お盆休みを利用して,ブログを始めてみましたが,
思っていたよりもはるかに多くの方にご覧いただき,驚くとともに
大変にありがたく感じております.
(当初は,2,3人の方に読んでいただければ,という
軽い気持ちで始めたものですから….フェルマー先生に感謝).
明日から(勤め先の)塾の授業が再開しますので,もしかしたら
更新は滞るかもしれませんが,ご容赦ください.
御礼方々,ブログの背景について,一言二言.
「執筆者が正規の数学教育を受けていない」との表現を
削除いたしました.良く考えたら,中学・高校で受けた数学の
授業は,充分に「正規の数学教育」である,と考えたためです.
あのように表現した根拠としては「執筆者が文系の学部出身」
という程度の意味でした.ちなみに,今なお,文系の大学院に
所属しております.(本業の研究そっちのけで,こんなことばかり
やっていますで,とても優秀な院生とは言えませんが).
話のネタ元は,市販の数学書(いわゆる「啓蒙」書というやつです.
「啓蒙」という言葉は良くないのですが,「啓発」だとニュアンスが
ちょっとずれるので,ご容赦ください)が大半です.
ちょうど私が塾講師を始めた年に(年齢がばれますね),
『数の悪魔』と言う本が出版されて話題になりました.
- 数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜/ロートラウト・ズザンネ ベルナー
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この本に限りませんが,世紀が変わって以降,翻訳本を中心に
日本でも良質の「数学読み物」が増えてきたかな,と言う印象です.
中学生の頃から数学は好きでしたが,(算数は大の苦手でした),
こうした読み物が増えるにつれて,「趣味としての数学」を楽しめる
環境が整ってきたように思います.
今は,高校生を相手に数学の講義をしていますが,
これまで中学生や小学生に話してきた小ネタについて,
以外にも高校生でも知らないケースが多数ある,ということに
気付き,彼ら/彼女らに色々話して上げられる話題を
自分の中で整理しようと思って書き留めようとしているのが
このブログです.
できる限り分かりやすく,中学生でも理解できる内容を目指して
いますが,途中の記述が分かりにくかったり,説明が不十分だと
感じられる部分がありましたら,(あるいは論証の不備などありましたら)
是非ともご指摘ください.改善に努めます.
(取り上げて欲しい話題のリクエストや質問なども,
能力の及ぶ限りにおきまして承りたいと思っております).
以上,御礼とご挨拶に代えまして.