手刻み(作業場仕事)ほぼ完了しました。(画像と小難しい話) | 小さな工務店の大工の日記(旦那のブログ)

小さな工務店の大工の日記(旦那のブログ)

愛媛県松山市にある小さな工務店の大工の日常を

書いてみようと思います。

仕事半分、色々な思った事や起きた事を日記風で

表現?してみようと考えています。

 

今日は 私は ここで ホゾを加工していました。

 

 

日浦さんは 墨付け。

 

 

山内さんは 屋根他垂木の加工。

 

 

桁の加工は 完了。

 

 

土台の加工も完了。

 

 

破風、鼻隠し。

 

 

板図でございます。

 

 

刻み作業もほぼ完了しましたので、

 

連休明けから 基礎工事に入ります。

 

どちらも 大工が行う作業でございます。

 

昔は 当たり前の 日常したが

 

現在は 刻み作業や 基礎工事を 大工が行うのは

 

少なくなりました。

 

大工の 作業内容は かなり 多いので

 

全てを プロと呼べるレベルにするには

 

長い時間が かかります。

 

造作だけであれば 早い(素質と努力)方であれば

 

1年もあれば そこそこのレベルまでは行けると思います。

 

それでも そこから 稼げるようになるには

 

個人差もありますが もう少し。。。。。おねがい

 

職人(大工)の腕に 頼るよりも

 

分業化して 専門作業として 行う方向が

 

大手様の 考え方だと思います。

 

それも 正解だと思います。

 

ただし 熟練の大工になるには

 

仕事を 辞めるまで 修行ですので

 

今の時勢には 合っていないと考えるのも道理。

 

時代とは 変化するものでございます。

 

分業化して 専門化した 職人は

 

大手の下請け仕事が メインになります。

 

このことが 良いか悪いかのお話ではなく、

 

本来の 職人とはの話でございます。

 

職人が 誰でも できることをするだけでは

 

価値が下がるのは 当然のことだと思います。

 

それを 棚の上に 置いといて

 

自分の境遇を 憂うのも おかしなお話dと思います。

 

昨今は 大工の華の 建前も 専門化して

 

建て方専門の方が 行うことが

 

当たり前だと語る 業者さんも ございます。

 

専門化した方が 安いと思われている方も

 

いると聞いています。

 

現在の ご時世では この画像の刻み作業と

 

プレカット工場に 丸投げ(外注)では

 

プロの大工であれば 刻み作業のほうが

 

同等の作業をしても 安価になります。

 

(ただし 昔ながらの大工であればのお話です)

 

元請けで行う工務店の大工が 今は 探しても

 

見つからないかもしれません。

 

私は 絶滅危惧種 なのかも。。。。。ニコニコ

 

お施主様と 打合せから 始まり、

 

資金計画から 間取りの提案、 

 

そして 施工(総合建設)も 行うことは

 

普通の事でございました。

 

それを 続けてきましたし

 

これからも コツコツと やっていきます。

 

職人は 使われる人 と同意語では

 

無いのですが 今現在は。。。。?

 

富山の薬売りさんの 言葉。

 

七楽。

 

楽すれば 楽が。。。。。

 

(知りたい方は検索してみてください。)

 

楽して 職人を 名乗るのは

 

私は 抵抗のある 世代となっています。

 

金儲けしたいのなら 職人には 

 

ならないほうが よいもの。

 

間違いなく 対極の位置関係だと思います。

 

好きでこそ ものの上手だと思います。

 

引退や隠居などを 考えている方は

 

職人には ならないほうが 良いと思います。

 

大工になりたくて なった

 

小さな工務店の大工の 独り言でございました。

 

ではでは。。。。。。爆笑

 

 

 

 

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