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「椿の会初釜終了御礼とご報告」

初釜がようやく2日間
無事に終わりました。

今回はほぼ生徒さんとの初釜でしたが
約50名の生徒さんと作り上げる一座が持てました。
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今回一番感動だったのは
見えない生徒さんの配慮に尽きます。

椿の会の全国に散らばった生徒さんたちから
初釜前にたくさんエールが届きました。

「明日から初釜ですよね。
お力添えはできませんがご盛会を祈っております」と。


教科書ではみたことのある
前日に我が家まで足を運び
「明日はよろしくお願いします」
だけを伝えてかえっていく生徒さんもいました。 (これぞ本当の前礼)

今回初お点前披露を果たした3名の生徒さんは
ギリギリまで、本当にぎりぎりまで自分と戦って今回に臨みました。
自分の立派なお点前の披露の場としてではなく
あくまで来て下った方や私のことを思っての頑張りでした。


終わった後の涙やほぐれた表情がそれまでの張り詰めた緊張を物語っておりました。


水屋は気付くと痒いところに手が届くという動きで
してほしいと思うことを全て先回りしてやってくださいました。
最後の片づけまで自分のことのように動いてくださる姿勢に感動しました。

水屋の動きも一人の生徒さんが全て書き出しまとめて私に送ってくださり前夜まで調整に付き合ってくださいました。

「何か私でできることはありませんか」
と何名もの生徒さんからメールをいただきその言葉と気持ちだけで力をいただきました。

椿の会の初釜は茶道の先輩方にお見せできるような完成度ではままだまなく未熟で未完成なものですが、6年目にして生徒さんたちの成長をとても感じましたし、何よりみんなワクワク・キラキラしております。

お茶を日常に連動させ、お茶から家庭が潤い、精神が整い、豊かかな気持ちで生活されていることが本当にうれしいです。

至らぬところも多く、反省点もたくさんありましたが
雪の残る庭園の中で最高の時間を残せたことに本当に感謝の気持ちで一杯です。




白鳥庭園はこの日を待っていてくれたかのような

雪を残しつつ、けれど太陽が射し暖かな日和でした。


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画像が横で申しわけありませんが

紅白の椿もこの日に合わせて固い大きなつぼみを膨らませてくれました。





この日に全ての生徒さんが参加できたわけではありませんが

ご参加された方の表情が私の何よりのご褒美でありました。


そして御礼のお手紙、感想

宝物です。皆さまひとりひとりに感謝を申し上げたいですが

この場を借りて心からお礼申し上げます。


「椿の会」はじめての茶道@名古屋