老人は過去をねつ造する | ふーちゃんのブログ

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私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわ火星←火星です

 

 

 

一番地球に接近している火星が話題になっていますね。

 

 

火星に行く技術はどこかの国で整っているそうですが、

行くことはできても帰ってくることが可能な技術開発は

まだできていないとかと聞いています。

 

 

行くだけで800日かかるって言ってましたから。

 

 

 

 

そういう火星の話をしました。

 

 

二人の老婆に。

 

 

一向に反応なし目

 

 

カフェディパッセロの営業を終え、

そそくさと見守り隊の任務に出かけました。

 

 

 

Bさんは、若い頃お花をたしなんでいて、

免許皆伝?だとかこの前までは言ってたと思うし、

お花は枯れてこその花。

 

 

風水のことなんかおっしゃっていたりして、

造花は邪道だって言ってた・・・。

 

 

 

 

 

けれど、今日の施設にBさんが生けた花は造花ニヤリ

 

 

 

 

その次にAさんのところを訪問。

 

 

暑さでわたしの化粧がはげてるのを見て、

若い頃から自分はお化粧をしなかった話になりました。

 

 

それはアレルギーのせいだとかこの間までは言ってたはず。

 

 

けれど今日は、

亡くなったジイサマが嫉妬深い旦那で、

化粧をして勤めに出ると

自分の美貌によその男どもがたかってくるから、

させてくれなかった・・・、

とおっしゃるニヤニヤ

 

 

こういう過去のねつ造をわたしは、

今初めて聞いたようにうなづきながら聞き続けます。

 

 

老人は老いても、

いえ老いたればこそ、

人の話を途中で取ったり、腰を折ったりする人を信用しません。

 

 

今の胸の内を打ち明けてもくれません。

 

 

じっと聞いてくれる人が居るから、

話すことができるし、

自分で話していて自分の問題点に気づいたりされます。

 

 

しかし、最後まで話を聞くのは、

大変なエネルギーも必要です。

 

 

つい「その話この間と違うんじゃない?」とか、

口を挟みたくなる時もございます。

 

 

ガマンするのが非常に難しいあせる

 

 

「すごいトシヨリBOOK」の著者・池内紀さんが、

「ボクは聴いているフリだけでもいいんじゃないですか?」

とおっしゃっているので、聴いているフリをしました。

 

 

なんせ畑とお店でほどほどに疲れてますので。

 

 

老人に限らず、

人の内面の問題というのは、

人に話すことでほとんど解決しているからです。

 

 

 

ということで、

「過去をねつ造する老人」、

わたしはものすごく好きなのです。

 

 

わたしに会うのを心待ちにしてくれている。

 

 

それだけで、

わたしの存在感は十分に満たされます。

 

 

次回は、

どんなねつ造話を聞かせてくださることでしょう。

 

 

楽しみです音符

 

 

 

では、また明日(*^.^*)

 

 

 

 

 

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アップ

「老人の取り扱い説明書」平松類著と

合わせて読みますと、

老いの極意が学べます笑