■トレイター 大国の敵 | ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY

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映画 [新作・旧作・TRAILER] を中心に、ツボにはまり、ボヤキもチラホラの果てしない
日記になるか、カッカッしながらも、とほほの日記になるか・・・
ツボとボヤキで「ツボヤキ」日記。では参ります!


■Traitor

●自爆テロ、ジハード、FBI、CAI。。。神と平和の狭間に落とされた男がいたとしたら・・・。
無差別自爆テロを画策するムスリムの過激テログループとFBIの追求。

男サミールが幼い日、故郷スーダンで目にした光景は何を彼に刻んだか。
敬虔なムスリム教徒として寡黙で信仰の意味を語るサミール。同時に爆発物の扱いに慣れたサミール。
やがてテロリストの一味として囚われ刑務所へ。
ずっと怪訝な様子でサミールから視線を外さなかったオマー。結果・・・共にテロ組織に組み込まれる。追うのはFBIの捜査官。



テロの標的はアメリカ!刻々と進行する爆破計画。それは日常のどこにでもありそうな会話や挨拶を交わすように地味に普通に束ねられていく。

主役は、ドン・チードル。対するFBI捜査官にガイ・ピアース。これは互角の好敵手か。
サミールと行動を共にすると決めたオマーにサイード・タグマウイ(「G.I.ジョー」「バンテージ・ポイント」)がいいのさ。

監督は「デイ・アフター・トゥモロー」の脚本を手掛けたジェフリー・ナックマノフ。無論脚本も手掛けてます。で、これ、2008年の映画。いったいいつになったら見ることが出来るかと思いきやDVDですと!

ま、見ることが出来ただけでも有難や~でありますがスクリーンで見たかった一作。
ちょっと・・・「シリアナ」を思い返したりしたが、こちらはもっと深く潜行していることでより緊迫感が高まる。



破天荒などんでん返しもないし、終盤は切なく、しかし淡々と幕引きまで進む。それでいいのだと、地味ながらドン・チードルの良さが場面を引っ張っていく硬派の一作だと思えたデスよ。
ガイ・ピアース、「ハート・ロッカー」でも、あ!と思いきや、・・・だったですがなかなか最近ぐぐっとくる役にはまらないのが惜しい。と、まあ、ここではこれまで。言えない、言うといろいろ分かってしまうデスね。

しっかし、日本版の予告は見るもんじゃない、って再確認しましたデス。関係や場面展開。。。分かったら面白くない、ですよ、ホント。DVDにアメリカ版と日本版の予告がついてました。(2008年/製作国/アメリカ公開2008年8月27日)


▲Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer:Jeffrey Nachmanoff ジェフリー・ナックマノフ
●Screenwriter:Jeffrey Nachmanoff ジェフリー・ナックマノフ
 Steve Martin スティーヴ・マーティン(story)
●Cast:
Don Cheadle ドン・チードル Guy Pearce ガイ・ピアース Said Taghmaoui サイード・タグマウイ Neal McDonough ニール・マクドノー Alyy Khan アリィ・カーン Jeff Daniels ジェフ・ダニエルズ Raad Rawi ラード・ラウィ Archie Panjabi アーチー・パンジャビ Lorena Gale ロレーナ・ゲイル Scali Delpeyrat スカリ・デルペラ