最近、昔のことを思い出すことが結構あって、タイムリーなお題だったので書いてみます。
父の実家は新潟山奥の集落にある豆腐屋兼何でも商店兼農家でした。
おばあちゃんは孫たちに甘くて、店にあるお菓子やアイスはわりと好きなように食べさせてくれてました。
小学生の頃は一週間位滞在していたと思います。
夏は畑に出かけてもぎたてきゅうりをかじったり、川で冷やしたスイカを食べたり。
田舎の食事に飽きて卵かけご飯ばかり食べてましたが、唯一楽しみだったのが出来立ての温かくてフワフワのおぼろ豆腐。
未だに父の実家のものより美味しいおぼろ豆腐を食べたことがありません。(既に廃業😭)
周りは山の段々風景の田んぼと畑しかありません。
お墓参りは真っ暗な道を提灯を下げていきました。
リアル肝試し(笑)
でも日中の田んぼは緑の絨毯のようできれいでしたね~。
このとき見ていた原風景が弘前に住むきっかけにもなってます。
納屋には牛や馬が居て、いけすでは食べる錦鯉も飼っていました。鯉は骨ばかり沢山あって好きじゃなかったけど。
蚕もいてシャクシャク食べる姿や繭になるのを見るのは楽しかった。
冬は道路に雪の壁が出来るような豪雪地域。
おばあちゃんが囲炉裏にすわり、すり鉢でくるみ餅の餡を作っていた姿を思い出します。
大きな梁がある旧家で、屋根裏部屋に上がる階段を登るのはワクワクしたな。
今は私の従兄弟が新たに家を構え、旧家の面影は全くありません。
さて、両親はそんな田舎から東京に憧れて就職で上京したらしい。母は町に近い地域住まいでしたが最近聞いたら、田舎で既に就職が決まっていたのに親の反対を押し切って上京したんだとか。
おじいちゃんにぶん殴られたらしい、ビックリ。
で、せっかく都会育ちの私が地方に移住したんだから、両親は複雑な気持ちだったかもなぁ。
転勤族妻でしたが弘前公園の桜に魅せられ、移住。夫は単身赴任中。
春夏秋はガーデニングメイン、冬は東北暮らしの四方山話を書いてます。