 Result 5733
❏結果考察
性能的には、「重いゲーム」を長時間するのでなければ申し分ない性能のPCだと思います。
本体も冷却性を考えて「アルミニウム・マグネシウム合金」製という事もあり、ゲーム中は100℃超の高温にはなるが、直ぐに冷えてくるのでなかなか良いと判断できました。
本体を触ってみても熱い!とは感じませんでしたが、大丈夫なのか?そんなに冷えてる? わかりません!
ただ、SSDのSMART情報での温度を見ると、SSDは冷えていない!と言わざるを得ません。
次回はその点について!
…今回は以上!