↑昨日の記事です



しじみ、今日の朝になっても状況は変わらず
トイレに自力で行くことができず
後ろ足はペッタリと床についてしまいます


手術か、リスクを避けてこのまま見守っていくのか

そもそも手術したとして回復の見込みはあるのか

まだまだ決めかねていたので


今日、別の専門医でしじみを診察してもらうことになりました。



(こつぶも不安そうでした)


そこは、まだまだ数少ない東洋医学を取り入れている病院で有名ですが、パテラの手術実績もあります。
循環器・整形の専門医で設備も整っており、
今後、また後悔しない為にと(先代のつぶは、肺水腫の発見が遅れ、亡くなっています)

摩周丸の心臓病も、より詳細に検査ができるとのことで
併せて摩周丸も詳しくみていただくことにしました。咳は減りましたが、不安もあったので...

電話を入れ、しじみと摩周丸の診察を頼みました。30分以上の長い問診、触診を経て

しじみから説明がありました。



「間違いなく、パテラのグレード4。それもかなり重く、癒着が酷いです。

これだけ進行していると、手術はかなり複雑です。道内では執刀できる医師はいません。
何より、骨格上、しじみちゃんの場合は再発の可能性が高いでしょう。
手術したとして、完全な回復は見込めません。


ただ、このグレードの患者さんは、これまでも見てきましたが、手術は見送っています。
私達から見ていたら辛いですが、犬は適応の生き物です。しじみちゃんも、今まで歩けていたのにといった気持ちにはならないんです。
今残された力を維持しつつ、歩行を少しでもできるようにしていく。
この方法で、歩けるようになった子はいます。」

そして、先生から出された方針は


・後ろ足のマッサージ、筋力トレーニング、整体で筋肉をつけていく。筋肉がつくと、膝蓋骨脱臼があっても補って歩行が可能な状態になれる

・市販にはない、吸収されやすいコンドロイチン粉末のサプリを、これから毎日摂取。筋肉と骨を増強できるので、このサプリだけでグレード4の子でも歩行維持できている子がいる

・幸い、膝蓋骨脱臼以外の持病はなく健康。犬のメスは5歳を過ぎると月経がくる度に体力を消耗し、子宮の病気のリスクが高くなる。人間とは違い、犬は死ぬまで閉経しないので9割の避妊しないメスは、子宮の病気で死亡することが多い。心臓が弱っていない今、避妊手術した方がしじみには望ましいだろう



以上のような内容でした。

手術をするとしても、北海道から出なければ厳しいレベルの病状にあり
死亡リスクや再発リスクのほうが高い。

リハビリも長くなるので、現実的ではなく

家族で相談し、


手術はしない。リハビリとサプリ、整体や鍼灸療法などで症状を緩和して
今しじみにできることで、最大限尽くしていく。
体力がなくなりつつあり、
月経も負担になっているので
3月末に避妊手術も受けさせることを決めたのでした。



ここから、毎日リハビリです。
後ろ足の筋力トレーニング、マッサージを自宅で行い
毎月、専門医で歩行状態と膝蓋骨観察、整体を行っていきます。

整体中、気持ち良さそうだった、しじみ。

8年間、無理をさせてきたんだと
もっとできることはあり
早く気づいていれば、手術もできたかもしれないし
悪化もしなかったろうと

本当にダメ飼い主だ、と自分がいやになりました。



とはいえ、過ぎたことを考えても
どうしようもありません

しじみがまた、少しでも歩けるように
最善を尽くしていきます。




明日、摩周丸が心臓の精密検査です。

シンとつぶの時のように、後悔したくはありません。
最大限、最善を尽くす。手段があるなら、絶対にあきらめない。
悩むくらいなら、頭を使え!行動しろ!

今の私に言い聞かせてます不安

明日の摩周丸の検査は
私は仕事なので、母に託します。






帰宅後、



しじみが立てました!!
トイレにも自力でびっくり

まだまだ、あきらめないぞ


しじみから、力が貰えました。