「フランケンシュタイン」大千穐楽感想その2。 | つばめのひとりごと。

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お芝居とか漫画とかドラマとか好きな事や気になる事なんかをつぶやいてみる。

ますますロスです・・・大千穐楽終わっても公式Twitterさんが秘蔵写真あげてくれたり、出演者さん自らがロスになってて写真上げてくれたりするから、ものすごく再演を期待したくなりますね。

 

2幕の感想・・・というか、思い出した歌詞やセリフも書いていきます・・・が記憶違い等ございますので、そのへんはご容赦を。

2幕は闘技場でご当地ネタとか千穐楽ネタがありました。

 

ジュリアの「あなたなしでは♪」(一部の歌詞だけ)

4回目にして、びっくりするほど歌詞が聴き取れた気がします。

梅芸ではあまり感じなかったジュリアのビクターへの思いが伝わってきた気がする。

やっぱり歌詞が聴き取るの大事だなぁ。

聞き間違いしてるところもあるとは思いますが・・・。

 

「永遠をあなたなしに、生きたなら苦しみだけです♪

共に生きて呪われても、選んだことだから後悔しない♪

いつか悲しみがやってくる、幼い日をたどるように♪

でも行かないで、私のためなら、いっそあなたと死にたい♪」

 

ジュリアの愛はビクターと共に生きて、共に死ぬ事、なんだなぁ・・・。

アンリのビクターの為に命を捧げる愛とはまた違うのね。

 

そして「行方不明♪」のナンバー。

これもメロディーが軽快で好きなんだけど、梅芸の時はちゃんと聴き取れてなかった。

一応、覚えてる箇所だけ。

「行方不明、探すんだ♪

ステファン市長の消息わからず、引きちぎられた飼い犬見つかる♪

また始まるわ、不吉な赤い月♪探すんだ市長を♪

行方不明、探すんだ♪行方不明、急ぐんだ♪」

 

そして怪物とビクターの再会。

「ビクター・フランケンシュタイン。俺の創造主よ!」

「・・・お前・・・しゃべれるのか?」

「久しぶりに会う言葉が『お前、しゃべれるのか』とはな。もっと他に聞く事があるんじゃないのか?どうやって生き延びたか、どんな思いで生きてきたか」

「・・・アンリ!」

「その名で呼ぶな!残念だが俺はアンリじゃない。俺にはその男の記憶は無い!・・・あんたの研究日誌だ。あんたはずい分と自分勝手な男のようだな。研究のためなら、気高い友人の死までも利用する」

「・・・そうじゃない・・・」

「俺の最初の記憶は、あんたに首を絞められた事だ。自分が生み出したくせに気に入らなければ無かったものにしようとする。俺の創造主様は立派な理念とは裏腹に傲慢で、残酷なお方のようだ」

「お前の望みは何なんだ!」

「望み?望みか・・・確かに俺には望みがある。だが創造主よ、その前に教えてやる。俺が見た人間どものおぞましい話を、味わった地獄と、流し続けた血と涙の話を」

 

怪物が歌う「逃亡者♪」のナンバー・・・悲痛です。

「あんたが創った俺の悲劇は、予測できない存在の悲劇、生まれた時に血の味がした♪

哀れな赤子に、神は何故ご立派な呪いをかけたのか♪

血の雨に打たれ、逃げていたら、背には銃声、俺は追われていた♪

闇に身を隠し、震えながら、俺は泣いてた涙流した♪

わけもわからず、また走った、空っぽの腹抱え♪

俺は何故ここ居る?言葉さえ無くし、叫び声を上げる怪物♪

俺の憎しみは生まれてきた事だ♪

腹を満たせなきゃ死ぬだけだ、掴んだものは引きちぎり食べた♪

やがて雪が降り森が氷り、村里に降りて行った♪」

怪物は袖にはけます。

 

エヴァと男たち登場。

男たち 「あ~、怪物に食われちまう!なにも~か~も~♪」←「殺人者♪」と同じメロディ。

エヴァ 「食っちまった、アタシの犬、おぞましい怪物が♪」

男たち 「誰もそいつ見ちゃいないよ♪」

エヴァ 「いいからお探し~♪」

カトリーヌ 「今だわ、逃げるの、ここから♪名も無い、死体になるのは嫌だわ♪逃げるの、遠くへ、誰も居ないどこかへ♪」←後から出てくる「生きるということは♪」とメロディーラインは同じかな。

男たち 「あ~、怪物に食われちまう!先に、こ~ろ~せ~♪」

熊起床(叫び声)カトリーヌを抱えた怪物君登場。

男たち 「怪物が出た!熊を殺した!あれって人間?人を助けた!何言ってる、あれは怪物!今すぐ殺せ♪」

エヴァ 「待ちな!そいつは怪物なんかじゃない!そいつは金!金よ!」

 

そして闘技場の、「欲と血の世界♪」エヴァ姐さんカッコ良すぎます(≧∇≦)

観客に手拍子を要求するイゴールも何気に可愛い。

笑えるようなシーンではないのだけれど、好きなシーンです。

歌の途中に入る濱めぐさんのシャウトが最高!

ところどころ聞き取れてないし、覚えてないとこは勝手に作詞してますが・・・σ(^_^;)

「愛に泣いて、金に狂う、男たちの最後の砦♪

ヘラクレスも、スパルタクスも、血であかう、ここへおいで♪

ここは悲鳴に満ち、地獄の面妖、男の肉は、血の世界♪

見てマッチョの胸、光る汗・・・・・・・・・・(←忘れてしまった)

やりすぎよ~♪

ほら、やらなければやられるだけ、生きるためには殺っちまえ♪

ほらイカサマなんてできない、生きるか死ぬか簡単なギャンブル♪

やらなきゃ、あ~~~♪

来たよついに奴が、熊を倒した男、牙を揺らす怒り、目から滲む恨み♪

血に飢えた悪魔の目、この渇き癒せない、地獄からいでし者、噛みちぎれ、血を浴びろ♪

怪物の雄叫びを~~~~~♪

ほら、やらなければやられるだけ、生きるためには殺っちまえ♪

ほらイカサマなんてできない、生きるか死ぬか簡単なギャンブル、ほら安心して賭けて♪

あ~~ああ~~あ~~ああ~~♪(←何気にイゴールもコーラス参加してます)

血の世界~~~~~~♪」

 

そしてジャックとフェルナンドも登場。

ジャックは語尾に「みゃー」とか「だがや」とかの名古屋弁を付けながら話してましたね。

いつものように「大人の事情で名前の言えないあの人」の真似をしながら(笑)

この舞台で平泉成さんはハリポタのヴォルデモード扱いだよなぁ~(笑)

フェルナンドが「今日こそは名前を言ってもらうぞ!」と詰め寄ったけど「無理です!大人の事情で言えません!」と押し切ったジャックに「まあ、いい」と大人の対応のフェルナンドでした(笑)

その後、借金返済の条件と明日の試合の話をしてフェルナンドが去った後。

「ね~、どうすんのぉ~?」

「あたし達には怪物がいるじゃない!」

「でも、あいつ最近思春・・・(バシッ!とここでエヴァの鉄拳、いつもより殴るタイミングが早い)あ!痛っ!ちょっ!まって!」

そのままエヴァ様バシバシとジャックを扇子で殴り続けるんだけど、イゴールも何発か参加してた(笑)

「痛いっ!あのっ!最後までセリフ言わせてっ!」

でもジャック最後までセリフ言わせてもらえず(笑)

「夫として役立たずなんだから、商品の管理ぐらいちゃんとしなさいよ!ジジイの棺桶こしらえて待ってるから!」

とエヴァ様が退場する時に「みや~」とめっちゃ可愛く言って袖にはけました。

その後イゴールも小さく「みや~」言ってた(笑)

 

そして鎖に繋がれた怪物君登場。

カッキージャックのスーパーゲスタイム突入!(笑)

私、4回観劇中スペシャルナイトがあったから、カッキージャックは3回観てるんですよね・・・3回とも本当にゲスだったなぁ・・・←褒め言葉です(笑)

大阪は2回とも3分クッキングネタでしたが、大千穐楽はPPAPネタでした。

「 I have a アンリの首♪ I have a 誰かの身体♪ an 怪物ぅ~♪」

どうも東京公演ではあまりウケてなかったみたいだけど、名古屋はちょっと笑いが起きたのね。

「お!今日はちょっとウケたぞ!」ってカッキージャックご満悦(笑)

そして「お前は怪物♪」のナンバー(一部の歌詞だけ)

「よく聴きな、お前は人じゃないんだ♪気のふれた科学者が創った、マジ笑えるぜ!おもちゃの化け物なんだ♪もうやめな人間のフリは、お前は怪物♪誰よりも残酷、噛みつき暴れろ世界を血に染め上げろ♪」

ここで怪物君は自分の事を「怪物」だって植え付けられちゃうんだなぁ・・・。

そして焼き鏝・・・(>_<)

 

その後にジャックが「これでもう俺のもん♪」って言うんだけど、それ聞いた瞬間に「じゃあロナンはペイロール伯爵に焼き鏝されたから、伯爵のものなの!?」ってわけわかんない事を一瞬だけ考えた、私の「1789」脳でした(笑)・・・来春の焼き鏝シーンが楽しみです(笑)

話がそれてしまいました・・・

 

「そうだ☆もし明日の試合で勝てなかったり、相手にとどめを刺さなかったら、お前を創った博士のとこに連れてくよ☆壊れちゃったから返品させて下さい☆ってな!」

ここでイゴールが「返品させてちょ!」って言ったらジャックが「え?もう一回言って!(半笑い)」「返品させてちょ!」「もう一回言って!(半笑い)」「・・・返品させてちょ!」

オケピからポヨヨ~ンって音が鳴りました(笑)

場内が異様な空気に包まれる(笑)

「わかる?これが滑るって空気だよ☆」・・・カッキージャック酷い(笑)

そして「行くわよ♡」の後にイゴールにステッキに「乗る?」って聞いて二人で乗ってはけていくのは一緒だけど最後に「ちょっとぉ!触らないでぇ♡」ってジャックが言いながらはけて行きました。

 

そして一人残された怪物の元にやってくるカトリーヌ・・・束の間の幸せなひと時。

先の展開を知っていると余計に悲しくなりますね・・・。

でもこれを歌う怪物和樹は本当に思春期の少年のように見えます。

歌い方も少年みたいで声高めに歌ってましたね。

「そこには♪」(記憶を絞り出します)

「そこには人が居ない、そこには涙もない、強要されずに、誰もが自由なの♪

そこには人が居ない、そこには欲望が無い、誰にも傷つけられず、平和に満ちている♪

空にきらめくオーロラ、果てなく続くような、地獄のような日々も、記憶かすめば♪

この痛み、嘆き、悲劇、すべてを忘れられる♪ ←ここのハモリ好き~!

誰にも探せない世界へ、人には知られない楽園へ♪

いつか二人で行けたなら、自由に、平和に、暮らしたい♪

飛ぶ鳥のように、この束縛を抜けて、歌を歌って生きる♪

心、縛りつける鎖ほどき、旅に出よう今すぐ、楽園を目指して…♪」

 

本当に幸せそうなの二人・・・(ノω・、)

怪物君の普通の笑顔が見られるのがここなんだよね・・・。

でも幸せは長く続かない・・・。

エヴァとジャックに見つかって引き離される二人。

男たちに暴行をうけるカトリーヌ。

ボロボロにされたカトリーヌは悪魔の囁きに耳を貸してしまいます。

仕方がないと言えばそうなんだろうなぁ・・・。

怪物の事を裏切ってしまうけど、彼女の今までの他の人間たちに受けた仕打ちを考えると、彼女を憎む事が出来ない・・・だから余計に悲しくなりますね。

 

「生きるということは♪」音月さんの鬼気迫る歌い方に圧倒されました。

「生きてる意味がない、生きても辛いだけ、私も獣も死ねば土に埋められるだけ♪

人生、反吐が出る、人生、ゴミのような、人生、だけどまだ人間だと認めてもらいたい♪

誰か、私を覚えてるかな♪

父親に毎晩犯されて、母親に小銭で売られて、誰かか足を洗った水で喉を潤した♪

生きてる意味がない、生きても辛いだけ、私も獣も死ねば土に埋められるだけ♪

誰かに売られたり、誰かに掴まれて、死んでく女より、暴れ狂う獣になりたい♪

獣は心を持たない、獣は誰にも同情しない、見てよ♪

引き裂かれたこの服、裂かれた心もズタズタだけど♪

明日は抜け出せる、明日は自由なの、明日は人になって生きてる事感謝するかもしれない♪

誰も私に唾吐かない、私はただ生きたいだけ、明日を~~~~♪」

 

両親がいても犯されて売られて、死んだ方がマシな目にあっても「人になってただ生きたい」と願う彼女は、怪物と似ている部分があったのかもしれない。

でも自由になるために怪物の飲み水に毒を入れてしまったカトリーヌはその時点で「怪物」になってしまったのかな。

カトリーヌが渡してくれる水を嬉しそうに受け取る怪物君に泣けます・・・。

お水の入った器を受け取る時、カトリーヌの手をギュッと握るんだよ・・・・°・(ノД`)・°・

 

思い出したら悲しくなってきた・・・・°・(ノД`)・°・

 

2幕の続きはまた後日・・・。

 

おまけで公式Twitterさんがあげてくれてた画像を貼っときます。

エヴァ様♡ 濱めぐさん可愛い・・・( ´艸`)

エヴァダンサーズと♡

カトリーヌ♡ ノリノリな音月さんです(´∀`)

フェルナンド&イゴール♡ イゴールの目の部分はマスクだったんですね!

イゴール全身♡ やっぱりゆるキャラチックだ(笑)

 

あ!ジャックの画像がない・・・。