大変な時期を振り返る・1

大変な時期を振り返る・2

の続きです。
 
私と似た様な時期に結婚した姉は、夫の状況、夫婦の状況を話してきました。
何年か、ちょっと様子がおかしいな、と思っていましたが、
どうにもならなくなり、やっと話をするに至った姉の状況は、どう見積もっても夫婦で解決できるものではありませんでした。
姉夫婦の両親を巻き込み、姉夫婦は一度別居し、全てをスタート地点に戻してやり直すはずが、
 
そこから再就職した姉の夫が鬱になり、姉もまた病気になりました。
ほぼ強制的に実家に姉を引き戻し、その時点で姉は重度な症状でした。
 
姉は私以上に当時交友関係がなくなっていて、色々な吐露をメールで私に送ってきます。
実家の両親も、姉を支えるにはストレスが多すぎました。
 
私はその頃、次女を3ヶ月から保育園に預けてのフルタイムワーカー。
殺伐とした職場の昼休みに、私は姉にメールを送ります。
 
私の夫は、その姉夫婦の話を聞いて、少し我が身を振り返り、お酒を減らしたり、早く帰って休む様にしていました。
しかし、元来持っていた睡眠障害の様な体質はどんどんエスカレートし、また「ナイトキャップがないと眠れない」様な状況は酷くなっていきます。
 
もともと気性の波は激しく、怒ると徹底的に怒りますが、優しい時はとことん優しい正確でしたが、その波の「優しい部分」が何年もかけてどんどんなくなっていきます。
そのうちに、おでんを作った日は辛子が切れていると言っては怒り、私が部屋の壁にペンキを塗れば家の価値が下がると怒り、電話に出ないと言って怒り、という日が増えてきます。
 
その頃、パート勤めに変わり、ほんの少しだけ時間の余裕が出てきた私は、SNSを始め、学生時代の友達などに数年ぶり、10年ぶり、20年ぶりに交流ができる様になりました。
 
そこで今の状況をやっと話せる様になりました。
そこでの色々な友人とのやりとりは、私にとって大切な部分なので改めてゆっくり書きたいと思います。