「祇園祭とお茶」
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7月23日に、お世話になっております浅井先生がお席を持たれるということで京都祇園の「楽楽」さんにお邪魔させていただきました。
こちらのお花の感じも大好きです。
寄付きから祇園祭の屏風・烏帽子の武士による一献・甲冑・陣羽織の勇ましい男性たちのお出迎え、趣向にドキドキでした。
陣中にちなんで
盃に水が入っていて、それを下の杯にうつしていきます。
そして織田信長と書かれた日本酒を一献いただきました。
本席からドンドンどんどんと陣太鼓がなり背筋が伸びました。
襖を開けると見たこともないお茶席が目の前にあり
カウンターとお点前席が別に作られた面白い茶席でした。
松下幸之助さんも毎日いただいたというニッキ餅です。
素朴でやみつきになるお味でした。
お箸も矢羽型ではじめて拝見いたしました。
お久しぶりの平金さんの井戸茶碗をご本人からいただき一服美味しく頂戴しました。
さすが浅井先生のお席だとその趣向に感服したのでした。
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外は祇園祭の活気と熱気人混みの京都ですが、こちらの扉の奥は全く違う空気が流れておりました。
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現代に戻りまして、地元でもまだ七夕のお祭りがおこなわれる中私の気分は完全に祇園祭に染まり、7月中のしつらえも全て祇園祭に変えてしまいました。
7月最後のテーブルスタイル茶道の記事は
「椿の会」はじめての茶道@名古屋