■Sin City / シン・シティ　急遽アップ

ジュード・ロウのファンの方には申し訳ない！
急遽、新しいTRAILERがアップしたので『シン・シティ』、長いけど、参ります！

●シン・シティとは、犯罪の町、歓楽悪徳都市・・・などラスベガスを形容する時などに用いられるようだが、今回は圧倒的な熱いファンを持つハイパーダークなグラフィック・ノベルズ「シン・シティ」の映画化。
コミック本好きで、ヒット作「レジェンド・オブ・メキシコ」、「スパイ・キッズ」のロバート・ロドリゲス監督が、永年映画化を拒否し(10年！)続けてきた原作者フランク・ミラーを口説き落とし、やっと映画化が実現したという作品。
無論、原作者ミラーは、ロドリゲス監督と共に、従来のコミックの映画化によってファンが落胆する苦い思いがないよう相当の覚悟と注意を払ったよーです。

さて、熱いファン皆が待ち望んだ(！)この物語の映画化は話題を呼び、ハリウッドの俳優陣がこぞって出演を希望していたというもの。候補に挙がっただけでもレオナルド・ディカプリオ、ジョニー・デップ、クリストファー・ウォーケン、マイケル・ダグラスなど・・・。今回は、原作者のフランク・ミラー自らが、ロバートと共同監督を務めることでキャスティングも周到に進み、クエンティン・タランティーノ(ここでも出てくるか！)がゲスト監督として参加。はい、また、刀持たせてます！(苦笑)。

カラー版の予告というか、まあ～雰囲気かな～の映像がしばらくアップされて話題を呼びましたが・・・違うだろーの部分が否めなかったファンが多いのでは。で、１度アップされたTRAILERの出来がすこぶる良かった、と当方は思っておりますが、何せ画面も大きいし、重いので個人でのアップは勘弁してください。
最初のTRAILERは、実に原作の雰囲気を壊さず、というかグラフィック・ノベルズの場面がシンクロするTRAILERだった。(セリフもシンクロしてますが)。
怪優になりかけていた(もうなってるか)ミッキー・ロークが久し振りにまとも(！)に、切なく！かえってきたか、と嬉しくなった次第で、ああ～それだけでもほっとするかもと胸をなでおろした。
ベニシオ・デル・トロ！顔変えてます。鼻、顎は完全にプロテクトしてます、凄い巧いやり方。

今回はハードボイルド、女優陣が様にならなきゃ邪魔になるが、いいー！(彼女達を見て、キャット・ウーマンはすっ飛ばした)。結構、キャスティングの妙！
リトル・アサシン・ミホがデボン・アオキ。ナンシーのジェシカ・アルバがいい。ドゥワイトのクライブ・オーウェンは、さておき、マーヴのミッキー・ローク、嗚呼～暗がりですがいい！その目よ、君は。「ランブル・フィッシュ」や「ダイナー」の頃の眼差しよ、ミッキー！
ルシールのカーラ・ジグノ。シェリー役ブリタニー・マーフィー、上昇気流。ジョシュ・ハートネット、君もやれるじゃないか、こうじゃなくっちゃなあ～。ハーティガン、はい、ブルース・ウィリス。ギャッ！ベニシオ・デルトロ！はジャック！。くぅ～、興奮するばかりで申し訳ないが、来年の超注目作。
実は矢作俊彦の「マンハッタン・オプ」にサイバーなテイストが入って、「ブロードウェイの戦車」のプロットが少し重なって、パンキーな探偵って、デル・トロいいよな～、なんて想像していた矢先に、この映像。むむ～とそそられます。で、デル・トロ以外も男達はみーんなウィスパー・ヴォイス。囁くというか、ブツブツブツブツ呟き男、ま、そこがいいんですがね。舞台は「シン・シティ」ですから。アッカルい奴は無用ってワケだ。

で、本日、新たなTRAILERがアップした！動きます、前作のTRAILERとは随分趣きが違います。
スピーディーになった。ま、それもありだろう。是非、ご覧あれ。一等最初の顎の長いヤツ、黄昏の哀愁のミッキー・ロークです。

▲Official site Up!(Feb 16.2005)

Yahoo! News
▲11分13秒物！

Trailer＆Clip
▲インタビュー等も盛だくさん、どーするッ！

SIN CITY PREMIERE
▲いよいよプレミア：3月28日ロスにキャスト勢揃い
・・・恐ッ！なんてこたぁーないです

さて、「シン・シティ」のノベルズでは、一夜を過ごした美女が翌朝起きてみると死んでいた。彼女の仇をとるためマーヴは不気味な殺人者の影を追い求め、傷だらけになりながらも「シン・シティ」を彷徨。・・・という物語の誕生に始まります。因みにノベルズの方は以下のように続きます。

「SIN CITY: A DAME TO KILL FOR」
昔の恋人エイヴァの抗いがたい魅力に屈したドワイト。その報酬は彼女の野望の駒に使われることだった。利用されたと知ったドワイトは、オールド・タウンの女たちの協力でエイヴァに復讐を誓う。

「SIN CITY: THE BIG FAT KILL」
シン・シティの中でも一番危険な娼婦街とされるオールド・タウン。娼婦自身が法であるこの街には警察も介入出来なかったが、それも一人の不良警官が娼婦達の手で殺されるまでだった。

「SIN CITY: THAT YELLOW BASTARD」
老刑事ハーティガンは、担当した少女誘拐事件の犯人が議員の息子だったため、彼自身が冤罪で牢獄へ送り込まれる。8年後、彼を信じ続けた少女ナンシーは妖しくも美しい踊り子となっていた。

「SIN CITY: FAMILY VALUES」
ローラーブレードを履いた小柄な暗殺者ミホ(映画では二刀流かい)。その刀がシン・シティの闇を切り裂いて光る時、ドワイトの思惑通り悪は裁かれるのだろうか・・・。

「SIN CITY: BOOZE, BROADS, & BULLETS」
血と銃と暴力にまみれたシン・シティを舞台に繰り広げられる男と女の愛憎を描いたショート・ストーリー全11話を収録。

「SIN CITY: HELL AND BACK」
飛び降り自殺をしようとしていた女エスターを助け、恋に落ちたウォレス。目前で消えた恋人の姿を追い求め彷徨うウォレスの前に謎の女デリアが現れる。※あくまでも原作はこーゆー内容であって、映画は巧く再構築された。原作に忠実であり、さらに前後の巧みな組み合わせで、最後までミラーの世界を堪能するデスよ。

・・・さて、映画公開ますます楽しみ！ああ、４月までは頑張ろう。
ところで、「コンスタンティン」「バットマン」(フランク・ミラーも描いてました)といい、来年はのっけからダークなコミック原作の映画がドカンと並びます。(2004年:製作国アメリカ/米公開予定2005年4月1日/日本公開2005年・・・！）

追記※本作、嬉しいやね～間違いなかったネ。流石にロドリゲスの巧みな事。匂うんだ、ぷんぷんと男っぽい男達と女っぽい女達が揃っている。ミッキーいいやね～！もクライヴもブルースもいいんだワ。オスカー貰っているデル・トロのユニークさは、笑いさえも誘い込む役どころ。イライジャ、ええですよ。ジョシュの使い方も巧いとこにはめ込んだ。女優陣も抜かりなく、ジェシカ・アルバ、ブリタニー・マーフィ、ロザリオ・ドーソン、デヴォン青木も、いやもう～こうなりゃ皆いいんだ。皆が冴えている。
エログロナンセンスなんぞとは、一切無縁の世界がここに作り出された。ハードボイルドのなんたるかを心に決め込んで臨んだロドリゲス。あくまで、フランク・ミラーの世界観にこだわって、コミックに描かれた世界を映像化する、そこに焦点を絞り込んだ。カンヌでミラーがご満悦だったのにはわけがあるってもんさな。ここまで作り込めれば、言う事はない、さ。神父の登場場面に拍手を送ったぞお～。独白、これがいいだ。コミックのみならず、まるでペーパーバックのミステリー、サスペンス、クライムシリーズを読んでいるよーなんだ。ナレーションではなく、独白、そこが、く～～～ッと、くるんだ。ああ～も～シン・シティ祭り、また再開しようか、なッ。
※あの、最近公開になってデル・トロのマスクがCGとか・・・あったですが、ありゃ～ミッキー同様なんですが、プロテクトしてます。デル・トロは顎と鼻です。メイク優秀！画像貼っておこうかな・・・ブツブツ。(苦笑)

　▲デル・トロには笑わせられたゾぉ！

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▲見やすい！(Jan.19.2005-updated-)

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▲上：時間待ちありますがお薦め

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▲やや見辛いかも

●Director ＆ Screenwriter：Robert Rodriguez ロバート・ロドリゲス
　　Frank Miller フランク・ミラー
●Cast： Mickey Rourke ミッキー・ローク　Bruce Willis ブルース・ウィリス　Benicio Del Toro ベニシオ・デル・トロ　Josh Hartnett ジョシュ・ハートネット　Clive Owen クライヴ・オーウェン　Elijah Wood イライジャ・ウッド　Jessica Alba ジェシカ・アルバ　　Brittany Murphy ブリタニー・マーフィ　　Nick Stahl ニック・スタール　Rosario Dawson ロザリオ・ドーソン　Carla Gugino カーラ・ジグノ　Jaime King ジェイミー・キング　Marley Shelton マーリー・シェルトン　Alexis Bledel アレックシー・ブレデル　Maria Bello マリア・ベロー　Michael Clarke Duncan マイケル・クラーク・ダンカン　Rick Gomez リック・ゴメス　Michael Madsen マイケル・マドセン

●新しいTrailer、集合ポスターUp。Trailerは見るたびにすこぶる良い。ダーティで、ディープでハードボイルド・スピリッツ増幅。いったい、どんな日本語だい（苦笑）、って書き方でスマンです。
が、兎に角またまた面白い。

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アーティスト： Michael James / Fugler, Jonathan Howard / Tournie Bryant, Silvestre Revueltas, Robert / Debney, John / Revell, Graeme Rodriguez, Bruce Babcock, Eduardo Mata, Rafael Gayol, Fluke, Mark Del Castillo, Hollywood Studio Symphony, The New Philharmonic Orchestra
タイトル： Sin City [Original Motion Picture Soundtrack]