『カシスウー論』 ~国分寺のレストラン『HARU DINING』編~


 こんにちは イイダテツヤです。 
 第41回『カシスウー論』は、国分寺にあるレストラン『HARU DINING』編です。

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 国分寺駅を南口に出ると、目の前には五本の道が放射状に伸びている。
 そのうちの右から二本目の道を一分ほど歩いた右側に『HARU DINING』はある。

 オシャレなつくりの一軒家レストランで、
 一階にバーカウンターがあり、二階にはちょっと広めのスペースが確保されている。

 入口の脇にイタリアのサッカーチーム、ACミランのユニフォームが飾ってあるくらいだから、
 まあ、当然イタリア料理の店だ。
 
 ちなみに、ユニフォームはガットゥーゾという選手のもの。

 知らない人のために補足をすると、ガットゥーゾは中盤の選手で、 
 テクニックはあまりないが、とにかく走り回って、相手にガツガツぶつかって、
 相手の攻撃の芽をつぶしまくるというタイプ。

 いわゆる、「汗かき屋」と呼ばれるプレーヤーだ。

 チームに一人は必要な選手だが、
 「おまえがその役をやれ!」と言われたら、「それは、どうかご勘弁を・・・」と言いたくなる役回りだ。

 縁の下の力持ち的な役割を求められ、たいていは地味な選手が多いポジションだが、
 ガットゥーゾは違う。

 ただでさえいかつい顔に、真っ黒のヒゲを生やし、血走った目で、鬼のような形相で走り回るもんだから、
 「汗かき屋」にしては例がないくらい、かなりの人気選手なのだ。

 それでいて、名前がガットゥーゾ。
 要するに、マンガみたいな選手なのだ。

 そんなガットゥーゾのユニフォームを飾っているくらいだから、
 実直で、ガツンと食べ応えのある料理を出してくれるのではないか、
 と私は勝手に想像して、その店に入った。

 だって、繊細で、上品な料理をウリにしたいなら、最初からガットゥーゾなんか飾らないはずだ。

 「好きなお笑い芸人は?」と聞かれて、
 「TIMのゴルゴ松本です」とか、「クールボコの『やっちまったなぁ~』って言う人です」と答えるような人から、
 繊細な料理が出てくるとは思わないでしょ。

 それと同じだ。

 そんなどうでもいいことを思いながら、ランチセット(バスタ、サラダ、飲み物)を注文したら、
 すぐにサラダが運ばれてきた。

 セットのサラダにしては、けっこう大きめで、量も十分にある。
 「さすがガットゥーゾだけあって、なかなかの量だな」なんて勝手に納得して、ひと口食べてみると、
 ドレッシングがめちゃくちゃおいしい。

 おいおい、こんなおいしいドレッシングを出す店なのに、ガットゥーゾのユニフォームはマズイんじゃないの!  
 と思ってしまうくらい、すばらしい味だった。

 ガットゥーゾがおいしいドレッシングを出しちゃいけないってわけではないんだけど、
 ちょっとフルーティというか、何というか、とにかく複雑な味で、それでいておいしいもんだから、
 失礼ながら、私はびっくりしてしまったのだ。

 「このドレッシングなら、店頭のユニフォームをピルロか、デルピエーロに変えたほうがいいんじゃないですか?」
 と本気で言いたかったが、もちろん言わなかった。

 こっちとしては最大の褒め言葉なのだが、
 「なんだ、この客は・・・」とどん引きされるに決まっているので、そこはおとなしくガマンしたのだ。

 その後に出てきたパスタは、まあ、普通においしいという感じだったが、
 繊細で、上品なドレッシングを味わいたい人は、ガットゥーゾの店『HARU DINING』へぜひ行ってみてください。

 そして、勇気のある人は「店頭のユニフォームの件なんですけど・・・」と切り出してみてください。


 さて、毎週スポーツの話をして恐縮だが、 サッカーと言えばつい先日高校サッカー選手権が幕を閉じた。

 結果は、初出場の山梨学院が優勝したわけだが、
 決勝で敗れた青森山田の柴崎という選手のプレーに完全に魅了されてしまった。

 ガットゥーゾとは真逆で、美しく、華麗なプレーをする中盤の中心選手で、
 どうでもいいことだが、顔もガットゥーゾとは正反対の、おだやかで、優しい雰囲気のイケメンだ。

 中村俊輔も、中田英寿も、スターと言えばスターなんだけど、
 やっぱりスターというのは「顔もよくてナンボ」の世界なのだ。

 私がよく知るある女性なんかは、中村俊輔の顔を見るたびに、
 「この人はサッカーが上手でよかったよね」とある意味残酷な、それでいて女性らしいことを言う。

 同じ意味で、松井秀喜も野球が上手で、ホントによかった・・・・と私は心から思う。

 ビーチバレーの浅尾美和みたいに、ルックス先行で、実力はイマイチみたいのも困るけど、
 「スポーツ選手はプレーがすべて」ってわけにはいかないのだ。

 名波(以前、ジュビロで活躍した選手)の引退試合に出場して、
 自分の出番が終わると、さっさとスーツに着替えていたキング・カズもどうかとは思うけど、
 「スターである限り、ルックスを無視しちゃいけないよ」と伊達男は教えてくれる。

 その点、青森山田の柴崎はスターの素質十分だ。

 冷静で、視野が広く、正確なプレーをするスタイルから、
 準決勝の解説に来ていた都並さんは「リトル・遠藤」(ガンバの遠藤)と称していたが、
 スター性(あるいは、ルックス)という点では、すでに遠藤を大きく引き離している。

 17歳以下のワールドカップなどには日本の中心選手としてすでに出場していて、
 その世代ではかなり有名な選手なので、ちょっとでもサッカーに興味がある人は、
 ぜひとも柴崎に注目して欲しい。 

 スポーツ選手のルックスと言えば、
 以前、日比谷のホテル「ザ・ペニンシュラ」にロビーで、元バレーボール選手の益子さんとすれ違ったけど、
 あの人は、ホントにきれいだった。

 バレーボール選手というと、若いうちは「プリンセス なんたら」なんてもてはやされても、
 知らないうちにどんどんブサイクになるという悲しい宿命を背負っているものと思っていたが、
 益子さんの美しさはまるで衰えていなかった。

 あれは確実にスターの輝きだった。

 ホテルのロビーつながりで言えば、
 年末の「笑ってはいけないホテルマン」に登場した前田美波里さんの歌とダンスの輝きも、
 スターそのものだった。

 こんなことをくどくど書いていると、
 「スポーツの話ばっかりしてないで、カシスーロンを飲めよ!」
 と何人もの人につっこまれそうだが、年明けはどうしてもスポーツ三昧になってしまうんだよね。

 まあ、前田美波里はスポーツ選手じゃないけどさ・・・・
 それにしても「エンドレ~」のくだりは最高だったなぁ・・・
 よく考えてみたら、「美波里」って凄い名前・・・「ビバリ」って・・・




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