【子供茶道で伝えること】
子供茶道では、（聞いているか分からないけれど）
掛物の話をしたり
年中行事の意味を伝えたりしています。
茶道に触れさせることが
おまけくらい
しっかりと意味を知らせたいのです。
広島原爆投下で１４万人が亡くなったこと
あなたよりもう少しお兄さんが
爆弾を飛行機に積んで
自分ごと突撃して爆破した事実
今の日本が平和であることを願って
命をかけてくれたんだよ。
息子はそんな怖い話を
しないでと言いますが
私が小学２年の時は
はだしのゲンや蛍の光など
読んだり観たりしていましたから
もうしっかり伝えようと思いました。
そして一緒に手を合わせに行きました。
社会貢献や思いやり
なんて言葉を述べることが恥ずかしくなるくらい
命をかけて国を守ろうとした
日本の先人達がいると思うと
本当に生かされている命を
のうのうと無駄にできないなと思います。
せっかく生きられる時間を与えてもらえているなら
早く自分の全うしたいことを突き詰め
無駄なことに時間を使っている場合でないと思うのです。
そして自信がついたら
日本の先人達に恩返しできる行動を
していかないといけません。
テーブルスタイル茶道のコンセプトは
日本の素晴らしさ
ご先祖様たちの残した知恵を
今に「しらす」ことです。
次世代に「つなぐ」ことです。
だから広がれば広がるほど
恩返しになると思っています。
全然広がっていく力が弱いです。
もっと日本を知ってください。
日本に根付く知恵
神々から続く深い精神性。
和を以て、平和を願う国の意思を
人間にも当てはめていきたいと思います。
それには知って学んで
腹に落として行動しないと無理なのです。
うちの実家には
戦争で亡くなった祖父の兄弟の写真が
飾ってあります。
小さい頃からその写真に見下ろされて
育ったので、何気なく戦争の話を聞いたり
手を合わせたりがありましたが
これからの子供たちは
また一段と遠くなるわけです。
だからこそ傲慢になる前に
生かされて生きていることを繰り返し
伝えていかなければならないと思います。
戦争跡地や原爆資料館などには
もう何度も何度も足を運んでいます。
まだ手の届く時代
ただ時代が違うだけの人間が
命がけの日々を送り
壮絶な痛みと苦しみ
もう想像しただけで胸が苦しくなります。
本当何やっているんだろうなと
思います。
まだまだやれることが山のようにあります。
私のできることで
返していきます。
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◆子供茶道は無料で行っています。
今人数を広げられなくて
心苦しいですが
ご興味のある方は
相談ください。
8月17.18日17時から開催します。
