僕はあまり深い焙煎をしません。
フルシティとかフレンチとかイタリアンってのです。
理由はいろいろですが
最大の理由は安全面と環境面です。
すっごい煙が出るので
一般家庭では15~20gが限界じゃないかなと...。
で、その煙は可燃性だし...。
暖炉でいうと二次燃焼で燃やすガスと同じかな。
というわけでブラジル 二ブラを20g使いました。
くどいですがたったこれだけの量が
ご家庭での深い焙煎の限界量だと思います (勝手にですが...笑)
でこれを『ふりふり焙煎器』で焙煎します。
エアフローのない簡易版です。
豆は宙で浮いた状態で
底に接触しないようになってます。
被焙煎物の下には簡便ながら耐熱性な
蓄熱・放熱物を備えています。
ちなみに深い焙煎ってのは
浅い焙煎の先に必ずあるのかというと
そーでもなくて、
最初から深く焙煎するつもりで
火入れしていく場合と、
ハイとかシティを探りながら
最終的に深くなる場合がある...と思います。
どっちが良いとかはワカリマセン。
好きな方、器具の都合で出来る方ですれば良いと思います。
で、最初から短時間で完了させる
つもりだったので、
6分くらいでこんな感じ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200827/16/tubuteroaster/32/bb/j/o1080108014810507132.jpg?caw=800)
これくらいから外部からの供給熱とは
関係なく焙煎がとても早く進みます。
被焙煎物が自己発熱体になりつつある...
って感じでしょうか。
なのでたとえ呑気な趣味でも注意は必要です。
発火の恐れと大量の煙で
奥様が烈火のごとく怒るかもしれませんし...(笑)
で、20gが15.5gになりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200827/16/tubuteroaster/67/e2/j/o1080108014810507137.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200827/16/tubuteroaster/a0/11/j/o1080108014810507141.jpg?caw=800)
焙煎したてでテカテカかつ焦げのないブラウンな豆は
なかなかキャッチーなビジュアルな気がします♪
※加熱時間と温度によっては植物性油が過酸化物に...
とかなんとかは、どっかで誰かが書いてると思うので
気になる人はテキトーに調べるべし(笑)
右側は焙煎というか...もはや燃焼って感じにしました。
20gが12.5gに。
僕はコレだけで普通にドリップして
飲むことは無いですが、
使い道が無い訳では無いようです。
余談ですが
さらに焙煎が進むと
もっと漆黒に炭化します。
それをドリップするとさぞ真っ黒なコーヒーが...と思いきや
煤味の透明で薄茶色の液体が
抽出されます。
もはやコーヒー焙煎豆はなく活性炭のような
モノになるんですね~。
何事もやりすぎは...それはそれで楽しめます(笑)