がんばることをやめられない | ふーちゃんのブログ

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こんばんわひらめき
 
 
 
強烈な春風が吹きまして、
桜の花びらが一気にぜ~んぶ散りました。
地面に落ちた花やガクも風が吹き飛ばしてくれちゃって、
一気にきれいになりました。
ホウキの使いすぎで肩が痛かったんです。
ありがたや~。
 
 
 
 
 

 
 
 
 

 

鈴木裕介著ー2023年10月発行ー。

 

 

 

人生の手綱を自分で握る。

一見当たり前のことのようだが、みなさんはできているだろうか。

自分のキャパ以上にがんばってしまったり、

他人の顔色をうかがったりしてしまうなど、

自分が心から望んでいることではないとわかっていても

行動してしまうことはよくある。

それらは、自分の性格や気質のせいなのだろうか。

 
 
 
「がんばることをやめられない」のはなぜ?
ベル自分が「分裂」してしまう理由
がんばりたくないのにがんばってしまう。
本当は断りたいのに、笑顔で引き受けてしまう。
ときどき人が変わったように怒りを爆発させ、
後悔する・・・・・。
こうしたことは日常のさまざまな場面に存在する。
自分でもコントロールできない感情に
苦しみ自己嫌悪に陥ってしまうのは、つらいことである。
 
 
自己矛盾や葛藤は誰にでもあるが、
自分が「分裂」してしまうかのような葛藤は、
通常の葛藤とは異なるものだ。
たとえば「ラーメン食べたいな、でも太るからやめようかな」
と悩む「通常の葛藤」は、
揺れる2つの気持ちをそばで眺め、
その気持ちを自分で把握できている状態だ。
 
 
一方の「自分が分裂する葛藤」は、
「シーソーの片側に正体不明の気持ちがドーンと乗っかって来て、
大きく揺らいでしまう状態」にたとえられる。
「恋人を大事にしたい」と思っているのに、
急に怖くなって「別れたい」と思うのはこのケースだ。
突然不可解なものが現れて、パニックを起こしている状態である。
 
 
 
ベル「私」と「わたし」
「自分の分裂」が起きる原因には、
「トラウマ」と「生存戦略」が関わっている。
 
 
自分の心身に多大な影響を与えた出来事を「トラウマ」というが、
トラウマ体験は、受け止められないほどの強烈な悲しみや怒り、
恐怖などの感情を植えつける。
だが、その感情を抱えたままでは日常生活に支障が出るため、
自分の中に「壁」をつくり、
意識できない場所に封じ込めておくのである。
 
 
壁の向こうでは、本来の「私」に代わって別の「わたし」が生まれる。
壁の向こうの「わたし」は「トラウマ担当のパーツ」として、
おぞましい感情を一手に引き受けて、
本来の「私」を守ってくれるのだ。
これは、人間が自分を守るために無意識に生み出した
「生存戦略」といえる。
 
 
「わたし(パーツ)」は、
危機的な状況が過ぎたあとも風化せずに存在し続ける。
そして、どこかで「危機」に似た状況に直面すると、
「わたし」の感情が「壁」を超えてあふれて、
理性で自分をコントロールできない状態に陥ってしまう。
 
 
「わたし(パーツ)」とは、
本来の「私」の日常を守るためにつくられた
「身代わり」のような存在なのである。
 
 
 
 
ベルトラウマのない人はいない
トラウマとはどんな人でも持っている。
トラウマとは「生命を脅かされるような出来事」
だといわれることもあるが、それは間違いだ。
トラウマにはさまざまなレベルがあり、
日常生活で起こる傷つきもトラウマなのである。
 
 
生死に関わるトラウマを「ビッグT」と呼ぶのに対し、
いじめやパワハラ、離婚などの日常的なトラウマを「スモールt」と呼ぶ。
多くのスモールtは養育者(親)との関係に起因し、
その関係性で得た対人関係パターンは、
その後の人生に大きな影響を与える。
仮に今は親と関係が良好でも、トラウマがないとはいえない。
 
 
今のあなたと「パーツ」は別の存在で、
子どものころに受けた感情は現在も「壁」の向こうで眠っているからだ。
 
 
何かのきっかけで感情が溢れでてしまったら、
コントロールではなく「ケア」をしよう。
圧倒的な身体感覚を持って襲い掛かる感情には、
コントロールもマネジメントも効果がない。
トラウマが関わる感情の問題は、
一般的な感情と苦痛のレベルも対処法も違うため、
分けて考える必要がある。
 
 
 
つづく・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トラウマとは、生死を分けるような重大な経験でなくとも、
育っていく過程で「誰もが持ちうるもの」だとか。
 
 
今日はC子ちゃんの支援日でした。
女子の前向きな愚痴を聞きました。
トラウマも人に話せば乗り越えられるような気がしました。
 
 
 
 
では、また明日^^
 
 
 
 

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