こんにちは
宇円由聖です
人前で話すときなどに
場の空気に呑まれるな
などと表現することがありますよね。
日本人はとりわけ、空気とか雰囲気とかを自然と意識する民族のようです。
といっても、ほかの国はどうかを知っているわけではないのですが・・・
ここでいう空気を意識してみてみると、
その多くが自分で作りだしていることが分かります。
苦手な人の前に立ったとき、特に相手に攻撃されると思っている時には、
自然と体がこわばったりしませんか?
そんな時には、自分からそのようなエネルギーというか気配が出ています。
普通は目に見えるものではないのですが、気を付けて感じてみると、そういう空気を感じることが出来ますよ。
その空気に、相手が反応しているという事も多々あるんです。
何を言いたいかというと、
相手が自分に言った一言や、
相手が自分にした行動について目が行きがちですが、
自分がそんな場の空気を作っていることもあるという事です。
自分が悪いんだという事を言いたいわけではなく、
もし、そんな場の空気を作っているのが自分だとしたら、
自分でそれを変えることもできるという事になります。
過去にひどいことをされた相手を見るときの自分の眼差し
それがどんなものなのか想像したことがあるでしょうか?
その眼差しや、態度が場の空気を作っています。
どうしたらいいか?
出来れば、まず、体を動かしてリラックス。
深呼吸して新鮮な空気を体に入れ、嫌なも気分は息を吐きながら体の外に出すようにする。
そして、相手を温かい目で見ることが出来たら完璧です。
とはいっても難しいと思うのでもう一つ
心と体が委縮している自分に気づいたら
「あー、今自分は委縮しているな」っとか、
「今度はないを言われるんだろう」と考えている
というように、
ご自分の体の状態や考えている事を自分の外から見るような感じで実況中継してみる。
そうすると、委縮している自分から離れた自分がいることに気づくかもしれません。
地獄と思える状態の真っただ中にいる自分を、外から観察している自分。
そんな自分がいることに気づくことが出来れば、たとえ同じ嫌な経験をしたとしても、感じ方が変わってきます。
影響の受け方が違ってきますよ。
もし、嫌な空気を感じたら、思い出してやってみてくださいね。
みなさんが、少しでも嫌な思いをせずに仕事を楽しんでもらえることを願っています。