先日電車に乗っていた時のこと。有名私立大の学生が二人で話していた。就職活動が順調で複数社から内定をもらっているよう。一人がこう話した。
「僕は⚪︎⚪︎(会社名)には行きたくないな。だって、人事がダメそうだもん。僕の質問全く理解していないよ。」
人事としては悲しいコメントだ。採用は人事の中でも定型業務があり、比較的入りやすい。従って、若手や部署異動してきた人の訓練の場ともなる。
と言い訳しつつも、優秀な人材を逃しては元もこうもない。優秀な学生を採るときはこちらもベストの布陣で行く必要がある。特に知名度の低い外資では、若手のリーダーを使ったり、社長自ら面接をするなど「この人一緒に働きたい」と思わせることが必要だ。