ニャンコさんの引っ越し。 | 小さな工務店の大工の日記(旦那のブログ)

小さな工務店の大工の日記(旦那のブログ)

愛媛県松山市にある小さな工務店の大工の日常を

書いてみようと思います。

仕事半分、色々な思った事や起きた事を日記風で

表現?してみようと考えています。

猫とは 自由でございます。

 

子猫が 大きくなり、巣立ちをいたしました。

 

寂しくもあり、 嬉しくもあり。。。。。

 

野良さんですから、 私の家の 一画は 仮の宿。

 

これから 子猫たちも それぞれで 生きて行くもの。

 

たぶん、父親だと思う、黒猫さんが 代わりに

 

家の下で 猫の餌を食べていたと 嫁さんから聞きました。

 

猫の父親とは この辺りの ボス猫。

 

たまに、 母猫と子猫たちに会いに来ていたらしい。。

 

野良とは 自由でございます。

 

自由とは 見方を変えると 厳しいものでもございます。

 

実の子のネコさん達も 大きくなれば テリトリーは父猫のもの。

 

その外で 暮らしていくものだと 思います。

 

(オスの場合)

 

ボス猫は 自分のテリトリーを 実力で 守ります。

 

実力が 無くなると 次の世代のボス猫に変わるだけ。

 

自然の掟ですが、 (野良ネコの場合)

 

それで 調和を取っているものだと。。。。

 

これが 野良ネコさんの世界。

 

可愛そうだと 考えるのは 人間の考え。

 

その場だけ、 可愛がるのは 逆に 残酷な結果に。。。。

 

もし、可愛がるのなら 一生の面倒を看る覚悟が必要だと。

 

それは 野良ネコさんには 要らぬお世話かもしれません。

 

自由が 無くなりますから。

 

嫁さんから聞いた話ですが、

 

飼い猫でも 子供を産み、 もし弱い子が生まれたら

 

育てないとのことでした。

 

生まれたばかりの子猫を 触ったりすると

 

(人間が。。。。)

 

食い殺す所も 視たことが あるそうです。

 

嫁さんの実家は 猫が かなりの数 いましたので

 

知っていることですが、

 

猫には 猫の 世界がございます。

 

そっと 見守る位の 距離感 でよいものだと。。。

 

人間の世界も 極論を言えば 同じようなものでございます。

 

守られる立場とは 成長段階の事。

 

必ず、独り立ちをするときが 来ます。

 

大人になっても 絆はありますが、

 

誰かに 守ってもらおうという 依頼心が 強すぎると

 

社会生活は 破綻するものだと 考えます。

 

(極論のお話でございます。)

 

可愛い子には 旅を させろ という 言葉もございますが

 

親が 子供を ずっと 面倒を看ることは 難しいもの。

 

財産を残すよりも 強い人間になってくれることを望むのが

 

私の考え。

 

私の 半生は たいしたことは ございませんが、

 

15で 新居浜に。。。(松山から学校に)

 

18で 東京に。。。(これも学校と就職)

 

24で松山に帰り、 

 

一人で 職人(大工)を始めました。

 

大工になったのは 遅いですが それでも 25年経ちました。

 

35で 結婚するまでは 一人暮らし。

 

(20年程は 一人で 生活していました。)

 

その間、 親に 顔を 見せないことは 長い時で4.5年。

 

私は 男ですから こんなものでございます。

 

大工を始めた頃は 下請け(一人親方)でしたが

 

仕事が切れたら 飛び込みで 工務店で働かせてもらったことも

 

幾度となく。。。。。

 

借りていた アパートの家賃を払えば お金が無かったことも

 

幾度となく。。。。

 

だからといって 大工以外の仕事をして 凌いだことは

 

ございません。

 

最初とは それが 当たり前の事ですから。

 

職人仲間に馴染み、暇になったら いつでも来いと言われ始めたのが

 

1年後。

 

請負(下請け)仕事で 切れ間なく 仕事を頼まれだしたのが

 

2年後。

 

一人親方から、 給料を払うようになったのが、

 

3年後。

 

新築を請け負ったのが  5年後。(元請で)

 

それから 紆余曲折が あり 26年目の 現在。

 

職人を始めて 11年経った頃、 やっと 結婚できましたが

 

その間は それほど 甘いものでは ございませんでした。

 

(これは自営業者<初代>なら 普通の事でございます。)

 

私も 野良みたいなものでございます。

 

なので 自由 を 手に入れていますけど。にひひ

 

その野良と 一緒になってくれた 嫁さんは。。。。。

 

結婚生活15年目となりますが

 

まだ、まだ、 楽は させてあげられていないような。。。。

 

(私が させてもらっているのかも。。。)

 

いくら感謝しても足りないくらいですが、

 

そんなこと、面と向かって 言えるような 私ではパー

 

脱線しましたが、

 

野良ネコさんを視ると 私を視るようで 

 

親近感がわきますが、

 

手を差し伸べることは ございません。

 

自分で 生きて行くことが 自由。

 

自由とは 与えられるものでは ございません。

 

自分で 造る ものだと。。。。。

 

大きな傘の下にいるよりも、

 

いつも 青空が見えるのが 自由というもの。

 

ニャンコさんも 青空が見える生き方をしています。

 

長い道のりを 歩くものですから、

 

雨の降る時も、 風の日も、 あるもの。

 

ですが 必ず 青空は ございます。

 

負けを認めなければ (くじけなければ) 必ず

 

前に向いて 歩けるもの。

 

それを続ければ 必ず 道は ございます。

 

その道を 探して 頑張れ ニャンコニコ

 

引っ越ししていった ニャンコさん達に。。。。。グー

 

それでは 

 

オヤスミナサイクマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング