結核は抗酸菌と呼ばれる細菌グループの菌の中のひとつ.
このグループはマイコバクテリウム(Mycobacterium)と呼ばれ,結核菌の正式名称は英語で Mycobacterium tuberculosis といいます.ちなみに私のIDがこの 「tuberculosis」です.
結核の検査の際,まず塗沫検査を行い培地に塗りつけ蛍光染色反応を見ます.この時顕微鏡で見て,視野角に対してどのくらい菌があるかを見るのですが,菌が見つかればまずは排菌確定.この時点で即隔離です.
最初の菌検査では抗酸菌に対しての反応検査を見るので,結核菌かどうかはわかりません.結核菌かどうかを見るためにPCR法とうDNA同定検査を行い,これは数日でわかり,このときに結核であればしばらく隔離.非結核性抗酸菌の場合は他人に感染しないため隔離がとかれます.
じゃぁ「結核菌じゃなくて,非結核性抗酸菌でよかった!」と言えるのかと言うとそうでもなく,結核菌が割と治療方法が確立されているのに反して,非結核性抗酸菌症の治療は確立されていないというのが現状.実際には結核薬と同様な抗生物質の投薬が行われるが,確実な効果がわかっていない.
結核菌が何種類も抗生物質を飲むのは,その菌の薬剤耐性からである.例えばほとんど菌がREPで潰せても,耐性確率は1億分の1ぐらいはあり,排菌者の保有菌量は数億ぐらいらしいので,REP耐性菌が数個はあるらしい.なので数種類を服薬しないと,症状は一時的に収まっても再び菌量が増えて取り返しがつかなくなることがある.
体の調子が良くなって服薬をやめてしまうと,確率的に強い菌が増殖し始めるので今度は耐性力が増して厄介になる可能性が高い.なので勝手に薬はやめないでね.
ちなみに私の再燃の場合,耐性化された菌が増殖したというより,一度潰して冬眠状態にさせた菌が再び体の免疫力が落ちた時に増殖し始めた可能性が高い.とはいえ,結局こればっかりは医者にもよくわからないというのが現状らしい.とにかく今はちゃんと薬飲んで,飲みきった後も無理せず,免疫力を上げるようにしっかり体力つけなければいけない.