この日は
お盆を前に仏様に献茶をしながらお茶を楽しみました。
大日如来様の掛物の前に
経筒の花入です。
蓮をいけて、香炉を置き
矢筈板で真のしつらえです。
祇園祭の際京都で生けられる
檜扇を七宝繋紋様の花入れに生けました。
瓢型のこんなに可愛い薄茶器にお茶をはき
縁高におはぎを準備致しました。
大徳寺納豆を添えて
ご先祖様をお迎えする準備です。
木の縁高はあとがつくので
しっかり湿らせて使います。
干菓子は
鈴懸さんの「tetanize」
フランス語で日本趣味を表す言葉だそうです。
美しいブルーの金平糖は
生徒さんからのいただきもので
祇園祭限定のソーダ味です。
水打ちもたっぷりして
41度を越えた多治見で
氷室に見立てたガラスの水指に葉蓋
絞り茶巾を行いました。
時間が経つごとに蓮の葉が巻いていきます。
一瞬のご馳走に感動する日本魂
みんなで手作りした
夏らしいプチ懐石を蓮の葉の上に氷を敷きつめて
楽しみました。
こうして蓮の葉一枚で
テーブルでも楽しめるものです。
緑から元気をいただき
夏の体調を目からも整えていただけたらと思います。
息子も入れていただき
小さな頃からこんな遊びを経験して感性を養ってほしいなと願います。
皆さまに育てていただいて本当にありがたいことです。
「椿の会」はじめての茶道@名古屋