タピオカ屋はどこへいったのか? | ふーちゃんのブログ

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こんばんわひらめき

 

 

 

 

仲良しさんがスペインから無事に帰って来てホッとしています。

旅の思い出インスタやFacebookを見ていたら出てきた画像。

すごいわ~、仙台にはこんな観音様いらっしゃるのね。

スペインじゃなくていいから、

仙台に行って見上げてみたいわぁ~ラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菅原由一著ー2024年2月発行ー。

 

 

至るところにあったタピオカ屋、

いったいどこへ行ったのだろう?

立ち飲み屋に意外と女性客が多いのはなぜ?

コロッケ1個80円のお肉屋さんがなぜ生き残れるの?

・・・そんな疑問に対する答えをくれるとともに、

儲かるビジネスの裏側を見せてくれる1冊。

 

 

 

タピオカ屋はなぜ流行ったのか?

ベルモノ消費からコト消費へ

社会の変化を捉え、ブームに飛び乗ることは、

商売のセオリーだ。

2018年ごろのタピオカ屋の急増と成功はその典型と言える。

 

じつは、タピオカのブームがやってくるのは3回目。

1回目は1992年、2回目は2008年、そして3回目が2018年だ。

3回目のブームは、LCC(格安航空会社)の就航により、

台湾旅行の人気に火がついたことで巻き起こった。

 

 

3回目のブームでは、

インスタグラムが重要なキーワードとなった。

新語・流行語大賞で「タピる」がランクインした前々年の2017年

には「インスタ映え」が年間大賞に選ばれ、

若いSNSユーザーたちはインスタ映えするネタを探していた。

タピオカミルクティーは、

飲料としてというより、

インスタ映えするアイテムとして買われていたのだ。

 

 

この現象は「コト消費」の表れと言える。

コト消費とは、

体験の価値を重視して商品を購入する消費行動のことだ。

従来の消費はモノの機能を重視していたが、

多機能で高機能なモノが世の中に行き渡った結果、

モノを通じた形ある価値よりも、

モノを持ったり使ったりすることを通じた形のない価値(コト)が

重視されるようになった。

これは事業を考えるうえで押さえておきたい社会変化の1つだ。

 

 

 

 

ベルタピオカ屋の「ブームに乗る」ビジネスモデル

何がブームになるかは分からないし、

ブームがどれくらい続くかも分からない。

だからこそ事業開発においては、

どんな商品にも寿命(プロダクトライフサイクル)があることを踏まえ、

いつでも撤退できるようにしておかなければならない。

そのためには、少資金、省スペースで開店するなど、

開業にかかるコストを安く抑えることがポイント。

 

 

ブームが長続きするようなら追加投資をし、

冷めつつあると感じたら次の事業機会を探すといった

柔軟性と俊敏性を持っておくことで、

時代の変化に乗ることができるのだ。

 

 

一時期は街中に溢れていたタピオカ屋だが、

今も残っているのは一部のチェーンだけだ。

消えたタピオカ屋はどこへ行ったのかというと、

ある店はから揚げ屋に、

ある店はマリトッツォの店に、

またある店は焼き芋の店になった。

 

 

イニシャルコストを徹底的に抑えて

短期で利益を回収し、

ブームが去ったらすぐに見切りをつけて撤退する。

このようにして、消えたタピオカ屋は次のブームに乗り換え、

新たな収益を生み出しているのだ。

 

 

 

 

立ち飲み屋はなぜ若い女性客が多いのか?

ベル「帰りたくない人」の居場所

立ち飲み屋はなぜ繁盛しているのか。

 

1つ目の理由は、時間のすき間を埋めていること。

 

近年、働き方改革が進み、

早い時間に退社する人が増えた。

しかし、世の中には家に帰りたくない人もいる。

立ち飲み屋は、会社には長居できないし、

かといって家に帰ってもすることがない人たちの

ニーズをつかんだのだ。

 

 

 

ベルタイパがよく、誘いやすい

2つ目の理由は、タイパがよいこと。

 

タイパはタイムパフォーマンスの略語で、

時間効率の良し悪しを表わす言葉である。

立ち飲み屋ではすぐにドリンクとフードが出てくる。

予約も必要ない。

1~2時間ほどの滞在時間で飲み、

楽しめるという点でタイパに優れている。

 

 

3つ目の理由は、短時間で飲めるため、

誰かを誘いやすいこと。

飲みニケーションを避けがちな若い人たちも、

「1時間くらいなら行ってみよう」と思うだろう。

女性にとって入りづらいはずの立ち飲み屋に

女性客が多いのも、誘いやすいからだ。

 

 

 

ベル安心して入店できる

4つ目の理由は、店内の様子が外から見えること。

 

お客さんや店員、内装が外から確認できると、

安心して店に入ることができる。

これは女性にとって大きなポイントだ。

 

ちなみに、定食屋チェーンの大戸屋は真逆の戦略をとっている。

大戸屋は地下や2階に店舗があることが多く、

店内の様子が見えづらいのが特徴だ。

一人で入っていくところや一人で食べている様子を見られたくない、

料理をしない人だと思われたくない傾向のある女性にとって、

外から見えない大戸屋なら入りやすい。

 

 

 

ベルリアルなつながりを提供する場

5つ目の理由は、

つながりに飢えている人たちの需要に応えているから。

 

コロナ禍をきっかけにリモートワークや在宅勤務が増えたことで、

対面のコミュニケーションが減り、

誰かと空気や雰囲気を共有したいという願望が蓄積された。

そんな中、立ち飲み屋は、人とリアルにつながることに

飢えていた人たちの需要に応えたのだ。

 

 

つづく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちのお店の人気メニューのひとつが、

タピオカ粉とチーズのもちもちパンです。

家庭でも片栗粉の代わりにタピオカ粉を使っています。

なので本のタイトルが気になって読んだのですが、

この田舎にはタピオカ屋はありませんでしたから、

経験したことがありません。

 

本格的な梅雨に入りますね。

お月さまに会えるのも今日明日かな?

 

 

 

 

では、また明日^^

 

 

 

 

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