2024 元旦を襲った地震 | 波太の日々精進 (サーファーだった人)

波太の日々精進 (サーファーだった人)

家族に対する思いや出来事。
いつか家族が見た時の備忘録。
ライフワークとして30年続けたサーフィンを息子の野球をきっかけに止めてしまったおっさんの備忘録。
いつか妻や子供達がここを見て俺の心境などを知ってくれたらという備忘録という名のおっさんラプソディー。

このたびの災害により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 

皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます

 

 

元旦は家にいてゆっくりしようと考えていた。

息子も県外の寮から帰省しているし、我が家は喪中だからどこにも出かけず、落ち着いた正月を迎えようとみんなでダラダラと正月を迎えた。

 

夕方前に2階の寝室で横になったいた時に地震が起きた。

 

唐突に揺れ始めて、どんどん激しくなっていく・・・・

 

我々のいる北陸は元々あまり地震が来ることもない地域のはずだったが、かなり強い横揺れが2分以上続いた。

 

(こんなに強く、長い地震は初めだ・・・)

 

揺れの最中に家もミシミシと鳴ったり、他の部屋で色んなものが落ちる音が聞こえた。

 

すると1階にいた息子が焦って何故か携帯を鳴らしてきた。

 

揺れている最中に動くのは危なかったが、1階にいた嫁と子供達はおそらくパニックになっているであろうと想像して降りた。

やはり次女は恐怖で泣きじゃくり、みんな経験の無い地震が来た事で冷静さを失っていた。

 

数分すると揺れは収まった。

 

俺はまず入口のドアを開けて、嫁は風呂に水を溜める準備を始めた。

 

家の中を見て回りながら子供達にはリュックに日用品や貴重品を入れて準備するよう言うと、息子は下着や充電器やと現実的な物をいれていた。

長女もそれに近いものと、なぜかメイク道具・・・・

次女はおもちゃ、お年玉、お菓子を詰め込んでリュックがパンパン…

 

この次女のかわいらしい行動で張りつめていた緊張が一気に解け、皆で大爆笑した。

 

TVを見ていると地震速報と津波警報が鳴る。

うちは内陸部だから津波は大丈夫なのは分かっていたが、NHKの緊迫したアナウンサーの声は事態の深刻さを物語っていた。

 

 

ここから数日間に渡り余震が何度も何度も来る。

地震は慣れる事は出来ず、揺れる度に胆を冷やしていた。

 

元旦の地震発生から関西をはじめ東京や九州など県外の色んな人から

『大丈夫か?』と言う連絡をもらった。

ありがたや、ありがたや。

家族や家は無事でした。

 

だがすぐに震源地のすぐ近くに住んでいる親戚の家が大きな被害を受けた事を聞いた。



俺は単身赴任先での仕事があり、心配であったが1/3には戻る事になった。

幸い単身赴任先では大した被害はなかった。


しかし、日を追うにつれ震源地の甚大な被害がニュースで流れる度に心が痛かった。


元旦からこんな事起きるなんて…