『カシスウー論』 ~神楽坂の沖縄料理屋 『天空』編~
こんにちは イイダテツヤです。
第47回『カシスウー論』は、神楽坂にある沖縄料理屋『天空』編です。
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神楽坂下の交差点から神楽坂を少し上ると、左側に牛丼の松屋がある。
松屋的には「牛めしの松屋」というところだろうが、どうでもいいので牛丼と表記しておく。
いずれにしても、その松屋を越えたら、すぐ次の角を左に曲がって、
しばらく行くと沖縄料理屋『天空』が見えてくる。
沖縄料理屋というより、ちょっとオシャレなバーという感じだが、
『天空』という名前を忘れず、「小さな看板をも見逃さないぞ」という思いがあれば、問題なくたどり着けるだろう。
『天空』は神楽坂のお店としては、かなりわかりやすい部類だと思う。
私の場合、神楽坂でどこかのお店へ行こうとすると、
10回に6回くらいは迷うのだが、『天空』へ行くときは割合すんなりと行ける。
地図を見て、じっくり検証した後に、真逆の方向へ歩き始めてしまう私が迷わないのだから、
誰が向かってもまず大丈夫だろう。
私の経験上、たいていの沖縄料理屋にはカシスウーロンがない。
最近は、一般的なカフェやバーに行けば、まず間違いなくカシスウーロンがある。
そのため、メニューを見ずに頼んでも、ほぼ問題なく注文を受けつけてくれるのだ。
ところが、沖縄料理屋でいつものように「カシスウーロン!」と言うと、
「あの、うちはウーロン茶がなくて、さんぴん茶になるんですけど・・・」とかなりの確率で言われる。
私の個人的なデータを振り返るなら、九割以上の確率で「沖縄さんぴん茶攻撃」に遭う。
沖縄料理屋のあのこだわりは、いったいどういうことなのだろうか。
別にウーロン茶だって、さんぴん茶だって、こっちはまったく構わない。
別に構わないんだけど、やっぱり世間ではウーロン茶が浸透しているんだから、
「おとなしくウーロン茶にしておけばいいのに」と私なんかは思ってしまう。
まあ、沖縄料理屋としては「沖縄らしさ」を失ってはいけないんだろうなぁ・・・たぶん。
そもそも、さんぴん茶って、いったいなんだ??
気になって、例によってウィキペディアで調べてみたら、何てことはない、ジャスミン茶のことだった。
中国語ではジャスミン茶のことを「茉莉花茶(モーリーホワツァー)」
または「香片茶(シャンピェンツァー)」と言うらしく、「シャンピェンツァー」が転じて「さんぴん茶」になったという。
どうでもエエわいっ! という情報ですね。
いっそのこと、沖縄料理屋でも
「うちは、シャンピェンツァーしかありませんので、カシス・シャンピェンツァーになるますけど、
カシス・シャンピェンツァーでもよろしいですか?」と言ってくれたおもしろいのにと思う。
そして、「その、さんぴん茶って、どんなお茶ですか?」と客が尋ねたときには、
「まあ、要するに、モーリーホワツァーのことですよ、ハハハハ」なんて店員が言ってくれたら、言うことなしだ。
そりゃまあ、お客さんは怒って帰っちゃうだろうけどさ。
カシスウーロンの看板を背負っている私がこんなことを言ってはナンだけど、
味そのものは、カシスウーロンより、カシス・シャンピェンツァーのほうがすっきりとした口当たりで、
おいしい気がします。
そんなシャンピェンツァーの話はどうでもいいとして、このメルマガ『カシスウー論』も47回を迎えるようになると、
かなりキャラクターが認知されてくる。
そして、なんと今年のバレンタインデーにはカシス入りのチョコレートをもらったのだ。
それも千疋屋の高級チョコレートだ。
千疋屋らしく、イチゴ、桃、マンゴー、カシスという四種類のフルーツを使ったチョコレートで、
よくあるミルクキャラメルくらいの大きさの粒が2つずつ入っていた。
チョコをくれた人も「メルマガのネタになれば」という思いがあったようなので、
あえて値段を聞いてみたら、小粒なフルーツチョコが8つ入って2400円だという。
う~ん、一粒あたり300円だ。
バレンタイン価格とは言え、さすがは千疋屋。
チョコをくれた本人も「もはや、万引き屋だ!」と話していた。
天下の千疋屋も「万引き屋」呼ばわりされるのは心外だろうが、
ある意味「ぼったくり屋」であるとは、私も思う。
親指のツメくらいの小さなチョコが、8つで2400円だから、
まあ、なかなかの「ぼったくり屋」と言えるでしょ・・・
学生のころ、知人のお見舞いへ行くために、何を血迷ったか千疋屋に入ってしまったことがあって、
予算として考えていた2000円では、りんご2個とバナナ数本しか買えなかったという思い出がある。
そのしょぼくれた果物を、豪華なラッピングで病室へ持って行ったときは、さすがに恥ずかしかった。
そのお見舞い品を渡した直後、入院している知人のお母さんが、すぐにりんごを一つむいてくれたもんだから、
千疋屋から来たりんごとバナナは、ラッピングを完全に外され、さらにセコイお見舞いになってしまった。
「せめて、千疋屋というカードだけは一緒にしておいてくれぇ・・・」と私は強く思ったが、
そんなことをわざわざ言うわけにもいかず、高級りんごとバナナの価値は一瞬にして暴落してしまったのだ。
ああ、あのカードに1800円の価値があるのに・・・・
ちょうど同じころ、ある友人がメンズビギのブルゾンを5万円くらいで買い、
ブランドロゴのワッペンが取れてしまったときに「ああ、4万円がぁぁぁ・・・」と半べそをかいていたが、
それとまったく同じ気持ちだ。
私がもらった千疋屋のチョコレートも、大袈裟な箱に入っている割に、
中身はびっくりするくらい小粒で、あっと言う間に食べ終わってしまった。
まあ、その、千疋屋らしいラグジュアリー感があったからこそ、
「メルマガのネタにして欲しい」というチョコをくれた人の思いが見事に達成されたわけです。
いまさら、何を言ってもフォローにはならないでしょうが、
千疋屋のフルーツチョコレートはおいしかったですよ。
一口食べると、口のなかにフルーツの濃い味と風味がふわぁ~と広がって・・・・なんて言っても無駄か・・・
こんにちは イイダテツヤです。
第47回『カシスウー論』は、神楽坂にある沖縄料理屋『天空』編です。
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神楽坂下の交差点から神楽坂を少し上ると、左側に牛丼の松屋がある。
松屋的には「牛めしの松屋」というところだろうが、どうでもいいので牛丼と表記しておく。
いずれにしても、その松屋を越えたら、すぐ次の角を左に曲がって、
しばらく行くと沖縄料理屋『天空』が見えてくる。
沖縄料理屋というより、ちょっとオシャレなバーという感じだが、
『天空』という名前を忘れず、「小さな看板をも見逃さないぞ」という思いがあれば、問題なくたどり着けるだろう。
『天空』は神楽坂のお店としては、かなりわかりやすい部類だと思う。
私の場合、神楽坂でどこかのお店へ行こうとすると、
10回に6回くらいは迷うのだが、『天空』へ行くときは割合すんなりと行ける。
地図を見て、じっくり検証した後に、真逆の方向へ歩き始めてしまう私が迷わないのだから、
誰が向かってもまず大丈夫だろう。
私の経験上、たいていの沖縄料理屋にはカシスウーロンがない。
最近は、一般的なカフェやバーに行けば、まず間違いなくカシスウーロンがある。
そのため、メニューを見ずに頼んでも、ほぼ問題なく注文を受けつけてくれるのだ。
ところが、沖縄料理屋でいつものように「カシスウーロン!」と言うと、
「あの、うちはウーロン茶がなくて、さんぴん茶になるんですけど・・・」とかなりの確率で言われる。
私の個人的なデータを振り返るなら、九割以上の確率で「沖縄さんぴん茶攻撃」に遭う。
沖縄料理屋のあのこだわりは、いったいどういうことなのだろうか。
別にウーロン茶だって、さんぴん茶だって、こっちはまったく構わない。
別に構わないんだけど、やっぱり世間ではウーロン茶が浸透しているんだから、
「おとなしくウーロン茶にしておけばいいのに」と私なんかは思ってしまう。
まあ、沖縄料理屋としては「沖縄らしさ」を失ってはいけないんだろうなぁ・・・たぶん。
そもそも、さんぴん茶って、いったいなんだ??
気になって、例によってウィキペディアで調べてみたら、何てことはない、ジャスミン茶のことだった。
中国語ではジャスミン茶のことを「茉莉花茶(モーリーホワツァー)」
または「香片茶(シャンピェンツァー)」と言うらしく、「シャンピェンツァー」が転じて「さんぴん茶」になったという。
どうでもエエわいっ! という情報ですね。
いっそのこと、沖縄料理屋でも
「うちは、シャンピェンツァーしかありませんので、カシス・シャンピェンツァーになるますけど、
カシス・シャンピェンツァーでもよろしいですか?」と言ってくれたおもしろいのにと思う。
そして、「その、さんぴん茶って、どんなお茶ですか?」と客が尋ねたときには、
「まあ、要するに、モーリーホワツァーのことですよ、ハハハハ」なんて店員が言ってくれたら、言うことなしだ。
そりゃまあ、お客さんは怒って帰っちゃうだろうけどさ。
カシスウーロンの看板を背負っている私がこんなことを言ってはナンだけど、
味そのものは、カシスウーロンより、カシス・シャンピェンツァーのほうがすっきりとした口当たりで、
おいしい気がします。
そんなシャンピェンツァーの話はどうでもいいとして、このメルマガ『カシスウー論』も47回を迎えるようになると、
かなりキャラクターが認知されてくる。
そして、なんと今年のバレンタインデーにはカシス入りのチョコレートをもらったのだ。
それも千疋屋の高級チョコレートだ。
千疋屋らしく、イチゴ、桃、マンゴー、カシスという四種類のフルーツを使ったチョコレートで、
よくあるミルクキャラメルくらいの大きさの粒が2つずつ入っていた。
チョコをくれた人も「メルマガのネタになれば」という思いがあったようなので、
あえて値段を聞いてみたら、小粒なフルーツチョコが8つ入って2400円だという。
う~ん、一粒あたり300円だ。
バレンタイン価格とは言え、さすがは千疋屋。
チョコをくれた本人も「もはや、万引き屋だ!」と話していた。
天下の千疋屋も「万引き屋」呼ばわりされるのは心外だろうが、
ある意味「ぼったくり屋」であるとは、私も思う。
親指のツメくらいの小さなチョコが、8つで2400円だから、
まあ、なかなかの「ぼったくり屋」と言えるでしょ・・・
学生のころ、知人のお見舞いへ行くために、何を血迷ったか千疋屋に入ってしまったことがあって、
予算として考えていた2000円では、りんご2個とバナナ数本しか買えなかったという思い出がある。
そのしょぼくれた果物を、豪華なラッピングで病室へ持って行ったときは、さすがに恥ずかしかった。
そのお見舞い品を渡した直後、入院している知人のお母さんが、すぐにりんごを一つむいてくれたもんだから、
千疋屋から来たりんごとバナナは、ラッピングを完全に外され、さらにセコイお見舞いになってしまった。
「せめて、千疋屋というカードだけは一緒にしておいてくれぇ・・・」と私は強く思ったが、
そんなことをわざわざ言うわけにもいかず、高級りんごとバナナの価値は一瞬にして暴落してしまったのだ。
ああ、あのカードに1800円の価値があるのに・・・・
ちょうど同じころ、ある友人がメンズビギのブルゾンを5万円くらいで買い、
ブランドロゴのワッペンが取れてしまったときに「ああ、4万円がぁぁぁ・・・」と半べそをかいていたが、
それとまったく同じ気持ちだ。
私がもらった千疋屋のチョコレートも、大袈裟な箱に入っている割に、
中身はびっくりするくらい小粒で、あっと言う間に食べ終わってしまった。
まあ、その、千疋屋らしいラグジュアリー感があったからこそ、
「メルマガのネタにして欲しい」というチョコをくれた人の思いが見事に達成されたわけです。
いまさら、何を言ってもフォローにはならないでしょうが、
千疋屋のフルーツチョコレートはおいしかったですよ。
一口食べると、口のなかにフルーツの濃い味と風味がふわぁ~と広がって・・・・なんて言っても無駄か・・・
