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日仏友好160周年
ジャポニズム「アレテ—」フェスティバル2018レセプションが

パリ7区区役所を貸切って例年以上の規模で行われました。

 


NPO法人 World Art Bridgeの代表小畑美果さんがオーガナイズする企画です。


名前の通り、アートや文化を通じて世界の橋渡しをしてくださるのがコンセプトです。

アレテ—とは、ART芸術・The茶を合わせた造語で、徳という意味も含んでいます。
国を結ぶ、人間を繋ぐ意味でアートの力は絶大でその中でも特に茶道(茶)に重きを置いてくださっています。

私の宣伝が下手でなかなか協賛は集められない中
快く協賛くださった日本企業の方々に感謝を申し上げます。


海外からこれほどまでに注目される和文化を肌で感じてきました。

日本人の興味は薄れているというのに、海外の方から見る日本文化の美しさは何だろうと最後まで思い追及した次第です。


2020年にまた大きくフェスティバルが行われる予定ですが来年も必ず来た方が良い!

継続した方が良いと現地でお手伝いくださった誰からも言われました。

 

きっと毎年継続していくような気がしますが、今回のアレテ—フェスティバルでは二日間のプロデュースも任せていただき、子供に体験させたいことや書とお茶の体験、日本からの私達とParis在住チームがタッグを組んで文化を伝えたいこと、お点前を私ではなく講師に任せてみたいこと、招く人数など決めさせていただきました。

 

レセプリョンに椿の会だけで
これだけ着物を着て日本の民族衣装を見ていただくことが出来ました。

全員ボランティアです。
着付け代も渡航費も全て自分でお金を出して足を運んでいます。

せっかく日本文化を紹介できる機会なので
現地の方に喜んでいただきたい気持ちからです。

 

こんな美しい着物は日本でも見られないですよね。
しかも優雅な方ばかりです。

西陣織や華やかな袋帯で日本の民族衣装を見ていただきました。

 

こんな西洋の建物にも
着物は負けていませんね。

ワンピースだったらどうでしょうか。
全然違いますよね。

 

本当に素敵なレセプションでしたが

この着物チームは突っ立ているだけのお人形ではなく
頼んでもいないのに
動く動く。

自ら考え、お酒やお茶をサーブしたり
豪華な衣装でも率先して片づけたりしてくれました。

こういうところが日本人の優しさだなと思いました。

自分の口に運ぶより先に全員がどうぞと来てくださった方に与えて

みんな喉がカラカラになっていました。

 

 

一口も食べていません。

 


せっかくの与えられた機会に妥協なく、心を込めて臨んだ結果に満足しています。

言葉が通じないのに目と目で気持ちが通う瞬間など何度もありました。

お手伝いくださった、ご協賛いただいた皆様のおかげです。
ぜひご興味のある方は来年からのアレテ—にご賛同いただけると嬉しいです。

 

 

 

エチオピアから来てくれた講師の香織さんとも

感動の再会でした。

 

はじまるまで束の間のきゃっきゃっと撮影タイム。

 

ありがとうございました。

「椿の会」はじめての茶道@名古屋