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「加藤令吉先生の個展へ」
やきものの町瀬戸
「背戸窯」二十二代として、
四百年を超える歴史と伝統を継承されている
加藤令吉先生の個展へお邪魔して参りました。
香泥彩 緑泥彩 黒泥彩 など新しい作風の中
古くから伝わる黄瀬戸 黒織部なども展示されていました。
個人的に黄瀬戸に石がダイナミックに混ぜられているお茶碗にとても惹かれました。
緑泥彩のお茶碗は初夏の木漏れ日のようでお茶を点てたらさぞ映るだろうと想像するだけで楽しかったです。
奥様も優しく思いやりに溢れた方で大好きです。
その令吉先生から安城の南山園さんをご紹介いただき
一時間くらい富田社長とお話しさせていただきました。
そして、本当に大切なことを教わりました。
日本人に根付く精神は、日常茶飯事という言葉があるように
お茶と切ってもきれない関係があるということを。
お忙しい中、「優しい」お人柄からおもてなしの心が伝わってきます。
そして令吉先生からも富田社長からも
ご縁の大事さを教わりました。
またどうしても今の茶畑に行きたかったのですが昨日叶いまして
お茶畑横で休憩をしている15名くらいの茶摘みの方たちの中に息子とお邪魔し
「見せていただいてもよいですか」
と許可を得るだけのつもりが
いろんなことを教わり
お茶摘み体験までさせていただいて
貴重な経験をさせていただきました。
息子にお菓子までくださり
あたたかく迎えてくださる皆様もまさに「優しい」という日本人のホスピタリティーが溢れており、一日とても勉強になりました。
4月後半から新芽の様子を畑に見に行っていたので
実際摘まれる今の葉の生育状態を見て
あっという間にここまで育つことを知りました。
直接足を運ぶ大切さを身をもって知るのでした。
「椿の会」はじめての茶道@名古屋