おっさんやけど日本一周紀伊半島伊勢編3 ~熊野速玉大社から熊野本宮大社、赤木城跡、熊野市へ~ | たびじん

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大阪のおっさん・元イタリアンシェフのひとり言

2021年3月16日6時起床。昨夜はシャワーもせずに眠ったので、朝シャワーを浴びました。昨日、朝食用に買っておいたパンを食べながらブログを書こうとトライしたのですが、写真がパソコンに上手く取り込めなくて諦めました。今日は新宮城跡を見学した後、熊野大社をお参りして、紀伊半島の山深い真ん中を抜けて大阪へ戻る予定です。8時ごろ出発しました。

では写真解説をどうぞ。

ゲストハウスわがらん家の朝。

熊野市駅。今日は、ここから新宮駅まで駅シャをしながら進む予定です。

宿から海沿いに出ると直ぐに名勝地「獅子巌」がありました。写真が小さくて分かりづらいですが、獅子が海に向かって吠えているように見えています。

有井駅(ありいえき)。

神志山駅(こうしやまえき)。

紀伊市木駅(きいいちぎえき)。

阿田和駅(あたわえき)。

紀伊井田駅(きいいだえき)。

鵜殿駅(うどのえき)。私は駅シャの三種の神器を「電話ボックス・郵便ポスト・飲料の自動販売機」と勝手に決めており、それらがある駅は、出来るだけ写真に入るように撮る努力をします。ですから手前にある電話ボックスが写真に入る位置まで下がって撮影しました(笑)。この駅前にはポストはありましたが自販機は見当たりませんでした。

新宮駅。

新宮駅公式キャラクター「まめ福」。

徐福公園。新宮は、秦の始皇帝の命を受けて不老不死の霊薬を探し求めて日本にやって来た、方士である徐福の終焉の地と言われています。市内には、他にも徐福ゆかりの地や神社などがあるようです。

お城スタンプ設置場所である歴史民俗博物館の横にある阿須賀神社。

新宮城跡を見学します。

悠々と流れる熊野川。

こぢんまりしているが堅牢そうな石垣。

城跡の次は、熊野詣をしました。まずは速玉大社に参拝します。

人出が少なくてゆっくり参拝出来ました。

世界遺産の碑。

お社の全体像を写すにはこのアングルしかありません。

歴代天皇行幸の記録。後白河上皇33回、後鳥羽上皇29回が群を抜いています。

白見の滝。新宮を後にして本宮に向かう途中、国道を走っているといきなり現れました。唐突過ぎて、通り過ぎてしまったのですが、Uターンして来て撮影しました。

滝つぼの真ん前は(私が立っている場所)、橋が半分崩落していました。豪雨災害の爪痕なのでしょうか?

国道と熊野川を挟んだ向こう側にも滝が見えていました。橋の名にちなみ「こじか橋の滝」と言うようです。

熊野本宮に到着。

ずっと天気が良いので日焼けしています。

お社全体を写すには、このアングルしかありませんでした。

第一、第二殿の結宮は、外そぎ千木と5本の鰹木の大きな社です。

「千木が外そぎは男神、内そぎは女神」、また「鰹木が奇数は男神、偶数は女神」と聞いていましたが、このブログを書くために調べてみると、実はそういう造りが多いだけで、決まり事ではないらしいです。

左が第三殿である本宮で、右が大四殿の若宮です。どちらも内そぎ千木と4本の鰹木でした。参拝の順序は、第三殿本宮、第二殿結宮、第一殿結宮、第四殿若宮の順が正式だそうです。

急こう配の階段でした。

全国各地に数多くある熊野神社の総本宮です。

昔の本宮は熊野川の中州に建っており、その入り口に残っているのがこの大鳥居です。高さ34mで日本一の大きさを誇っています。この奥に神が降り立ったという大斎原があります。。

本来であれば、あと熊野那智大社(那智の滝)へも参拝して熊野三山詣でとするのが習わしなのですが、今日はこのまま大阪へ戻るつもりなので、那智大社は次回の宿題としました。(以前、西国33ヶ所巡礼で、同じ場所にある青岸渡寺へお参りした事はあります)

現在位置はこの青い点の辺りです。ここから深い山中を抜けて行くためのルート確認をすると、通行止めや片側通行が多いのか、大阪府と奈良県の境に当たる吉野川まで、なんと3時間以上かかるという検索結果が出ました。この時すでに午後3時半を過ぎており、このまま進めば山中で日が暮れる事は間違いないです。暗くなると視力が極端に落ちる私はナイトランが苦手なので、カーブの多い山道などは絶対に避けたいルートです。仕方がないので東側の海の方へ進み、今夜も熊野市辺りで宿泊する事にしました。

ちょうど道の駅があったので、休憩して食物を補給。朝食後は何も食べていなかったので、お腹がペコペコです。術後の私は、口で食物をすする事が出来ず、吹き冷ましも出来ないので、うどんを食べるのを避けていましたが(本当は大好き)、今日はチャレンジします。

和歌山名物「めはり寿司」が食べたくてこのセットを頼みました。私はなぜか「めはり」というのは深海魚で、それを使った「なれ寿司」だと思い込んでいたのですが、実物は高菜で包んだ握り飯だったので、ちょっとガッカリ。

熊野市を目指すなら、ちょうど通り道にある赤木城跡に寄る事にしました。

まずはスタンプ設置場所の「紀和鉱山資料館」に行ったのですが臨時休館中で「スタンプは隣の道の駅にあります」の案内が出ていました。しかし、その道の駅も閉まっており、そのまた隣の役所に設置している、との案内でたらい回しにされました。

ちゃんとゲット出来て良かったです。

赤木城跡へ山を登っている途中の棚田。こんな崖みたいな土地に田んぼを作った先人たちの、知恵と労力に敬意を払います。

赤木城跡に到着。

本格的な登山なら時間的に無理だと思っていたのですが、城跡横までバイクで上がれたので良かったです。

野面積みの石垣は修復工事中のようで、今日の作業を終えた職人さんたちが、私と入れ違いに帰って行きました。

本丸跡からも棚田が広がる風景が見えます。

お約束の「勇気の一歩」を撮り終えたので、赤城城址を後にして宿泊先を探します。

熊野市へリターンして、まさかのラブホ泊になりました。私がいつも活用しているホテル検索アプリ「アゴダ」で、今夜の宿泊先が見つかりませんでした。

話は脱線しますが、私は日本一周の旅に出て、日本はラブホ天国だと知りました。ビジネスホテルなどが見つからない辺鄙な場所でも、マップでラブホを検索すれば、必ず1つや2つは近くで見つけられます。実は恋人たちだけでなく、旅人にとっても大きな味方だったのです(笑)。

テーブルはパソコン作業に使えそうですが、Wi-Fiが無かったので、今夜も写真整理・ブログは無理でした。やはりブログは大阪に戻ってからのまとめ書きになりそうです。

毎朝飲まないといけない薬(ホルモン剤)が3日分しかないので、3日以内に家に戻らねばなりません。飲み損ねると心不全を起こす場合もあるらしく、甲状腺を切除している人には、命の元となるチラーヂンというホルモン薬です。

(本日のマップ バイク122km)

何となく予感はしていたのですが、やはり日程は延びました。こうなったらあと3日で三重県の残り4つの城跡や、伊勢神宮も巡って、美味しい海鮮料理も食べようと思います。ではまた明日のブログでお会いしましょう