ちょうどこの時期は
毎年パリでお茶会でした。
記事があがってきて
茶会は写真だけで見ると
華やかで楽し気に見えると思います。
実際は
重いスーツケースを自力で運び
タクシーに乗せる度にスーツケースを膝で支えるものだから
膝が負傷するくらいキツイのですよ。
海外茶会に持っていくお菓子や
消耗品は全て自分のお財布から出しています。
テーブルスタイル茶道アカデミーの金額など
一日で消えていきます。
この時期のパリのホテル、タクシー代、食費
一回の海外茶会で使うお金は大きな金額となります。
見ず知らずの人におごっているようなものです。

でも
だからこそ
この経験から
得ること
吸収すること
繋げること
すさまじいパワーになるのです。
この海外茶会に出かけていなければ
テーブルスタイル茶道を全国展開していくパワーは絶対に生まれませんでした。
海外茶会をきっかけに自分のステージが上がったことを
なんでもそうです。
自分でリスクを負わなければ
そこから先は今までと同じ道です。
人からいくら与えてもらっても
本当の意味で自分を開拓し挑戦し
進化していく道は
自分で経験していくしかないのです。
松下幸之助さんの本に

災害で流れた町が例外なしに全部発展している
火災で燃えてしまったところが全部例外なく発展している
恵まれた
災害がよけれたと思っている場所の方が
実は何も進化していない
それは全て心の働きの違いによるものだと思う
と書いてありました。
私がはじめから恵まれて
助成金や誰かの援助で海外茶会を経験できていたり
人が全てやってくれてそれにのっかるだけだったら
絶対に今のこの気持ちにはなっていなかったと思うと
大変なことは避けて通りたいけれど
自分でなんでも経験し
人とも喧嘩したりもめたりしながら
自分を見つめなおすことは
とても必要なのだと思います。

可愛い子供にも
手を出しすぎず
怪我をして痛みを覚えさせるようなことはしたくないけれど
守る援助するだけでは
本当の意味で
その人間の為にならないのだなと
いまさらながらに思うのです。
自分がチャレンジしていないことを
















