御礼を兼ねて | 受験勉強あれこれ

受験勉強あれこれ

塾の先生による受験勉強を楽しむための小話

お盆休みを利用して,ブログを始めてみましたが,

思っていたよりもはるかに多くの方にご覧いただき,驚くとともに

大変にありがたく感じております.

(当初は,2,3人の方に読んでいただければ,という

軽い気持ちで始めたものですから….フェルマー先生に感謝).


明日から(勤め先の)塾の授業が再開しますので,もしかしたら

更新は滞るかもしれませんが,ご容赦ください.


御礼方々,ブログの背景について,一言二言.


「執筆者が正規の数学教育を受けていない」との表現を

削除いたしました.良く考えたら,中学・高校で受けた数学の

授業は,充分に「正規の数学教育」である,と考えたためです.

あのように表現した根拠としては「執筆者が文系の学部出身」

という程度の意味でした.ちなみに,今なお,文系の大学院に

所属しております.(本業の研究そっちのけで,こんなことばかり

やっていますで,とても優秀な院生とは言えませんが).


話のネタ元は,市販の数学書(いわゆる「啓蒙」書というやつです.

「啓蒙」という言葉は良くないのですが,「啓発」だとニュアンスが

ちょっとずれるので,ご容赦ください)が大半です.

ちょうど私が塾講師を始めた年に(年齢がばれますね),

『数の悪魔』と言う本が出版されて話題になりました.



数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜/ロートラウト・ズザンネ ベルナー
¥1,680
Amazon.co.jp

この本に限りませんが,世紀が変わって以降,翻訳本を中心に

日本でも良質の「数学読み物」が増えてきたかな,と言う印象です.

中学生の頃から数学は好きでしたが,(算数は大の苦手でした),

こうした読み物が増えるにつれて,「趣味としての数学」を楽しめる

環境が整ってきたように思います.




今は,高校生を相手に数学の講義をしていますが,

これまで中学生や小学生に話してきた小ネタについて,

以外にも高校生でも知らないケースが多数ある,ということに

気付き,彼ら/彼女らに色々話して上げられる話題を

自分の中で整理しようと思って書き留めようとしているのが

このブログです.


できる限り分かりやすく,中学生でも理解できる内容を目指して

いますが,途中の記述が分かりにくかったり,説明が不十分だと

感じられる部分がありましたら,(あるいは論証の不備などありましたら)

是非ともご指摘ください.改善に努めます.

(取り上げて欲しい話題のリクエストや質問なども,

能力の及ぶ限りにおきまして承りたいと思っております).



以上,御礼とご挨拶に代えまして.