九大卒グラマーアナ 高山梨香
※引退のためカテゴリ（テーマ）を
スター列伝からレジェンドスター列伝へ変更当ブログでこれまで紹介した女子アナのなかには
私と出身大学が一緒の人が複数いるし、実は出身高校が私と
一緒の人も一名いる。同じキャンパス、同じ校舎で学んだという
事実だけで、その人への見方が変わってくる所は私にも正直
あって、こういう馴れ合いの感情が（悪しき？）学閥を
生む元凶なのかなと一方で思ったりする。
女子アナの実力と学力は実はそれほど（というか全然）相関関係は
ないと思う。もし高卒の女子アナがいたとしても根性と練習次第で
仕事は問題なくこなせると思うし、リリコ・スピントの声質を持ち
滑舌のいい子ならアナウンサーとして成功できる可能性は高い。
ところで、私の出身大学は都内だが、首都圏の大学を出た人間は
東北大学とか北海道大学、そして今日紹介する高山梨香の母校で
ある九州大学など、地方にある旧帝国大学や旧制高校を「骨太」
「質実剛健」的なイメージで見てる人が多い。「九大の女」というと
何となく、凛々しい博多の聡明な女をまず想像してしまう人は関東
には多いだろう。
しかしながらＴＮＣ２００２年入社の高山梨香は九州大学卒ではある
ものの、見た目は女子アナにしては珍しい露骨な「ギャル」風で、
コンサバティブな格好が全く似合わない、胸元の開いたセクシーな
衣装がピタリとはまる九州きってのグラビアアイドル顔負けの
アナウンサーである。
アナウンスはやや変則的。舌足らずでネチャネチャとしている。
滑舌もそれほど良いとはいえない。１年先輩の全国区レベルの美女アナ
津野瀬果絵とは見た目といいアナウンスといい全然違うキャラ。
見た目のみのイメージだと津野瀬のほうが明らかに九大のイメージ
に合うと思う。
ただ、私が何度か高山梨香の資料映像を見て感じたのは、高山は
見た目とは裏腹に、フジの中野と同様、実は冷静沈着で、番組進行も
卒が無いように思えること。津野瀬や永谷裕香（この人も美人な先輩）が
番組中に暴走気味に「イケメン！キャー」と騒いでるときに高山は横で
一緒になって手を叩きつつも、ひとり目が据わっている場面を見たこと
がある。アナウンサーとして過剰に調子に乗ったりしないように知的抑制
が利いてる風に見える。（実は津野瀬がこわい？）
畑野優理子（引退）という高山の後輩アナも、高山と同じくいつも落ち着
いてはいたものの、畑野の物静かさはカマトトブリッコっぽいところが
あって（畑野はなんとなくコワイところもあった）自然体で大らかな高山
とはこれまたキャラクターが違う。
先にも述べたように高山のアナウンスは変則的すぎで私はあまり評価
できないのだが、ニュースについては無難にこなしているし、実は局として
も頼りになるきちんとしたアナウンサーなのではないかという気もしている。
津野瀬・高山・畑野といったＴＮＣのスター陣のなかで一番癒されるのは
個人的には高山。また、いつも悠然と構えているというか、他県出身者
の多い福岡の女子アナのなかで、地元出身の自分こそが福岡をリードしな
ければという責任感もあるように見える。見た目ほどチャラチャラはしてない。
ここに私は九大女の風格を見た気がした。
また、高山を語る上で忘れてはならないのは、スタイル抜群のグラマラスな
ボディ。前に「アナ界のナンバーワンボディ」は平沢幸子（長野朝日放送）だと
言ったが、高山も負けず劣らずのボディの持ち主で、平沢よりも４歳若く
ファッションもメイクも今風な高山のほうが好きだとという人も多いだろう。
小顔でボディバランスが素晴らしく脚も長い。さらに愛嬌もあるので人気が
あるのは当然。津野瀬が結婚した今、ＴＮＣファンの多くの目は明らかに高山の
ほうを向いている。
高山は７年目だが、まだまだ出口や牧尾などの後輩にはアイドル性でも
負けていないし、ライバル局の若手、財津ひろみや立花麻理ともカワイさで
十分戦えるレベル。当分、高山の存在感は色あせないだろう。
それにしてもトンコツＴＶにゲストに出てたパパイヤ鈴木風に
いえば、福岡はまさにアナウンサーの「聖地」だと思う。これで守本奈実さんから
はじまり福岡の銘柄級アナは全員紹介したと思ったが、最近、秋山千鶴とか
いうまた凄みのある女子アナがいることを発見。さらに武藤麻美というＫＢＣ
に登場しているアナも少し気になる。詳しいことを知り次第、こちらで紹介して
みたいと思う。