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私の茶道の目的といいますか・・・

地に足がつく感覚が気持ち良いことを知っているから


椿の会十か条の一に

掃除をすること

がありますが、

ルンバや掃除機では気持ち良さが違うのです。


床や壁に手をついてする掃除が気持ち良い。


なんでかな。


手紙を書くこと

これもなんでかな、

と思ったら

手でペンをとり想いを紙に書く行為が地についているような気がするから


携帯メールではなんだか相手と遠いのです。



本日の生徒さんがこんな嬉しいことを・・・

「 先生の握ってくれたおむすびを食べたときからおむすびが大好きになりました 」


コンビニのおにぎりとは全然違う

暖かさを感じたと。


おむすびを握ること

それも地についている感覚。


ラップを使わずに

愛情を意識して手から気持ちを送ります。

おむすびを握るときは自然にその感覚にスイッチできます。


ご飯全てを丁寧に

毎日つくるのは大変ですが

愛情をこめたおむすびなら簡単です。


他が例えぱぱっとのおかずでも。


茶道は腰を据え

丹田を意識し

茶筅を通じて気持ちをお茶に込めます。


おむすびと同じです。

自然にその気持ちにスイッチしております。


一服の愛情をこめたお茶なら

みなさんも簡単に点てられますよね。


椿の会の生徒さんたちも

ご主人に夕食の最後にお茶を点てることが恒例になっていたり

朝の一服が恒例になっているという嬉しい声が届いております。


子供たちにも伝染し

子供の誕生日会やお泊まり会で

その子がお菓子を買ってお友達にお茶を点てたという報告もありました。


椿の会の茶道はここが強みです。

道具もしつらえも大したことはできませんし

私自身が教えられるような素晴しい人間ではありませんが


たった一服で自分がみたされること

家族がみたされること

子供がみたされること

実感しております。


地に手と足をつけ

地に腰を据え

毎日気持ちを込めた一服を点ててみませんか。


そんなきっかけに椿の会がなれれば嬉しいです。


ですからたった一回限りのお稽古でも可能なのです。

浮ついた自分もまた有りですが

一日一回でも地に着地する感覚を大切にしていきたいです。



お茶のお稽古はいかなければならないでは続きません


自ら欲するような気持ちになれたらしめたものです。

お茶の時間を内から欲する

座って一服点てたあとの心の在り方がとても気持ちが良い


私はお茶のお稽古に義務的にいったことはありません。

行きたくて行きたくて

一週間が待ち遠しいほどでした。


お茶を通じて幸せが広がりますように

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「椿の会」はじめての茶道3回完結教室
     IN 名古屋