2021年3月15日5時半起床。旅の朝は早い。いくら疲れていても目が覚めてしまいます。そして二度寝は出来ないタイプなので、起きて活動を始めます。最近では湯船に浸かる事が出来るようになったので、朝風呂に入る事も多いです。
ひと風呂浴びて、7時から始まった朝食を食べに行きました。写真のような和食セットがカウンターに置かれていました。自分で取ってテーブルへ運ぶスタイルです。
出発したが、まずはホテルから歩いてでも行ける距離にあった三段壁へ続く海岸線へ来ました。
いきなり猫と戯れています(笑)。私が、道の先に居た他の猫を見ていると、この子が藪の中から現れ、目の前でゴロゴロを始めたのです。私は本当に猫に好かれるのです。
この子たちが地元民にエサをもらう姿を見ていた時に、さっきの猫が現れました。
三段壁。
なに!ゆるキャラがペンギン?ならばステッカーを買わねば!
なんとなく気候が似ている気がするので高知県の横に貼りました。ちなみに下に見えるユニオンジャックっぽいのは六甲山で買ったステッカー。
飛行機嫌いなくせに、なぜか南紀白浜空港へ来ました(笑)。
空港公園から、南紀白浜アドベンチャーワールドを望む。
紀伊富田駅(きいとんだえき)。今日も全ての駅の乗り入れ路線は紀勢本線のみなので路線名は省略します。
「世界遺産、熊野古道・富田坂」という標識に従って来ると、行き止まりになりました。車が通行できるのはここまでです。この先は完全に山道で、徒歩での熊野古道への入り口ですね。一度は歩いてみたい熊野古道だけど、バイク旅の途中で歩くのは、ルートの決め方や時間の問題など、かなり難しいです。スルーしたのは今回で3回目です。電車で来るか、バスツアーの方が良さそうです。
次の駅への道を間違えて迷い込み、海を見下ろす丘に来てしまいました。立ち並ぶのは多分リゾートマンションだと思いますが、ホテルもあるかも知れません。
圧巻はこの建物。ホテルではなさそうなので、リゾートマンションでしょう。こういう物件は、平成バブル期によく売れたでしょうが、今はどうなのでしょう?どれくらいの広さで、どんな間取りなのか気になります。
椿駅(つばきえき)。
珍しく駅舎内にテーブルがあり、椿が飾られて趣ある駅でした。
構内に温泉街の歓迎標がありました。
日置駅(ひきえき)。マップを見て、てっきり「ひおきえき」と思っていたら「ひきえき」と読むようです。少し脱線しますが、日置(ひおき)という地名は日本各地に多くありますが、確か何かで読んだのだと思うのですが、神様や太陽の祭りごとなどの話が伝わる場所が多いという事です。(神様が日(火)を置いた場所という話)
日置駅前の桜。南紀では桜はほとんど終わっていて、葉桜も多かったです。やはり京阪神よりも暖かい土地なのですね。この桜は花が残っていたので撮影しました。
周参見駅(すさみえき)。
見老津駅(みろつえき)。私の前に乗用車が停まっており、それが写らないように、身体を捻じって撮影したので苦しそうなアングルになりました。
駅ホームの駅名標と相棒。
同じ位置で振り返ると目の前は海。海が見えるホームは全国にもたくさんありますが、ここの海は迫力満点の太平洋です。もう少し波が高ければザッパーンと砕ける波が見え、はじける音も聞こえて来そうでした(知らんけど)。
ゴウインジャー(強引じゃ)と思いました(笑)。
道の駅で刺身定食なんてどうなんだろう?とも思いましたが、カツ丼や、カレーを食べたい感じではなかったのです。オーシャンビューの窓際だったので日当たりが良く、早く食べないと悪くなってしまいそうで焦って食べました(笑)。
江住駅(えすみえき)。
紀勢本線の駅では、構内踏切が多かった(跨線橋が無いという事です)。
島型ホームで両側に上下線が停車するタイプの駅です。路線自体は単線なので、列車は、駅の直前にある切り替えポイントで左右に分かれて進入します。
和深駅(わぶかえき)。ローカル線では、時々地域に似つかわしくないモダンな駅舎に出会う事があります。ここもそんな一つでした。駅名が書かれた壁の向こう側が待合い所で、6人ほど座れるベンチがありました。この時はお婆さんがひとりだけ座られていました。
上下線が別ホームタイプなのですが、反対側ホームへ行くには、公道を移動しなければなりません(構内踏切も跨線橋も無い)。
次の駅へ向かう途中、道を間違えてUターンするときに見えた岩。名勝になってもよさそうな景観でしたが、標識や案内板などは見当たりませんでした。あの岩に名前は付いていないのでしょうか?
田子駅(たこえき)。
田並駅(たなみえき)。和深駅のようにモダンでシンプルな駅です。
紀伊有田駅(きいありたえき)。
駅舎の中が可愛い絵で飾られていたので、写真を撮りました。しばらくするとカメラ小僧が慌てた様子でやって来たのでホームを見てみると、数名の撮り鉄がすでに待機していました。なので私も待ってみると、、、
青い車両が来ました。
目の前を通ります。Twitterのフォロワーさんが教えてくれましたが、これは古いタイプの車両でおそらく引退運行ではないか、という事でした。
ちょうど上り線に新型車両が到着しました。この駅が、新旧車両を同時に撮影できるポイントだったのでしょうね。
海の向こうに、目指す潮岬が見えて来ました。潮岬は紀伊半島先端に出っ張ったイボみたいな地形をしています。初めて来たのですが、台地になっているようですね。
岬の灯台が見えるほど近くまで来ました。
灯台の駐車場へ着くと、番人のおじさんが、歩道のような道を差して「行け行け」というゼスチャーをしたので先へ進むと、灯台の傍まで来てしまいました。本当にここに停めて良いのか?
見学料金300円を払おうとしたのですが、ふと思い出して障碍者手帳を見せると「無料です、どうぞ」という事でした。本当にありがたく活用させていただいています。
読めますかね?
こういうのが出て来た時は、私はたいていバテていて、もう嫌になっています。「まだ半分かよ!」(苦笑)
いやいや、昇ろうと思いません。こんなもん消防士しか昇れないでしょ!
テラスへのドア。これまでいろんな灯台に登りましたが、ここの扉はかなり重厚でした。
風が強くてスマホが飛ばされそうになりました。
本当に天気が良くて、私が旅先でこんな景色を撮れるなんて稀な事です(笑)。
うわぁ、まるで自分を見ているようだ(苦笑)。
ほとんど穴に落ちる感じです。
ここにあるように「登れる灯台は全国で16基しかない」という事を、つい先日Twitterのフォロワーさんに教えてもらったところだったのでタイムリーなポスターです。私は旅の間、この事を知らずにランダムに灯台を訪ねたのですが、けっこう登れる灯台が多かったと感じています。当たり確率高かったのですね。(これまで各地の灯台に登って来た事は、ブログ読者なら知ってると思いますが)
全体姿。
潮岬の駐車場で撮影。この壁の向こうはレストハウスで食堂がありましたが今日は休業日でした。近大マグロを食べたかったなぁ。あとマグロカツバーガーというのもあるらしいので、必ずリベンジしたい!
最南端の碑の横の木が亜熱帯の植物みたいに見えますが桜です。
本州最南端の碑にひょっこり。この最南端の石碑は来て初めて知りました。
こちらの本州最南端の石碑はSNSなどでもよく見ます。
岬周辺は広大な広場になっていました。岬と言えば、私は狭い断崖を想像するのですが、イメージと随分違います。北海道の納沙布岬や宗谷岬も同じように広大な平原に岬があり意外でした。
串本駅(くしもとえき)。
本州最南端の駅です。
橋杭岩(はしぐいいわ)。
これは凄い奇景でした。口コミで橋げたの様な岩が連なる、とありましたが、ホントにその通り。
弘法大師が、向かいの島に橋を架けようとして橋げたを建てた、という言い伝えがあるようですが「ホンマにそうなんちゃう?」と思えました。
紀伊姫駅(きいひめえき)。
古座駅(こざえき)。
なんと古座駅には、構内にモンベルの店があり、品揃えも豊富で驚きました(海遊び用品に特化していましたが)。
待合所のコインロッカー横のドアは更衣室です。海遊びの着替えが出来て便利そうです。
紀伊浦神駅(きいうらがみえき)。途中の紀伊田原駅を飛ばしてしまいました。
紀伊下里駅(きいしもさとえき)。
紀伊天満駅(きいてんまえき)。日が暮れたので今日の駅シャはここで終了です。太地駅、湯川駅、紀伊勝浦駅を飛ばしています。実はもう暗いので駅シャところではなくて、早く熊野市の宿に着きたい一心でした。
宿に着く前に夕食。新潟県で体験した、ローカル回転寿司チェーンは旨い!を検証中。
二貫入りがマハタ、左下メバチハラミ、右がイサキ。鮮度がやや落ちていましたが味は良かったです。
えび天包み。ガリガリいうくらいに固い衣でした(笑)。
プレミアムソフトクリーム・カラメルソース。これはめちゃ旨でした。
今夜はゲストハウス泊で和室です。ちゃぶ台では腰が痛くてパソコン作業が出来ないのでブログは休みます(また後日にまとめ書きだ!)。
狭い階段と廊下なので、おデブにはきつい宿でした。あ、トイレも狭かったです(苦笑)。
(本日のマップ バイク178km)
天気が良くて、私のツーリングとは思えませんでした。日焼けしましたわ(笑)。私は生まれも育ちも大阪なのに、このエリアに来るのはほぼ初めてです。まさに近くて遠い南紀でした。今回バイクで走ってみて、最高に気持ちいい事に気が付いたので、これから頻繁に来たいですね。
明日も晴れそうなので楽しみです。それではまた明日のブログでお会いしましょう。