”芦ノ湖”の1日目は・・・深良水門で。 | ホボ底釣りの「野べら釣行記!」

日曜日の深夜1時前、出発時に雨はほとんど降ってなかったが走り出してどんどん雨足が強まってきてた。

雨の日の釣りも、ま~エエやろ!と準備万端でハンドルを握る。

1年ぶりの”芦ノ湖”に気合入り過ぎて早めに箱根の山を登りだしていた。

4時前にやっと明るくなってきてコンビニに寄って朝食タイム。

雨はすっかり小降りになってて硫黄の匂いを嗅ぎつつサンドイッチ食いながら駐車場で一人、小雨に煙る箱根の山を見下ろす・・・・。

硫黄の臭い嗅ぐと”また来ちゃったな~”ってなる。

まだ時間早すぎるんで運行前の静かな”強羅駅”に寄ってみた。

芦ノ湖に数年通ってるけど、車停めて箱根登山鉄道を見るの初めてだったりするのでありますょ。

思えば当日の釣りの事ばっかり考えつつ”芦ノ湖”に来てたな~・・・と。

こんな事してオジサンになった?今もそんなに変わっちゃいないか。

 

前日にポイント予約と様子を伺うべく電話したら、良い日とそうじゃない日が有るんで・・・と。

んじゃー当日行った時に決めんべ!って。

そして初日は”深良水門”にいってみたのであります。

浮き桟橋の水門向きで21尺。

21尺ラインだと底見えてね?桟橋の真下を偏光グラスかけてよ~~く覗くと底見えてんじゃね?。

そんでも釣れれば良ーか、とタナ取り始めたけど藻が邪魔してぜんぜん底取りができない。

もうこうなると勘と経験でスタート、まーとにかくエサ打つべ!と。

5時40分頃に両ダンゴ打っていく。

やっぱ水が綺麗だな~って2投目で浮子がモゾっ。

3投目でフワ。

打ち返すたびに藻が針に付いてくる。

そして早くも浮子が入らなくなってしまった・・・肩から先が。

まずはエサ硬くするために芯華を更に降りかける。

それも直ぐに効き目無し。

そして練る・・・ブルが来た、それも3つも。

これでいくらか静かになった。

ハリス張る前からブルが邪魔してるようだったけどやっとすんなりエサは入りだす。

そして1枚目が出てくれた、40手前のが。

馴染んで直ぐに”クっ”て1節。

小さいアタリ取るの、好き!。

これが底釣りの面白さ。

時刻はまだ6時30分・・・このまま何枚出るのか桟橋の上でクックッ・・・と写真撮りつつニヤケる俺だったのだります。

 

しかしここから外道連発、ウグイにバス!にブル。

ヘラが何処に行ってしまったの?って11時にカツ丼喰いつつ考える俺。

1枚出てからもうこの時間経ったの?、後ろ側の桟橋に入ってる常連さん2名も出てないと・・・。

雨が降ったり・止んだりでソコソコ寒いくらい。

ライドダウンの上着を着て来ればよかったな~って思いつつ、午後の釣り開始。

冷え込んだからかな~、雨の芦ノ湖って釣れる?釣れたイメージなんだけどなーとグルテン作ってセットにしてみたけど・・・不発。

 

後ろ側の桟橋の常連さんが早上がりしていった!。

もう撤収時間ぎりぎりの夕方に期待するしかない。

雨も止んで道具片付けつつ浮子を見る。

ヘラが数枚ギラギラお腹を見せつつ桟橋の下を泳いで浮子の方へ行ったり来たりし始めたのが15時30分頃。

あと1時間あればこの魚仕留められんじゃねーのってまた集中して浮子見てたけど。

出るのはブル・・・それも腹パンのでっけーブル。

・・・・なに針飲んでんだよ~。

そんな事してたら1日目はへらの顔見て終わってしまったのであります。

ほとんど1日中霞んでしまって雲が取れなかった芦ノ湖。

海賊船の明かりが綺麗だな~と迎えに来た舟に揺られて釣り宿に帰ったのであります。

 

そんな感じで初日は一人反省会でワンカップを飲み過ぎて眠りについたのであります。