深い焙煎 と やりすぎ焙煎 | コーヒー焙煎を日常に&オールドレンズで野鳥撮影

コーヒー焙煎を日常に&オールドレンズで野鳥撮影

アパートの一室で焙煎を始めました。
https://ameblo.jp/tubuteroaster/entry-12618186817.html
焙煎器は特許を取得した『くるくる焙煎器』を使用しています。

最近は野鳥の記事ばっかりです(笑)

僕はあまり深い焙煎をしません。
フルシティとかフレンチとかイタリアンってのです。
 
理由はいろいろですが
最大の理由は安全面と環境面です。
すっごい煙が出るので
一般家庭では15~20gが限界じゃないかなと...。
で、その煙は可燃性だし...。
暖炉でいうと二次燃焼で燃やすガスと同じかな。
 
というわけでブラジル 二ブラを20g使いました。
くどいですがたったこれだけの量が
ご家庭での深い焙煎の限界量だと思います (勝手にですが...笑)
 
でこれを『ふりふり焙煎器』で焙煎します。
エアフローのない簡易版です。
 
豆は宙で浮いた状態で
底に接触しないようになってます。
被焙煎物の下には簡便ながら耐熱性な
蓄熱・放熱物を備えています。
 
ちなみに深い焙煎ってのは
浅い焙煎の先に必ずあるのかというと
そーでもなくて、
 
最初から深く焙煎するつもりで
火入れしていく場合と、
ハイとかシティを探りながら
最終的に深くなる場合がある...と思います。
 
どっちが良いとかはワカリマセン。
好きな方、器具の都合で出来る方ですれば良いと思います。
 
 
で、最初から短時間で完了させる
つもりだったので、
6分くらいでこんな感じ。
これくらいから外部からの供給熱とは
関係なく焙煎がとても早く進みます。
被焙煎物が自己発熱体になりつつある...
って感じでしょうか。
 
なのでたとえ呑気な趣味でも注意は必要です。
発火の恐れと大量の煙で
奥様が烈火のごとく怒るかもしれませんし...(笑)
 
 
で、20gが15.5gになりました。
 
焙煎したてでテカテカかつ焦げのないブラウンな豆は
なかなかキャッチーなビジュアルな気がします♪
 
※加熱時間と温度によっては植物性油が過酸化物に...
とかなんとかは、どっかで誰かが書いてると思うので
気になる人はテキトーに調べるべし(笑)
 
 
右側は焙煎というか...もはや燃焼って感じにしました。
20gが12.5gに。
僕はコレだけで普通にドリップして
飲むことは無いですが、
使い道が無い訳では無いようです。
 
 
余談ですが
さらに焙煎が進むと
もっと漆黒に炭化します。
それをドリップするとさぞ真っ黒なコーヒーが...と思いきや
煤味の透明で薄茶色の液体が
抽出されます。
もはやコーヒー焙煎豆はなく活性炭のような
モノになるんですね~。
 
何事もやりすぎは...それはそれで楽しめます(笑)