茶道で使う茶器。


その多くは、日本国内で作られたものではなく、

朝鮮半島や中国から入ってきたもので

「唐物(からもの)」と呼ばれ

高級品として重宝されてきました。


利休も真似た本場の「唐物」を探しに

韓国はソウルに向かいました。


まずは、ショッピング・マッサージ・韓国料理・スイーツと

定番の遊びどころをダダダダッ~っとおさえつつ…



名古屋アラサー茶道教室「椿の会」


↑ これでマッコリ1本飲んで、2000円くらい!安っ!!うまっ!!



名古屋アラサー茶道教室「椿の会」


↑ 渡りガニの秘伝の醤油付け「カンジャンケジャン」美味!超うま!!



…いざ、茶器探しへ~


向かったのソウル市の地下鉄3号線、安国駅徒歩数分のインサドン地区。


名古屋アラサー茶道教室「椿の会」


ソウルの骨董通りの名の通り、器屋さんが立ち並ぶ。


歩き回る中で見つけたのがこちらのお店。

オジさんが1人で店番していて、お手頃価格のものから

人間国宝級の陶器もチラホラ。



名古屋アラサー茶道教室「椿の会」

そこに置かれていたお茶碗は、やっぱり日本で見かけるものと似ている。

黄瀬戸風の陶器茶碗から信楽っぽい赤茶けたモノまで。

う~ん、やはり日本の抹茶茶碗は朝鮮半島から伝わっていたんだなあ。


せっかくだから韓国っぽいものを探していると…

「コレ、高麗青磁と言って昔からある伝統的な器だよ!」と

オジさんがぽつり。


それは青緑の釉薬がかかった光沢のある茶碗。

瀬戸焼きの中にも、こんな色の釉薬がかかった茶碗があったっけ…


手に取ると、触り心地も直感的にGOOD。

「うん!コレだ!!」ということで

茶入れと一緒に手に入れました。


名古屋アラサー茶道教室「椿の会」

日本から、伝統の茶器をもとめて1千キロの旅。


利休さんがいた安土桃山時代では木船で1ヶ月。

いまや飛行機で2時間。


様々な思いを込めて

この高麗青磁で茶の湯を楽しんでいくつもりです。