ミニマリストチックな生き方をしていますが、


ものが少ない≠ミニマリスト


ということを強く言いたいです。ものが少ないと確かに人からは「ミニマリストみたい」と言われます。しかしひたすらにものが少ないだけの人はただのものが少ない人です。


ミニマリズムは生き方です。なので自分にとってのミニマリズムとは一体なんなのかは考えさせられます。以前にも話しましたが、私にとってのミニマリズムは自分を守る手段です。そんな私が日頃どんな思考で生きているのかを今日は考えます。


考えたところ大きくは3つあります。


  ①【快】か【不快】の2択で即決

以前何かの本で読んだのですが、人は快か不快かの2択でしか物事を捉えられないそうです。快・不快とは言い換えると【good】か【bad】です。これはもしかしたら一番意識している考え方かもしれません。いいねと思ったら行動しますし、んーと思えば無視します。無視というか、何も行動を起こしません。全ての決断をこの考えに基づいて行なっているわけではないですが、初めに感じたことは大切にしています。家具にしても服にしても食にしても、いいなと思えないものは絶対に買いません。また人からの誘いや職場の飲み会なんかも気を遣うことなく楽しく過ごせそうと思えない限り迷うことなく断ります。この考え方は今の私には必須です。自分を守るためのミニマリズムとはこの考え方がほとんどな気もします。いかんせん人を信じていませんから。


一点補足すると、時間とともに考えが変わり買ったものを手放すことはあります。私も人間、考え方が変わることもあるのです。


  ②とにかく楽することを考える

私は基本的に楽をしたがる人間です。学生時代は夏休み等の宿題を初日に全て終わらして残りは遊びほうける生活でした。これも全ては楽をしたいからです。生まれつき楽したがる性格のようです。どうすれば自分が楽に感じるか、手間を省けるか、何事にもおいてもこの考え方をしています。掃除を毎日するのも楽したいからです。汚れが溜まってからやる方が大変です。我が家では年末大掃除はしません。日頃掃除をしているので不要なのです。つまり楽出来ているのです。ものが少ないからそこまで掃除する必要がないってのもありす。ものの少なさも結局楽したいが故です。


  ③結局何を求めているのかを考える

これは主には仕事における思考です。なんですが、前職のことはあまり話したくないので私生活における他の例えでいきます。


私は楽したがり人間であると同時に、あまりこだわりのない人間でもあります。と言うか求めているものさえ満たせればそれでいいという考えです。例えば食器。四角いお皿や丸いお皿、浅いお皿や深いお皿など色々おしゃれなお皿がありますが、結局は食べ物をのせるもの。食べ物がのればOKです。なので茶碗に米以外を入れても何一つ問題ありません。もう一度言いますが食器は結局のところ食べ物を入れる、のせるもの。食べれるのであれば形状も色も何も問いません。目的の達成に直結しないことは考えたくありません。こだわりがなくても生きられるというのは私の価値観の一つです。


あともう一つあります。賛否両論あるかと思いますが、私は実家の家族や友人と会う時の手土産(食べ物を想定)は超適当に選びます。私の思う手土産の存在意義は、会いたかったよという気持ちを乗せるための手段にすぎないということです。というのも、いくら親族や友人といえど他人です。何が好きで何を求めているかなんて分からないじゃないですか。それよりも、楽しみにしてたよって気持ちの方が大事だと思うんですよね。手土産を選ぶ過程こそが相手を思うってことやろ!と言われればそういう側面もあるのかもしれませんが、手土産を選ぶ時って相手のことそんなに考えなくないですか?考えることとしては、日持ちするかなーとか、相手の地域にもあるお店かなーとか、人数分の個数入ってるかなーとかぐらいじゃないですか?他人の好みとか見た目とかいちいち考えてたら選べません。それに、手土産に対してケチつける人はまずいません。もれなくありがとうって言葉が返ってきます。個人的な意見として、手土産に求められていることは味や見た目ではありません。あくまでも手土産は気持ちを乗せるだけのものだと思っています。なので手土産は正直なんでもいいです。ただし妻や子どもに対してはまた話が変わります。





という感じで3つ紹介しました。


この3つは今の私の軸と言えそうです。2つ目の楽したい思考は趣味には適用されません。楽したい趣味ってそれ趣味ちゃうやんって話です。楽しいと楽は別物ですからね。


ミニマリストと呼ばれる人は大勢います。似た思考のミニマリストがいれば真逆の思考をするミニマリストもいます。そもそも思考に正解はないと思いますので、様々な思考パターンがあっていいと思います。


以上、私のミニマリスト的思考でした。