うちの KATO 20系・12系 をバージョンアップしました | 趣味のNゲージと鉄道写真

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「趣味のNゲージ鉄道模型」という名称で続けてきましたが、鉄道写真の記事を載せる機会が増えたことからブログ名を変更しました。
内容は自分への備忘記録が中心で、旧型車両の話題に偏る傾向があります。拙い内容ですが、ご覧頂ければ幸いです。

こんにちは。

 

私も不要不急の外出を控えています。仕事も原則自宅勤務となりましたので、人との接触も8割以上減りました。コロナウイルス感染症を少しでも早く収束させることを願い、今の自分に出来ることから実践しています。そういえば最近、手作りマスクをしている方が増えつつあるように思います。東京都の小池都知事もされていますよね。デザインや柄など結構お洒落なものもあったりして、良い傾向ですね。(実は私も、手作りマスクを着用している一人です)

 

 

さて緊急事態宣言が出て2回目の土日となった4/18・19、自宅で出来る息抜きとして…うちの20系寝台基本セット(2006年ロット)と、12系JR東日本仕様セット(2015年ロット)の2つのバージョンアップ作業を進めることにしました。必要なAssyパーツは、以前に購入したまま放置状態となっていましたので、やっと重い腰を上げての作業開始となりました…。

 

20系の方は昨年(ゆうづる発売時)に、「20系寝台客車 車端部床下機器A・B」の取付けと、カニ21の床下パーツの交換を終えていますので、今回は残りのナハネフ22とナハネフ23の床下パーツの交換を行います。これで「バックサイン及びテールランプのLED化」「車掌室内のモールド表現の追加」「機関車連結面側カプラーのボディマウント化」が実現します。

一方、12系の方は「車端部床下機器(14系SER用)」の取り付け作業を行っていくことにします。

 

 

では20系から見ていくことにしましょう…。

【KATO 20系基本セット】

カニ2111(左)、ナハネフ227(右) どちらもバージョンアップ後の姿

車掌室内の電話機等のモールド表現がいいですね~。室内色はカニが薄緑色、ナハネフがクリーム色になっています。機関車連結面側のカプラーがボディマウントになりジャンパ栓等のモールド表現も加わったため、顔つきがさらに実感的になりました。またLED化により、バックサインも白く綺麗に光る様になり、テールランプも電球で薄暗かったのが、明るくハッキリと点く様になりました。なおバックサインは事務用の液体糊で仮止めをしてありますが、ナハネフの方は取付け方が甘かったかな? 後できれいに嵌め直しておくことにしましょう。(笑)

 

 

側面から…

カニ2111

床下と台車を「カニ21ゆうづる床下セット」、「カニ21ゆうづる台車TR50」に、機関車連結面のカプラーは「ナックルカプラー(20系ゆうづる)」に交換してあります。窓から発電用のディーゼルエンジンが見えたりする所がファン心理を擽りますね。

 

ナハネフ236

床下を「ナハネフ23床下セット」に交換しました。この車両は今のところ、編成の中間に封じ込めるつもりでいますので、ボディマウントカプラー化はしていません。でも何時か気が変わるかも知れませんので、バックサインとテールランプのLED化だけはこの機会に済ませておきました。

 

ナハネフ227

床下と台車を「ナハネフ22床下セット」、「ナハフ20台車ゆうづる機器B付」に、機関車連結面のカプラーは「ナックルカプラー(20系ゆうづる)」に交換しました。なお、うちに在籍する20系車両はすべて、LED室内灯クリア(白色)をフィルターありで組み込んであります。

 

 

今回の目玉?ナハネフ23について…

ナハネフ236 (左が旧製品、右がリニューアル品) 旧製品はバージョンアップ後の姿

今回のリニューアルで貫通扉がシルバーになったため、別途Assyパーツを1両分購入して組み立てました。これで堂々と編成のトリを任せることが出来ます。ん?シルバーが回りきっていないところがありますね…残念。(涙) 因みに、模型では貫通扉の周囲は幌枠と一体のグレーになっていますが、いろいろな方々の過去の写真を拝見させて頂くと、クリーム色のものと青のものの2種類が存在した様です。また、リニューアル品の方はボディマウントカプラー化をしました。ジャンパ栓の表現なども加わり良い感じです。それから画像を見て気が付いたのですが、リニューアル品の方は妻面と屋根の間に僅かな隙間がある様です。後で調整してみることにしましょう。

 

 

     

左写真:開封前のAssyパーツ。ナハネフ23の機関車連結面カプラーをボディマウント化したい場合は「カ

     プラーセット(ナハネフ23用)」が必要になります。さらにナックルカプラー化には「ナックルカプラー

     (20系ゆうづる)」(写真撮り忘れました、スミマセン…)も別途必要になります。

右写真:カプラーのボディマウント&ナックル化をした後の車掌室側の様子。カプラーのシャンクが微妙に

     長いかな?という感じですね。

 

     

左写真:トイレ下部の粉砕式汚物処理装置(20系寝台客車 車端部床下機器B)の様子。車端部にこれが

      装着されていると、見栄えが格段に良くなると思います。

右写真:反対側から見た様子。因みにホビセンの「おすすめAssyパーツpop」によると、この車端部床下

      機器は「さくら」長崎編成/佐世保編成セットから採用されたとのことで、それ以前の製品にはあ

      りません。取り付ける場合、Aはナロネ・ナロの客用ドア下、Bはカニ・ナシ以外の各車のトイレ下

      に装着、ジャンパ管のない旧製品には、カプラーを「KATOカプラーN JP B」に交換する必要があ

      るとのことです。

 

     

左写真:旧製品の形式表記の様子。

右写真:現行品の形式表記の様子。文字の大きさが変更されていますね。

 

お役御免となってしまった旧製品の床下。 (奥から順に、カニ21、ナハネフ22、ナハネフ23用)

バージョンアップの影の部分です。今までご苦労様でした。今後は部品取りに用います。

 

 

そして20系寝台と言えば…

やはりEF58やEF65P型が似合うと思いますが、私的にはC62が好みです。山陽本線を驀進するシロクニブルトレ、勿論、写真でしか見たことはありませんが、とても憧れます。20系にはこんな時代もあったのですね…。

 

今回は「基本セットのバージョンアップ」ということで書きましたが、うちの鉄道には他にもAssy組み立て品や中古品で揃えた20系車両たちが在籍しており、列車に応じて編成を組み替えたり、牽引機を変えたりして楽しんでいます。

 

 

続いて12系を見ていくことにしましょう…

【KATO 12系JR東日本仕様】

スハフ12161(左)、スハフ12162(右)

161が上野向き、162が水上向きとなります。100番台ということで小型化された妻面窓や、両車のHゴムの色の違いが再現されています。なんか可愛らしい顔してますね。カプラーは付属のナックルカプラーに交換してあります。昨年、フルリニューアルで12系国鉄仕様が出たので、旧製品床下セットのリニューアル(テールランプのLED化、車掌室内モールドの追加、機関車連結面のボディマウントカプラー化)は望めないかも知れませんね。

 

 

側面から…

スハフ12161 海側

上野向きの1号車です。車端部のトイレ下に、車端部床下機器(14系SER用)を取り付けました。なお、6両全車にLED室内灯クリア(白色)を組み込んであります。

 

 

オハ12369 海側

2号車です。こちらも車端部のトイレ下に、車端部床下機器(14系SER用)を取り付けました。因みに海側とは上野方面に進んだ時の左側面(上野を背にすると右側)を指します。反対側は山側となります。

 

 

     

左写真:「車端部床下機器(14系SER用)」と「コキ106反射板」。反射板は両面テープで貼り付けようと試

     みましたが、ちょっと触れただけで位置(向き)が微妙にずれて「福笑い」状態になってしまうた

     め、装着は一旦見送りました。(笑)

右写真:車端部床下機器(14系SER用)を取り付けた2・3号車連結面の様子。20系と同様、車端部にこれ

     が装着されていると、見栄えが一段と良くなりますね。

 

 

うちの鉄道では…

D51498+スハフ12161

写真の様にD51498のお供として使っています。牽引機を選ばないのが12系の利点ですが、JR東日本仕様ということで、装備が現在のタイプなので、デッキ付き旧形電機には少し無理があるかも知れません。でも…、うちではEF56やEF57にも牽引させたり、「EF13高尾臨ごっこ」にもコレを使ったりと、大らかに運用して楽しんでいます…。

 

 

終わりに…

皆さまもコロナウイルスに負けない様、しっかり予防をして御身大切になさって下さい。

本日もご覧いただき、ありがとうございました。