こんにちは。(^O^)/
今回は東北仕様のD5117とD51164を見ていきたいと思います。
先ずは、D5117から・・・
D5117 [KATO] 配属H26.12.17 公式側
実物は晩年、一戸機関区に所属し東北線十三本木峠で活躍、最後は盛岡機関区に移り、昭和44年に廃車となりました。一次形ということで、給水温め器が煙突の後ろに横向きに置かれ、煙突から蒸気溜までひとつの大きなカバーで覆われています。その形から通称「なめくじ」と呼ばれていますね。
他にも標準形と異なる点として、煙室前面の周りの丸み、短いキャブ、従台車の形、テンダーの台車が鋳鋼製、等があります。
うちのD51の中では唯一の一次形で、客車から貨物まで何でも牽引させています。動きはとてもスムースでFWも良く効きます。個体差と思いますが、モーター音(ギヤの音?)が、うちの他のD51たちと比べるとやや大きめの印象があります。ライトは前進時に前面ヘッドライトが点灯、眩しいくらいに明るく光ります。
なお、このD51一次形東北仕様から、車両の取り出し方が変更になっています。
右端のベロみたいな紙をゆっくり引いて、中身ごとごっそり取り出します。(左写真)
中敷のウレタンがデフの間に挟まっているので、そこから開くように中敷をはずします。私は車両を寝かしたまま行っています。(右写真)
次に、D51164 ・・・
D51164 [KATO] 配属H27.2.27 公式側
実物は17号機と同様に晩年、一戸機関区に所属し東北線十三本木峠で活躍、最後は盛岡機関区に移り、昭和43年に廃車となりました。模型では東北仕様ということで、高い位置のシールドビーム、テンダーに載せられた大きな重油タンク(1500ℓ)、解放キャブにつけられた防寒カーテン等、既発売のD51標準形と作り分けられています。先輪・従輪のスポークも抜けており、とても実感的です。
スノープロウやキャブ屋根後部の水撒管も、D51498や北海道形と異なるタイプになっています。前部ステップや煙室扉のハンドルも作り分けられています。
うちの鉄道では、D5117と重連も考えて購入したのですが、その出来栄えの良さに、重連用カプラーをつけるのが惜しくなり、そのまま単機で運用しています。また動きについては、たいへんスムースで、音も静か、FWも良く効きます。ライトは前進時に前面ヘッドライトが点灯、眩しいくらいに明るく光ります。なお、D51標準形にあった煙突を回してライトを消す機能は付いていません。
テンダーに設けられた重油タンクがとても印象的ですね。標識灯の位置も、1次形と標準形で作り分けられています。なお、テンダーのライトはダミーです。
【実車データ】 ※付属のナンバープレートは下記一覧に記載した番号の通りです。
D51 一次形 東北仕様
番号 メーカー 新製年月 新製配置 最終配置 廃車年月 重油タンク容量 備考
17 汽車 S11.3 長町 盛岡 S44.1 1500ℓ
40 汽車 S11.12 稲沢 秋田 S43.10 1500ℓ
57 川崎 S12.8 盛岡 盛岡 S43.10 3000ℓ
76 川崎 S13.3 福島 直方 S46.1 3000ℓ
D51 標準形 東北仕様
番号 メーカー 新製年月 新製配置 最終配置 廃車年月 重油タンク容量 備考
164 日車 S14.3 一ノ関 盛岡 S43.10 1500ℓ
356 日立 S15.3 弘前 尻内 S43.11 1500ℓ
400 日立 S15.1 追分 一戸 S43.4 1500ℓ
458 汽車 S15.5 敦賀 新見 S46.5 1500ℓ ※→
→豊岡時代に後藤式集煙装置を取り付け
【保存状況】
上記の番号で、保存車両はありません。
終わりに…
こうしてKATOのリニューアルD51を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいます…。
本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。